ＢＭＷをゲットするのも夢ではない、ちょっとした努力が人生を変えるのよ！

１２月まで働いていた仕事は10％くらいの人を残して、後の９０％はそこで打ち切りになった。残った人と去る人の間で多少の軋轢はあったが、問題は会社が1月から又別の場所で始まる仕事を打ち切り組に紹介しながら、その仕事がおじゃんになったこと。

受注の都合でそうなったとはいえ、多くの人は待っていた。それが１月も20日頃、中止のメールが回ってきた。私の場合ＥＵの会社に採用されたので、打ち切りになって不幸中の幸いだったが、待っていた人たちで家庭の奥さん以外は相当な打撃だったに違いない。

　　　

今、階層が固定化されつつあると言われている。親の年収が１千万円以上の家庭の子供の大学進学率は、４百万円以下の家庭の子供の大学進学率の倍である。社会に出るとき高卒だけだと非正規雇用になる可能性が高く、そこから抜け出せなくなる。

国公立大学の学費が高いので、昔のように勉強ができたら入学できるというものではない。そこで、固定化から抜け出すには、働きながが大学卒業の資格（ＢＡ）を取ることだ。それと、簿記2級等、役に立つ資格をゲットする。そして、英語。ともかく相手の言うことが分かるようになれば、日常会話はすぐだ。



面倒くさいようだが、未来が変わると思えば、階層の垣根を飛び越えられると思えば、できるはず。私も難しい資格試験には次々と落ちたが、簿記の2級とＴＯＥＩＣと英会話だけで、外資系企業でマネージャー職をゲットできた。今また、面白い仕事のオファーがあった。

使用期間の終わる1か月後、悪口を言って辞めることになるかもしれない。が、それにしても、外資系企業は何ができるかを考慮するので、どういう方法でもいい、単にＢＡがあり、英語が何とかなり、経理なりＩＴなり何か専門があればチャンスをくれる。



継続的なちょっとした努力とやる気で、階層を乗り越えることができる。若くなくても若くても、気付いたときに始めるのが肝心。ウィンドウに飾られたＢＭＷを横目で見ながら自転車を走らせているとき思うわよ、（今の努力を続ければ）ゲットするのも夢ではないって。