アジア人同士で、深刻化するメイド虐待と悲惨な顛末
インドネシアからのメイドを虐待した挙句餓死させたとして、マレーシア人の夫婦にこのたび絞首刑が言い渡された。2011年6月マラヤ大学メディカルセンターに搬送された26歳のメイドは体重が26㎏しかなく、背中や腕、おでこに青痣や引っかき傷があった。
その三年前、メイドとして働き始めた彼女の体重は46㎏だった。しかしその後、コンスタントに食事を与えられていなかったことが判明した。この事件は何百万というインドネシア、フィリピン、カンボジア等からの出稼ぎ労働者たちを震撼させた。

アジアや中東に出稼ぎに行った人々が恐ろしい拷問にあったり、殺されたりするケースが後を絶たない。2012年カンボジア人のメイドを餓死させたとして、やはりマレーシア人の使用者が24年の禁固刑を受けている。
3月6日、インドネシア人のメイドに7ヶ月食事を与えず20㎏も体重を減らさせただけではなく、身体的虐待も加えていたとの罪でシンガポールのカップルが有罪になった。富は人を悪魔にするのだろうか。

尚、インドネシア人のメイドが虐待を受けて働くことができなくなり帰国したケースに危機感を感じた香港当局は、メイドの安全が保障されているか監視を強めると発表した。香港でもねえ……
マレーシアでは、最低週に1日はメイドに休みを与え、給料を二倍の700リンギ(役二万円)にすることを決めたが、守られているかは不明だ。同国には40万人の女性出稼ぎ労働者がいるが、その半数は正規の労働許可証を持っていない。
一方、若いインドネシア人メイドがマレーシア人の女主人を42回もナイフで刺した罪で裁判を受けている。42回という数字に憎しみの深さが感じ取れる。アジア人は優しいというイメージが大きく崩れ去る現実に胸が塞がれる思いだ。

その三年前、メイドとして働き始めた彼女の体重は46㎏だった。しかしその後、コンスタントに食事を与えられていなかったことが判明した。この事件は何百万というインドネシア、フィリピン、カンボジア等からの出稼ぎ労働者たちを震撼させた。

アジアや中東に出稼ぎに行った人々が恐ろしい拷問にあったり、殺されたりするケースが後を絶たない。2012年カンボジア人のメイドを餓死させたとして、やはりマレーシア人の使用者が24年の禁固刑を受けている。
3月6日、インドネシア人のメイドに7ヶ月食事を与えず20㎏も体重を減らさせただけではなく、身体的虐待も加えていたとの罪でシンガポールのカップルが有罪になった。富は人を悪魔にするのだろうか。

尚、インドネシア人のメイドが虐待を受けて働くことができなくなり帰国したケースに危機感を感じた香港当局は、メイドの安全が保障されているか監視を強めると発表した。香港でもねえ……
マレーシアでは、最低週に1日はメイドに休みを与え、給料を二倍の700リンギ(役二万円)にすることを決めたが、守られているかは不明だ。同国には40万人の女性出稼ぎ労働者がいるが、その半数は正規の労働許可証を持っていない。
一方、若いインドネシア人メイドがマレーシア人の女主人を42回もナイフで刺した罪で裁判を受けている。42回という数字に憎しみの深さが感じ取れる。アジア人は優しいというイメージが大きく崩れ去る現実に胸が塞がれる思いだ。
