舌禍の応酬
公人の舌禍が続いている。橋下市長が従軍慰安婦についてコメントし、及び風俗の利用をアメリカ軍の高官に申し入れしたことは、最大の失態である。
『永遠のゼロ』に書かれている多くの海軍兵士が(戦争自体の善悪は抜きにして)どういう思いをして散っていったかを考えると、従軍慰安婦についてのあのような発言は彼らに対する冒瀆でもある。また『永遠に女性を敵に回した』と言っても過言ではない。
なお、市長はアメリカのそもそもの成り立ちが、ピューリタン(清教徒)が自由の天地を求めてヨーロッパから移住してきたのだということをお忘れではないのか。今後何かものを言う前に、周囲の賢人に相談する習慣をつけられたら如何。
また昨日、韓国の中央日報の編集者が書いた原爆についてのコラムは、どのような舌禍も凌駕するものだ。中央日報は、彼の個人的な見解だとコメントしたそうだが、あのおぞましい記事を載せた責任はもちろん同紙にもある。「人間としての恥を知れ!」と叫びたい。
漁夫の利ではないけれども、猪瀬都知事の舌禍が話題になったことも、既に遠い記憶のような気がする。『もともとオリンピックは(今の世界情勢を考えて)トルコにいくことになっているのだから、猪瀬都知事が何を言おうと関係なかった』という記事を某週刊誌が書いていた。
そうだとすると、オリンピック委員会が視察にきて、税金を使って必死でおもてなしをするのもどうなのかしらね。世界は謎に満ちている。でも最後に一言、知事にしても市長にしても、ただのおじさんではないのだから、口には大いに気をつけて。

『永遠のゼロ』に書かれている多くの海軍兵士が(戦争自体の善悪は抜きにして)どういう思いをして散っていったかを考えると、従軍慰安婦についてのあのような発言は彼らに対する冒瀆でもある。また『永遠に女性を敵に回した』と言っても過言ではない。
なお、市長はアメリカのそもそもの成り立ちが、ピューリタン(清教徒)が自由の天地を求めてヨーロッパから移住してきたのだということをお忘れではないのか。今後何かものを言う前に、周囲の賢人に相談する習慣をつけられたら如何。
また昨日、韓国の中央日報の編集者が書いた原爆についてのコラムは、どのような舌禍も凌駕するものだ。中央日報は、彼の個人的な見解だとコメントしたそうだが、あのおぞましい記事を載せた責任はもちろん同紙にもある。「人間としての恥を知れ!」と叫びたい。
漁夫の利ではないけれども、猪瀬都知事の舌禍が話題になったことも、既に遠い記憶のような気がする。『もともとオリンピックは(今の世界情勢を考えて)トルコにいくことになっているのだから、猪瀬都知事が何を言おうと関係なかった』という記事を某週刊誌が書いていた。
そうだとすると、オリンピック委員会が視察にきて、税金を使って必死でおもてなしをするのもどうなのかしらね。世界は謎に満ちている。でも最後に一言、知事にしても市長にしても、ただのおじさんではないのだから、口には大いに気をつけて。
