最近のギャラップ調査で、「どの国でも、幸福度は収入によって上昇する」ことが分かった。言いかえれば、「金銭で幸福は買える」ということが証明されたのである。
研究により、一人当たりの各国の実際のGDPと、それらの国家の市民の「幸福」度には「強い相関性」があるということがハッキリした。
相関性は因果関係ではないので、データはまさに反対にも解釈される: 幸福は富を作り上げる、つまり幸福と富は一サイクルであるということ。
もし今、自分や家族のために、富および幸福の両方を手に入れたいと仮定する。それには2つのアプローチがある: 幸福になるために裕福になるのを待つか、あるいは今より幸福になり、その結果多くの富を手に入れるか。
今日の経済状況では、富を蓄積するには時間がかかる。一方、自分を幸福にしてくれるものにより多くの注意を払うことにより、幸福の量は数分以内に増やすことができる。つまり、幸福から始める方が早いのだ。
このことを念頭において、自分を幸せにしてくれる10の事柄に目を向けてみよう。
1. 命 生きているということだけで、ミラクルなのだ。忘れてはならない。
2.健康 健康でいられることが如何にすばらしいことかを再認識する。
3.目的 自分の行動が世界をより良いものにしていると自覚することほど、幸福にしてくれるものは無い。そのためには何をすればいいか。
4.友情 殆どの人が友人を持っている。しかし途切れてしまった友情もあるはず。取り戻すには、ほんの数分あれば足りる。
5.家族 家族と良い関係を保つことは、深い幸せを得ることに繋がる。
6.自立 自ら着手した事をやり遂げるために、自分自身を頼りにすることができるという安心感は、静かだが強力な幸福感を生み出す。
7.コミュニティ(共通の利害を持つ社会、団体、グループ)
コミュニティのサポートを受けることは、自分自身も大きな何かの一部だということを感じさせてくれる。
8.感謝 自分が持っていない、手の届かないところにある何かに焦点を当てるより、自分の今の生活の中にある素晴らしいものに感謝すること。
9.笑い 笑いの無い人生は惨めだ。笑うことは薬以上の効用を現す。笑いは人生を豊かにする最高のフレーバー。
10.愛 これについては説明はいらない。
命があり、健康でいられるだけで感謝の気持ちを忘れないようにすれば、もっと謙虚になれるような気がする私。社会貢献も目的の一つにしなくっちゃ。Let's become rich by happiness!