子育て支援パワフル女性ネットワークのススメ

６日午後、埼玉県三郷市のアパートで３５歳の母親と８歳の男児及び６歳の女児が死亡しているのが見つかった。母親は首をつった状態で、子ども２人には首を絞められた跡があることから、警察は母親が無理心中を図った疑いがあるとみて調べている。

この部屋には母親と子ども２人の３人が暮らしていて、６日母親が自殺をほのめかす内容の連絡を、自分の母親にしていたとのこと。

一方、京都市右京区の愛宕山（９２４メートル）の山頂付近にある愛宕神社に行くと言って出掛けた母親（３５）と子供３人が遭難したとみて捜索をしていたところ、７日午前９時１５分ごろ登山口付近で４人を発見、全員無事とのニュースが流れた。

行方不明となっていたのは右京区に住む母親と小学３年の長女（９）、小１の長男（７）、次女（３）。母親は、落ち葉をかき集め、子供を抱いて寒さを凌いだと話した。

偶然同い年の母親が、一方は子供を無理心中の道連れにし、もう一方は寒い山中で、必死で子供を守っていた。
亡くなられた方には酷なようだが、無理心中だけは止めていただきたかった。なす術もなく未来を葬り去られた子供の無念さを思うといたたまれない。

この種の悲劇を防ぐために、精神的に追い詰められている母親をいち早くキャッチして、子供を守るという体制を整えられないものだろうか。子育てを終えて、もの足りない思いをしている元気のいいおばちゃんやおばあちゃんを活用して、子育て支援ネットワークを作るのはどうだろう。

お母さん方も肝っ玉を太くユーモアのセンスを発揮し、たくましく子供を育ててほしい。子供はすぐに大きくなるので、着せている服と同様、あなたの置かれている状況は刻々変わるのです。子育てを楽しまないと、本当に損。

まだまだ活かされていない日本の賢くしたたかな女性パワー。官民一体で前向きに子育て支援パワフル女性ネットワークの構築を進めていただきたいと切に願う。このブログ新内閣に届くかな。