子供の教育にお金をかけるほど、子供はニートになりやすい
日本新華僑報の中国人編集長がブログに記載した『日本でニートが増加、親の教育観念の見直しが必要』と題した記事は、まさに日本の現状を云い得て妙。以下はその概要。
日本では、もし1人の子供が小学校から大学まで私立の学校に入学すると、全部で3750万円の学費が必要になり、2012年に教育費が家計に占める割合は38.6%と過去10年間で最高を記録した。
そのため6割の家庭が「教育費以外の支出を抑える」と答えている。もし小学校から大学まですべて公立の学校に子供を通わせた場合の学費の総額はおよそ950万円で、私立の場合と約2800万円の開きがある。そのため、国公立大学の受験は難関だ。
子供の教育に親がお金をかけるほど、子供はニートになりやすい。お金のことを気にせず、勉強だけをしていなさいと言われ続けてきた子供は、金銭感覚を失うからだ。
ある家庭の40代男性は、『勉強はできるが仕事のできない大人』になり、結局中年ニートになった。数千万円の教育費はすべて無駄になっただけでなく、親はいまだに彼の飲食費やインターネット使用料、携帯電話料金、国民健康保険など毎月5万円を負担している。
この記事を読んでぞっとする親は多いと思う。日本のような学歴社会では、ともかく勉強だけをさせておけば未来はバラ色だと、親は考えがちである。しかし現代の会社生活は過酷だ。
いい大学を出ただけでは、シビアな環境の中で仕事の花を咲かせることはできない。やってやるぞという意気込みがなければ、会社の中でもいじめの標的になり出社拒否に陥る可能性もある。いじめは学校だけではない。
子供に言うせりふを変えよう。「今はお金のことを考えずに勉強をしてちょうだい。でも、大学を卒業したら、必ず返してね」

日本では、もし1人の子供が小学校から大学まで私立の学校に入学すると、全部で3750万円の学費が必要になり、2012年に教育費が家計に占める割合は38.6%と過去10年間で最高を記録した。
そのため6割の家庭が「教育費以外の支出を抑える」と答えている。もし小学校から大学まですべて公立の学校に子供を通わせた場合の学費の総額はおよそ950万円で、私立の場合と約2800万円の開きがある。そのため、国公立大学の受験は難関だ。
子供の教育に親がお金をかけるほど、子供はニートになりやすい。お金のことを気にせず、勉強だけをしていなさいと言われ続けてきた子供は、金銭感覚を失うからだ。
ある家庭の40代男性は、『勉強はできるが仕事のできない大人』になり、結局中年ニートになった。数千万円の教育費はすべて無駄になっただけでなく、親はいまだに彼の飲食費やインターネット使用料、携帯電話料金、国民健康保険など毎月5万円を負担している。
この記事を読んでぞっとする親は多いと思う。日本のような学歴社会では、ともかく勉強だけをさせておけば未来はバラ色だと、親は考えがちである。しかし現代の会社生活は過酷だ。
いい大学を出ただけでは、シビアな環境の中で仕事の花を咲かせることはできない。やってやるぞという意気込みがなければ、会社の中でもいじめの標的になり出社拒否に陥る可能性もある。いじめは学校だけではない。
子供に言うせりふを変えよう。「今はお金のことを考えずに勉強をしてちょうだい。でも、大学を卒業したら、必ず返してね」
