先日『大統領の執事』を観たとき、白人が黒人奴隷を犬のように撃ち殺すシーンを見て吐きそうになった。今度の『それでも夜は明ける』は、その残酷さがヒートアップしているだろう。

実話だと思うと、空恐ろしい。白人が悪魔のように思えてくる。絶対権力は絶対腐敗するの典型で、最早人間には見えなかった。たまたま、『奢れる白人と戦うための日本近代史』という本を読んでいる。なかなか面白い。
今、日中韓で争っているのは欧米から見たら一体どのように映っているのだろう。有色人種同士の醜い争い……? 3カ国とも一息入れる時期だと思うが、中国の軍国主義化は現実の恐怖だ。その点、韓国とは和解できる可能性大なんだけど。