失われた『清潔な国』の看板
2020年の東京オリンピックの招致活動に差しさわりが生じるとの理由で、放射能汚染水の垂れ流しを防止する審議が国会で先延ばしになった。本末転倒も甚だしい。世界の海に汚染水を垂れ流しているような国に、オリンピックを開催する資格はない。
自民党一党独裁政権の悪しき習性が垣間見えてきた。批判勢力が弱いと、民意がないがしろにされる政策が行われる。迷走した民主党だが、その言動に尊敬のできる政治家が何人もいる。(自民党は個別の政治家の顔が見えない)
だから二大政党制が必要なのだ。勝手なことをしていると次の政権を奪還されてしまうという緊張感が、民意を汲んだ政治へと導く。今の東京都も何やら心もとない。都議会の大半を与党が占め、都知事も副知事時代の魅力を失いつつある。
こんな危機的状況を座視したまま、果たして東京オリンピックをする必要があるのだろうか。何より悲しいのは、『清潔な国日本』のイメージが、汚染水の垂れ流し及びそれの放置により失われてしまったことだ。人類史に残る汚点だ。

自民党一党独裁政権の悪しき習性が垣間見えてきた。批判勢力が弱いと、民意がないがしろにされる政策が行われる。迷走した民主党だが、その言動に尊敬のできる政治家が何人もいる。(自民党は個別の政治家の顔が見えない)
だから二大政党制が必要なのだ。勝手なことをしていると次の政権を奪還されてしまうという緊張感が、民意を汲んだ政治へと導く。今の東京都も何やら心もとない。都議会の大半を与党が占め、都知事も副知事時代の魅力を失いつつある。
こんな危機的状況を座視したまま、果たして東京オリンピックをする必要があるのだろうか。何より悲しいのは、『清潔な国日本』のイメージが、汚染水の垂れ流し及びそれの放置により失われてしまったことだ。人類史に残る汚点だ。
