昨日は初めて天六(天神橋筋六丁目)にある大阪今昔館に行った。着物を着た男女が江戸時代の大阪の街並みをブラブラ歩いていた。『和装のスタッフが案内役だとは力の入れ方が違う』と感心したが、その人たち全員、中国語か韓国語を喋っていた。
その後、梅田でトンカツ定食を食べて勢いをつけてから大阪城公園の梅林に行った。まだ二割くらいの木しか花を付けていなかったが、大阪城をバックになかなかの風情。抹茶梅茶とゆかり梅茶の試飲をやっていた。次々と手が伸びるが、従業員は忙しくて手が回らない。

私が中に入って、筒の中からどれくらい粉茶を入れたらいいかとお湯の出し方を指導、おまけに新しい茶碗をみんなに渡した。「あ、だめだめ、そんなに入れたら酸っぱいわよ」「抹茶梅茶の方がメッチャ美味しいかも」などと軽口まで叩いて忙しかった。
感謝をされてその場を後にしたが、広い大阪城公園を歩き回って森の宮駅に着いた時は、ヘロヘロに。本当はその後天王寺動物園に行ってジャガーの赤ちゃんを見た後、通天閣の下のジャンジャン横丁で串カツを食べてビリケンさんの頭を撫でる予定だったけど中止。

禁を破ってドーナツを買って家に逃げ帰ってしまったわ。そう、これすべてガイドのつもりで、大阪城の天守閣を見ながら『トヨトミヒデヨシはピーサントに生まれたが、オダノブナガのサーバントになったおかげで、モンキーと呼ばれながらもブシになった』と英語でブツブツやってたのよ。
一人で歩き回っただけでこれほど疲れるのに「もしオオサカジョウのホリを埋めなかったら、トクガワショウグンケはこれほどはびこらなかったと思うか」なんて、ややこしい質問を浴びせかけられたらどないしょ。あ、今2月22日、22時22分。四葉のクローバーを見つけた気分。いいことありそう。