怖い『究極の恋』、知りたいのは『真実の恋』

今、ラブストーリーを考えている。犯人が誰か最後まで作者にも分からないミステリー小説を書くのは止めて、若い女性が好むテレビドラマのシナリオを書こうとしているのだ。そう、応募するのです。

そこで、恋の研究をしようと思い、『究極の恋』でネット検索をすると怖いものが出てきた。妻子を捨ててフロリダに移り住んだドイツ人医師が、そこで患者として出合った女性を深く愛した。しかし、彼女は亡くなった。

そこで彼は、埋葬された女性の亡骸を墓から家に連れ帰り、医者のスキルを利用して様々な細工を施し、女性の妹に気付かれるまで、七年間一緒に暮らしていた、というもの。究極の愛、と言ってもねえ。怖い。



話変わって、何でもない日常が、誰かに恋をした途端、胸躍るようなワクワク感が身内に溢れた経験ってありませんか。ただ、面食いの人の場合、あまたのライバルがいるので、恋は簡単に成就しない。イライラ感が募るかも。

ルックスのいい男は、あらゆる類の女が放っておかないので、こう言うと何だけど擦れている場合が多い。飛んで火に入る夏の虫にならないように気をつけなくてはいけない。ただ、擦れたのは彼の弱さであって、罪ではない。

ルックスのいい女性は特に、素性の知れない男と付き合ってはいけない。こじれた場合、ストーカーされる可能性が高い。こう考えると、ルックスがいいことが、この複雑な現代では、ある面でハンディキャップになるともいえる。

ソロバンの試験、ＴＯＥＩＣのテスト、新たに始めるビジネス関係のテスト、が近づいている。忙しい。しかし、書くのだ、究極、いや真実のラブストーリーをテーマにした脚本を。そのうち、お茶の間で見ていただくわね、うふふ。


サイゴンのマリア像