ヒラリーへの攻撃、それほど怖いのね

アメリカの共和党が2016年の大統領選挙を睨んでヒラリー・クリントンに対するみっともない攻撃を始めている。それは「ヒラリーは年を取りすぎている」というもの。彼女の目の周りの隈や顔の皺をあげつらい、パンツルックを嘲笑したりもしている。

確かにオバマ大統領は46歳で大統領に選ばれた。ヒラリーの夫のビル・クリントンも同年で大統領になった。共和党は40代50代前半の候補者を既に準備し、ヒラリーとの年の差を強調している。

確かにヒラリーは共和党にとって強力なライバルになる。ビル・クリントンが日本に来たとき、時の首相（Who?)に"Who are you?"と聞かれて「ヒラリーの夫です」と答えた話は有名だ。

ヒラリー・クリントンは国務長官として世界を駆け回り、遺憾なくその実力を発揮した。女性としても良き母良き妻（夫があんなことをしても赦した）であり、弁護士時代は子供の育成に力を注いだ。人間的に信頼できる。

ところで、日本でどうして強力な女性の政治家が出ないのかしら。一説として、女性が女性に投票をしないからだと言われている。今多くの若者がニートや非正規雇用社員、ホームレスになっている。あなたの可愛いお子さんの将来も又危険に晒されているのです。

志のある優秀な女性はどんどん政治の世界に進出して欲しい。地道な草の根活動を通じて、地方議会から国会へと進んでいただきたい。それを女性が後押しする。政治に風穴を開けて、子供たちのために夢のある未来を作るのです。

共和党のおじさんたちがヒラリーの年をあげつらっているのは、それほど怖いと思っているからだ。女冥利に尽きますよ、ヒラリーさん、アメリカ初の大統領の誕生を楽しみにしています。