○○行ってみたらあんなとこ

凄い、窓の外に雪が舞っている。大阪市の行く末を憂えるかのように……　さて、今日はちょっと視点を変えてあの国を考えてみます。○○、いってみたらどんなとこ？　はい、スタート。

数年前ゴールデンウィークの直前に海外行きを決意したが飛行機を取るには遅すぎた。かくなる上は船で行けるロシアか韓国に行くしかない。あれこれ調べて、新幹線で博多どんたく中の博多まで行き、高速船でプサンに。



韓国新幹線も含んだ韓国国鉄乗り放題のチケットと込みで高速船の切符を買ったので、さっそく新幹線でプサンからソウルへ。極めて快適。最初の行き先は冬ソナの舞台となったあの島。ソウルで急行に乗り換えて目的の島のある駅に到着。

「駅に荷物を預けるロッカーが無い」と銀行で嘆くと、「大丈夫、預かってあげる」と女性行員がどんと胸を叩いた。島に行くためのボート乗り場まで相乗りタクシーで行った。降りるとき女子学生が「韓国に来てもらったのだから私が払う」と前に立ち塞がった。



旅の終わりに、雨の中をプサン港に向かっていると、その前を通り過ぎた店の、まだ若いオーナーが傘を持って追いかけてきた。「濡れるから、これを差していきなさい」　「日本に帰るので返せない」と言うと、「ノープロブレム」と笑顔に。

○○、行ってみたらあんなとこ、だった……　どなた達が二国間の関係をややこしくしているのでしょうね。