最近母親がわが子を殺すという事件が後を絶ちません。いろいろ悩みがあり、子供を殺して自分もというケースも多いのでしょうが、「それなら自分一人で死んでください」と言いたい。
『9月15日午後4時ごろ、京都市右京区西院のマンションで、6歳と9歳の女児2人が30代の母親に殺された。
14日午後、名古屋市天白区のUR団地で、小学6年(12)長男を、母親(51)がたたいて、ひもで絞めて殺し、無理心中を図った』
子供には子供の未来があるのです。バックパッカーで世界を回ったり、ひょっとしたら芸術家になって多くの人に喜びを与えていたかもしれません。どうして可能性のある、普通なら最愛のわが子を殺すのでしょうか。母親に殺された子供達の無念さを思うと、不憫で不憫でなりません。
私は一人で子育てをしてきましたが、子育てに勝る喜びはなかったと断言できます。例えキャリアウーマンで高い地位を得ていても、この醍醐味を知らずに人生を終っていたらものすごく損をしていたと思います。大変なこともあったけれど、子供と共に、それを乗り越えたときの喜びの大きさは……
世のお母さま方、物事は考え方一つで180度転換します。夫婦関係に悩んでいたら、子供を連れてさっさと離婚すればいいのです、無理心中を図るくらいなら。大人の問題は大人同士で解決しましょう、子供にはアンタッチャブルで。
くよくよ悩んでいるよりも、あちこちへ子供を連れて出かけましょう。子供が小学生の頃、ご近所さんに言われました。「奥さんほど、毎週毎週子供を連れて出かけはる人、今まで会ったことないわ、ハハハ」 ああ、楽しかったわあ、あの頃。数々の子供との思い出は、一生の宝物として心の金庫にしまってあります。