消えゆく風景、流行る『墓友』、よく知らない人からの長ーいメール
近頃、お墓見学ツアーなるもので知り合って墓友になる人もいるらしいが、先日『墓友』というドラマを見て怖くなった。まだ死んでいないのに、何処までもこちらの生活に入り込んでくるのだ。イカレタ現代、あまりよく知らない人とメルアドなど交換すると予期せぬ出来事が起こる可能性が高い。

前のパートで知り合った30代の独身美女から切羽詰まったような長ーいメールがくるので不安になると、知人のおばさんが言っていた。その美女、訴えたいものが心に鬱屈しているのね、きっと。でもそれを、知り合ったばかりの人に訴えるしかないと思うと何だか、ね。
今日は13日、お盆の始まりだ。田舎の家にみんな集まり、ワイワイ賑やかにご先祖様を迎えた日々は遠くなりにけり。父も母も亡くなり、田舎の家は無人化し、都会にいる家族がそれぞれの都合に合わせてお墓参りに日帰りするだけ…… 日本の風景が消えつつある。

ここの所、お墓について考える。海に散骨が理想的だが、先日テレビでお墓業者が言っていた重い言葉、「お墓は自分のためにあるのではありません、残った家族が心の縁(よすが)とする場所です」がずしんときた。そうか、息子とその家族(できるかは未定)のためだな、私の場合。
なら息子は東京にいるので、東京に作らねばならない。都心は賃貸住宅と一緒で高い。でも多摩あたりの寂しい場所に知らない人のお墓に囲まれて眠るのも怖い。そんなことを考えて、墓友なるものが流行るのだろうか。でもよく知らない人と墓友になって未来永劫ご近所というのも考えものよ。


前のパートで知り合った30代の独身美女から切羽詰まったような長ーいメールがくるので不安になると、知人のおばさんが言っていた。その美女、訴えたいものが心に鬱屈しているのね、きっと。でもそれを、知り合ったばかりの人に訴えるしかないと思うと何だか、ね。
今日は13日、お盆の始まりだ。田舎の家にみんな集まり、ワイワイ賑やかにご先祖様を迎えた日々は遠くなりにけり。父も母も亡くなり、田舎の家は無人化し、都会にいる家族がそれぞれの都合に合わせてお墓参りに日帰りするだけ…… 日本の風景が消えつつある。

ここの所、お墓について考える。海に散骨が理想的だが、先日テレビでお墓業者が言っていた重い言葉、「お墓は自分のためにあるのではありません、残った家族が心の縁(よすが)とする場所です」がずしんときた。そうか、息子とその家族(できるかは未定)のためだな、私の場合。
なら息子は東京にいるので、東京に作らねばならない。都心は賃貸住宅と一緒で高い。でも多摩あたりの寂しい場所に知らない人のお墓に囲まれて眠るのも怖い。そんなことを考えて、墓友なるものが流行るのだろうか。でもよく知らない人と墓友になって未来永劫ご近所というのも考えものよ。
