モアナ・サーフライダーとかけてピンクフラミンゴと解く
ホノルルの海岸沿いのホテルは素敵だ。ピンクフラミンゴと呼ばれるロイヤル・ハワイアンのテラスでハイティー、シェラトン・ワイキキで夕焼けに染まる海を見ながらカクテルを嗜む。横にはペーパーバックを置いて。
その中でも、お気に入りは真っ白なホテル、モアナ・サーフライダーだった。前回行ったとき、やはり真っ白なウェディングドレスの花嫁がホテルをバックに写真を撮っていた。次に生まれ変わったら私も、なーんて密かに考えちゃったわ。
ちょっとお手洗いにと思い、ドアを開けて中に。すると男子トイレだった。真っ赤になって出てくると、後から出てきた優雅な白いスーツのヤング・ジェントルマンが話しかけてきた。
何事かと振り向くと、その素敵な男性は腰を少し落として、あろうことかズボンの前ジッパーを引っ張るそぶりを見せた後、私のその部分を指差した。
『ヒェー痴漢!』と思いきやとんでもなかった。私のジッパーが下がっていると教えてくれたのだ。
せっかくのロマンチックな来世の想像が台無し。
あれ以来、白いモアナ・サーフライダーを見ると、ピンクフラミンゴになる私。

その中でも、お気に入りは真っ白なホテル、モアナ・サーフライダーだった。前回行ったとき、やはり真っ白なウェディングドレスの花嫁がホテルをバックに写真を撮っていた。次に生まれ変わったら私も、なーんて密かに考えちゃったわ。
ちょっとお手洗いにと思い、ドアを開けて中に。すると男子トイレだった。真っ赤になって出てくると、後から出てきた優雅な白いスーツのヤング・ジェントルマンが話しかけてきた。
何事かと振り向くと、その素敵な男性は腰を少し落として、あろうことかズボンの前ジッパーを引っ張るそぶりを見せた後、私のその部分を指差した。
『ヒェー痴漢!』と思いきやとんでもなかった。私のジッパーが下がっていると教えてくれたのだ。
せっかくのロマンチックな来世の想像が台無し。
あれ以来、白いモアナ・サーフライダーを見ると、ピンクフラミンゴになる私。
