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人生でやり残した二つのこと

人生でやり残したことが二つある。一つは筏を作ってアマゾン川を下ること。一緒に行こうと約束した相手はカナダの富豪の息子。話せば長い物語。

ニューヨークに住んでいたとき、サハラ砂漠の赤い絵を見るためにアフリカに行った。パリでアルジェ往復の飛行機の切符を買って、明日は出発という夜。

パリ駅の近くで道に迷ってうろうろしていると、後ろからきたハンサムな少年が声をかけてきて、道を教えてくれた。お礼を言うと「モントリオールから来ました。フランス語ができてもパリでは寂しい。少しお話できませんか」

駅の近くのカフェで私はビール、彼はカフェオレを飲みながら話した。「父と一緒にパリに来たけど、実業家の父は遠くに出かけた。父の友達の家のマンション(豪邸)に一人で泊まっている。そこには、巨大な蛇がいるので、よかったら見に来ませんか」 エッ、大蛇、ウワッ、四次元的。でも……

面白そうだけど、明日アルジェに飛ぶので行けないと言うと、目を輝かして言った。「僕も行きたい、アフリカに」 その途端感じた、この子は同じ種族だと。

別れるとき、以前から考えていた計画を彼に話した。「ニューヨークに戻ったら何人かでアマゾン川を手製の筏で下りたいと思っているの。参加する?」力強い返事が返ってきた。「もちろん、必ず連絡して」

結局、サハラに行ったけど、予定のルートからの赤い絵を見るツアーは中止されていて、見ることができなかった。これがやり残したことの二つ目。

ニューヨークに帰ると忙しく、アマゾン川の筏下りの話は現実感を失った。気が重かったけど、モントリオールに住むパリで出会った少年に電話をした。

開口一番、「アマゾン川の筏はいつ作るの」との質問。「とうぶん無理そう」と言うと、がっかりした声で「どうして?」 あの時、私の青春は終わった。

体が二つあったならと時々考える。一つの体は常識に沿わせ、もう一つの体は自由奔放に旅をさせる、ワンピースの主人公のように。

やり残した二つのこと、今からでも遅くはない。別のアプローチから攻めていきたいと思っている。だって人生はこれっきりしかないのだもの。

パリ(野獣の銅像)small
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海 夏碧

Author:海 夏碧
自分の足で歩き回った国は60ヶ国以上、ニューヨークとLAで会社勤めを経験。一人で子育てをしながら、外資系の会社の管理職を歴任。アイスバーンを運転してスキー場に行き、タンクを背負ってサンゴ礁を遊泳。目下、楽しめる起業を模索中。


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