産む権利と父が分からない子供の悲しみ
昨日ちょっと気になる番組を見た。一般の精子提供者から手に入れた精子を自分で体内に注入し、妊娠をする女性たちがいるというニュースだ。それらの精子には感染症の疑いがあるかもしれないとのこと。
通常感染症を識別するのには時間がかかるので、半年間冷凍保存させた精子を再度チェックをして提供するのが正式な不妊治療のやり方だ。しかし莫大なお金も時間もかかるので、もっと手軽に精子を手に入れる女性が増えている。

エイズなどの感染症が子供に移る怖さだけではなく、実の父親がただ単なる精子提供者だったと知り、子供が苦しむ可能性が高いというリスクがある。提供者の中には10人以上の女性に提供し、これからも提供し続けるという男性もいる。
子供のできない夫婦で、この方法で妊娠をした場合は、まだ育ての父親がいるので子供も納得しやすい。40歳前になった独身女性が「私にも子供を持つ権利がある」と言って、精子提供を受けた場合、事態はより深刻だ。

私も離婚後1人で男の子を育てたが、二歳で別れた遠いアメリカに住む父親に向ける子供の思慕は深かった。何度か会いに連れて行き、日本に帰ってきたときは積極的に会わせた。それでも、父親が傍にいない子供の悲しみは大きかった。
前のブログに書いたように、女性は先ず結婚相手を見つけてから本格的にキャリアをスタートさせた方が良いとの意見に賛成だ。権利として子供を持ちたいのは分かるが、子供の気持ちを第一に考えないと後で母子で苦しむことになる。

通常感染症を識別するのには時間がかかるので、半年間冷凍保存させた精子を再度チェックをして提供するのが正式な不妊治療のやり方だ。しかし莫大なお金も時間もかかるので、もっと手軽に精子を手に入れる女性が増えている。

エイズなどの感染症が子供に移る怖さだけではなく、実の父親がただ単なる精子提供者だったと知り、子供が苦しむ可能性が高いというリスクがある。提供者の中には10人以上の女性に提供し、これからも提供し続けるという男性もいる。
子供のできない夫婦で、この方法で妊娠をした場合は、まだ育ての父親がいるので子供も納得しやすい。40歳前になった独身女性が「私にも子供を持つ権利がある」と言って、精子提供を受けた場合、事態はより深刻だ。

私も離婚後1人で男の子を育てたが、二歳で別れた遠いアメリカに住む父親に向ける子供の思慕は深かった。何度か会いに連れて行き、日本に帰ってきたときは積極的に会わせた。それでも、父親が傍にいない子供の悲しみは大きかった。
前のブログに書いたように、女性は先ず結婚相手を見つけてから本格的にキャリアをスタートさせた方が良いとの意見に賛成だ。権利として子供を持ちたいのは分かるが、子供の気持ちを第一に考えないと後で母子で苦しむことになる。
