初めての映像翻訳の楽しさと難しさ
初めて映像翻訳をした作品が渋谷のアップリンクで2月18日(月曜日)7時から上映されます。東京方面で時間のある方、是非覗いてみてください。
映画『死にたすぎるハダカ』はモントリオールファンタジア国債映画祭に出品され、悲惨ないじめをテーマに現代の病巣を暴きつつ、かつクスッと笑える後味の良い作品に仕上がっています。
UPLINK @uplink_jp 05 2月
"21世紀の青春像は、こんなにも切なくて、痛々しいのか。アベラヒデノブはまぎれもなく、次代のトップランナー集団にいる"―原一男(映画監督)|『死にたすぎるハダカ』待望の東京凱旋上映、2/18(月)開催! ご予約・詳細はこちらから→ uplink.co.jp/event/2013/7038
映像翻訳はなかなか挑戦甲斐のある仕事でした。改めて戸田奈津子さんの技量の高さを再認識しました。よく外国映画を見ていると、実際にしゃべっている内容と字幕の字ずらが合っていないことがありますが、あれは言葉の裏にある意味を読み取って巧みに文字にしているからです。
例えばブルース・ウィリスがあの顔で、"Oh my god!"と叫んだとします。そのまま「おお、神よ!」と訳すと、たちまち白けるけど、「何だこりゃ!」と字幕が出ると場面にピッタリ! でも、初めての映像翻訳者は一応原文どおりに、先ず訳してみました。
その後の監督の注文のうるさかったこと。「この場面のニュアンスが出ていない」「この日本語じゃ何のことか分からない」「BGMの歌の訳文が硬すぎるし、良さが伝わらない」等々……
『何かを真剣に創る人というのは、その作品に息を吹き込むことにこんなにも一生懸命になるのだろうか』と、まだ動物の童話で奨励賞をもらっただけの私は脱帽。
外国小説の翻訳がまずいと最初の数行を読んだだけで買うのを止めることができますが、映画はそうはいきません。映像翻訳は真剣に向き合うと、やりがいのある楽しい仕事だともいえます。映画に別の命を吹き込むのですもの。
主演も兼ねているので、この高校生役が監督です。
映画『死にたすぎるハダカ』はモントリオールファンタジア国債映画祭に出品され、悲惨ないじめをテーマに現代の病巣を暴きつつ、かつクスッと笑える後味の良い作品に仕上がっています。
UPLINK @uplink_jp 05 2月
"21世紀の青春像は、こんなにも切なくて、痛々しいのか。アベラヒデノブはまぎれもなく、次代のトップランナー集団にいる"―原一男(映画監督)|『死にたすぎるハダカ』待望の東京凱旋上映、2/18(月)開催! ご予約・詳細はこちらから→ uplink.co.jp/event/2013/7038
映像翻訳はなかなか挑戦甲斐のある仕事でした。改めて戸田奈津子さんの技量の高さを再認識しました。よく外国映画を見ていると、実際にしゃべっている内容と字幕の字ずらが合っていないことがありますが、あれは言葉の裏にある意味を読み取って巧みに文字にしているからです。
例えばブルース・ウィリスがあの顔で、"Oh my god!"と叫んだとします。そのまま「おお、神よ!」と訳すと、たちまち白けるけど、「何だこりゃ!」と字幕が出ると場面にピッタリ! でも、初めての映像翻訳者は一応原文どおりに、先ず訳してみました。
その後の監督の注文のうるさかったこと。「この場面のニュアンスが出ていない」「この日本語じゃ何のことか分からない」「BGMの歌の訳文が硬すぎるし、良さが伝わらない」等々……
『何かを真剣に創る人というのは、その作品に息を吹き込むことにこんなにも一生懸命になるのだろうか』と、まだ動物の童話で奨励賞をもらっただけの私は脱帽。
外国小説の翻訳がまずいと最初の数行を読んだだけで買うのを止めることができますが、映画はそうはいきません。映像翻訳は真剣に向き合うと、やりがいのある楽しい仕事だともいえます。映画に別の命を吹き込むのですもの。
主演も兼ねているので、この高校生役が監督です。
