京都で増えたような気がする怒れる年配者、観光客が増えすぎて・・・?

ようやく、例のガイド料の安い(枕詞)9日間のツアーが終わった。東京に3日もいた後日光、そして京都も3日と割と余裕がありそうなツアーだが、一日フリーにしていい日でも、できるだけ多くの場所を効率よく見せてあげたいと思って、毎日ピーターとヤギ達のように出歩いていたので疲れたわあ。
おまけに今回は比較的扱いが難しそうな30代が多く、なかなか思うように動いてくれない。出発時間も遅れがち、すぐに店に入って飲み物を買ったり、アイスを食べたりする。自由人の彼らが京都のバスの中で大声で笑っていると、近くに座っていたおじいさんが私に「静かにさせなさい」と一言。

ついでに私も日本に帰化しているような西洋人のおばさんに怒られたわ。嵐山に向かっているバスの中で運転手にあれこれ聞いていると、日本語で「ちゃんと調べておくのがあなたの仕事でしょ」って。こわ、聞いていたのは効率の良いバスルートについてなのよ、ふん!
それにしても京都では怒れるお年寄りによく出逢った。少し通行を妨げる停まり方をしているバスに向かってものすごい顔で怒鳴っているおじいさん、ディナーの後我がグループが店の前で次に行く場所の相談をしていると、恐ろしい顔でにらみつけて押しのけて通るおじいさん等々。

あの外国人の年配のご婦人とバスの中で「うるさい」と言ったおじいさんも含めて、京都では外国人が増えすぎて、日常生活にも影響をきたし、イラッとしている特に年配者が増えているのではないかしら。今やかっての京都の静謐なイメージが各地区で消滅しつつあるものね。
それにしても、自由人の30代グループ、今朝お別れの時みんなでこそこそしていたと思ったら、キーウィで作ったNZ産の白ワインとOZ産の赤ワインをプレゼントしてくれた、香典袋に書いた寄せ書きとともに。「これは香典袋よ」と言うと一斉にしょげた顔をしたが、すぐに大笑い。今後、日本文化の説明に力を入れなければね。