『プリティウーマン』に見る愛の形、男が言ってはいけない言葉
サイゴンに行くJALの中で、『プリティウーマン』を日本語と英語版で二度見てしまった。典型的な女性のシンデレラ物語、最も輝いていたときのジュリア・ロバーツとリチャード・ギア、新作に引けを取らない面白さだ。
物語の中で、ギア演じるエドワードが自分の弁護士に、ジュリア演じるリリアンの正体は街の女(娼婦)だと明かすシーンがある。現実の恋でも、彼女が言ってほしくない過去の出来事等を、彼は簡単に男友達に話すということが往々にして起きる。
もし昔付き合っていた彼女がいつの間にか消えていたという経験がある男性諸氏は、胸に手を当てて考えてみよう。何の気なく、彼女の言って欲しくないことを、周囲にしゃべった記憶がないかどうか。

ロデオドライブ(ロサンゼルス)
男女間の深い溝の一つがこれだ。女はセンシティブな生き物、それに比べると男はある意味でがさつな生き物だ。「俺の彼女は街の女だった」などと言う例はほぼゼロだろうが、ともかく余計なことは一切しゃべらない。
エドワードがバラの花束を口に咥えてリリアンの窓辺に登っていくシーンで映画はハッピーエンドを迎えたが、あの後どうなると思う? 大企業のオーナーでカッコいい彼が、ニューヨークに彼女を連れて行き、さて何ヶ月もつかしら。
エドワードが性格の悪い弁護士にリリアンの正体を明かさなければ結婚もできたでしょうが、奴が既にニューヨーク中に「エドの彼女は街の女だった」としゃべりまわっているはず。覆水盆に帰らず、が身に沁みるエドワード。
でも、素敵な彼に恋されて、本来の輝きを取り戻したリリアン。仕事をしながらニューヨーク市立大学で勉強をして、過去を吹っ飛ばすような未来を手にいれるでしょうよ、男無しで。やっぱ、ハッピーエンドだ。

セントラルパーク(ニューヨーク)
物語の中で、ギア演じるエドワードが自分の弁護士に、ジュリア演じるリリアンの正体は街の女(娼婦)だと明かすシーンがある。現実の恋でも、彼女が言ってほしくない過去の出来事等を、彼は簡単に男友達に話すということが往々にして起きる。
もし昔付き合っていた彼女がいつの間にか消えていたという経験がある男性諸氏は、胸に手を当てて考えてみよう。何の気なく、彼女の言って欲しくないことを、周囲にしゃべった記憶がないかどうか。

ロデオドライブ(ロサンゼルス)
男女間の深い溝の一つがこれだ。女はセンシティブな生き物、それに比べると男はある意味でがさつな生き物だ。「俺の彼女は街の女だった」などと言う例はほぼゼロだろうが、ともかく余計なことは一切しゃべらない。
エドワードがバラの花束を口に咥えてリリアンの窓辺に登っていくシーンで映画はハッピーエンドを迎えたが、あの後どうなると思う? 大企業のオーナーでカッコいい彼が、ニューヨークに彼女を連れて行き、さて何ヶ月もつかしら。
エドワードが性格の悪い弁護士にリリアンの正体を明かさなければ結婚もできたでしょうが、奴が既にニューヨーク中に「エドの彼女は街の女だった」としゃべりまわっているはず。覆水盆に帰らず、が身に沁みるエドワード。
でも、素敵な彼に恋されて、本来の輝きを取り戻したリリアン。仕事をしながらニューヨーク市立大学で勉強をして、過去を吹っ飛ばすような未来を手にいれるでしょうよ、男無しで。やっぱ、ハッピーエンドだ。

セントラルパーク(ニューヨーク)