東京 VS 大阪 住みやすいのはどっち
この前東京に行ったとき、通勤ラッシュ時の京王線の急行に、つつじヶ丘から乗り込んだ。前に立っていたので中に入れたが、すし詰め状態の車内に後ろからまだ乗ってこようとする人がたくさんいた。
潰される―― 恐怖を感じた私は逆流して何とか外に逃れ出た。怖い目が並んでいた。東京のラッシュはすさまじい。その数を毎日難なくこなしている鉄道システムが世界で賞賛されているのも頷ける。
大阪のラッシュはそこそこ、東京と比べると楽だ。郊外から通勤していたときも、市内から市内へ地下鉄で通勤していたときも、すごく混んでいてしんどいと思ったことはない。東京の人は毎朝命がけだ。
上品な郊外の街は別として、大阪市内の下町では、服装も気楽だ。模様のあるパジャマで歩いていても、誰もあまり気にしない、と思う。以前北京でパジャマで外出禁止というおふれが下ったが、大阪市はそんな硬いことは言うまい。

現に図書館に猥褻物陳列罪すれすれのオヤジが常連でいるが、図書館の人も遠慮がちに溜息をつくだけ、区役所に言っても「困りますねえ」と笑ってごまかすだけ。
この寒いのに、ついこの前も未だにベリーショートのパンツ(下着っぽい)とねずみ色になったランニングシャツ(下着っぽい)で本棚のまわりをうろついていた。誰も係わり合いになりたがらないので、居心地はいいようだ。
話は脱線しかけたが、同じおばさん族でも東京の人はおしゃれレベルが高いような気がする。それに、パジャマで外を歩ける雰囲気は、絶対にない。例のオヤジを一度東京の区立図書館に放して、対応の差を観察したい。
東京と大阪、気楽なのは圧倒的に大阪、気楽過ぎて身だしなみをあまり構わなくなる、風呂上り濡れた頭で平気でスーパーの蛍光灯の下を歩いたりできる。東京やニューヨークで、そんなことをしたことはない。
東京と大阪、身を引き締め、全てにおさおさ怠りなく目を走らせて暮らすには、東京がいいかもしれない。それにしても、どちらも日本を代表する大都会、これほど違うのは面白い。

潰される―― 恐怖を感じた私は逆流して何とか外に逃れ出た。怖い目が並んでいた。東京のラッシュはすさまじい。その数を毎日難なくこなしている鉄道システムが世界で賞賛されているのも頷ける。
大阪のラッシュはそこそこ、東京と比べると楽だ。郊外から通勤していたときも、市内から市内へ地下鉄で通勤していたときも、すごく混んでいてしんどいと思ったことはない。東京の人は毎朝命がけだ。
上品な郊外の街は別として、大阪市内の下町では、服装も気楽だ。模様のあるパジャマで歩いていても、誰もあまり気にしない、と思う。以前北京でパジャマで外出禁止というおふれが下ったが、大阪市はそんな硬いことは言うまい。

現に図書館に猥褻物陳列罪すれすれのオヤジが常連でいるが、図書館の人も遠慮がちに溜息をつくだけ、区役所に言っても「困りますねえ」と笑ってごまかすだけ。
この寒いのに、ついこの前も未だにベリーショートのパンツ(下着っぽい)とねずみ色になったランニングシャツ(下着っぽい)で本棚のまわりをうろついていた。誰も係わり合いになりたがらないので、居心地はいいようだ。
話は脱線しかけたが、同じおばさん族でも東京の人はおしゃれレベルが高いような気がする。それに、パジャマで外を歩ける雰囲気は、絶対にない。例のオヤジを一度東京の区立図書館に放して、対応の差を観察したい。
東京と大阪、気楽なのは圧倒的に大阪、気楽過ぎて身だしなみをあまり構わなくなる、風呂上り濡れた頭で平気でスーパーの蛍光灯の下を歩いたりできる。東京やニューヨークで、そんなことをしたことはない。
東京と大阪、身を引き締め、全てにおさおさ怠りなく目を走らせて暮らすには、東京がいいかもしれない。それにしても、どちらも日本を代表する大都会、これほど違うのは面白い。
