イギリスの新聞で結婚相手を募集した日本女性

以前の同僚ののけぞるような話……　一年だけイギリスに英語留学に行ったが、アッという間に日本に帰る日が近づいてきた。それなりの日々だったけど目覚しい何かは得られなかった。

そこで、彼女はイギリスの新聞に募集広告を載せた、それも結婚相手の。かなりの人数の応募があった。その中で数人に絞り込み、面接をした。その結果、グラフィックデザイナーの男性と意気投合し、結婚をした。

二人で日本旅行に来たとき、大阪に寄ってくれた。夜景の見えるレストランで、最終審査に残ったご主人と三人でディナーを食べた。物静かで優しそうで、インテリのイギリス人だった。

ちょっとした創意工夫で素敵なご主人との結婚生活を手に入れた彼女。子供にも恵まれ、うっとりとするくらい美しい郊外の街で幸せに暮らしている。

今、結婚をしたくてもできない女性が増えている。こう言うと何だけど、いい男は若いうちから誰かのものになっていてお呼びではない。そしてまた、あまり結婚に乗り気でない男性が増えているのも一要因。

正社員になれない若い人が増大しているのも結婚率の低下に繋がっている。でも実際問題、四の五の言って選べるのも幾つ迄かしら。

ここは一つ、国内外を問わず、視点を変えて思い切って結婚に飛び込んでみたらどうだろう。学歴や身長、そして家のこととかを重要視しない。どうせ皆死ぬのだから、生きているうちが華なのだから、やってみなきゃ損、損。

フィーリングが合って楽しく暮らせそうな人を選ぶのが一番。あまりお金がなくても共稼ぎをすれば、それなりの暮らしはできるはず。

迷いそうになったら思い出してみて、私の元同僚の果敢な行動を。愛に国境は無い。