人生を変えるのは『職場に必要なエクソシスト』的な本ではない
『人生今のままじゃいけない、何とかしなくっちゃ』 と考えるとき、人はハウツー本の類を手にする。『こうすれば貴方も億万長者』などは可愛い口で、『家族は諸悪の根源』『職場に必要なエクソシスト』『いじられないためには』などの本を手にするときは深刻だ。
今のところ、悩むほどの人間関係も無いので、興味半分にその手の本を読んで気付いたことがある。『子供の写真付の年賀状は迷惑だ』と書いた著者には子供がいなかった。よその子の成長を見ながら、我が子の当時を振り返る楽しみもあるのよ。

「群れない」をモットーにしているはずの著者が、「家族の墓に入るより、10人くらいの友人たちと同じ墓に入ろうね」と言っている知人のことを好意的に書いていた。死んだ後も群れるのね、その人たち。オカルト教団のように一斉に死ぬのかなあ。
『知的な家族ほど消滅しやすい(自分の縁者のことが主体)』、と書いている本を読むと、大家族に失礼よね、と鼻でせせら笑ってしまったわ。と、こういう具合に、読み進むうちに馬鹿らしくなって途中で読むのを止めた。勿論心にぐっとくる本もあるが、選ぶのを誤ると時間とお金の無駄だ。

エイヤッと今の状況から抜け出すのに必要なことは、何かを始めること。TOEICを受けて英語を身につける、簿記の二級を狙う、総合旅行主任者の資格を取って好きな旅を仕事にする…… 何かを始めると、悩んでいた人間関係がくだらないことに思えてくるわよ、きっと。
今のところ、悩むほどの人間関係も無いので、興味半分にその手の本を読んで気付いたことがある。『子供の写真付の年賀状は迷惑だ』と書いた著者には子供がいなかった。よその子の成長を見ながら、我が子の当時を振り返る楽しみもあるのよ。

「群れない」をモットーにしているはずの著者が、「家族の墓に入るより、10人くらいの友人たちと同じ墓に入ろうね」と言っている知人のことを好意的に書いていた。死んだ後も群れるのね、その人たち。オカルト教団のように一斉に死ぬのかなあ。
『知的な家族ほど消滅しやすい(自分の縁者のことが主体)』、と書いている本を読むと、大家族に失礼よね、と鼻でせせら笑ってしまったわ。と、こういう具合に、読み進むうちに馬鹿らしくなって途中で読むのを止めた。勿論心にぐっとくる本もあるが、選ぶのを誤ると時間とお金の無駄だ。

エイヤッと今の状況から抜け出すのに必要なことは、何かを始めること。TOEICを受けて英語を身につける、簿記の二級を狙う、総合旅行主任者の資格を取って好きな旅を仕事にする…… 何かを始めると、悩んでいた人間関係がくだらないことに思えてくるわよ、きっと。