ハメス・ドロリゲスの涙と比べて、月とすっぽん

今日美しい涙を見た。ブラジル戦に敗れた後、コロンビアの若きヒーロー、ハメス・ドロリゲスがはらはらと流した涙だ。ブラジルの選手たちが、それを慰めるという心温まるおまけまで付いた。貰い泣きをしそうになった。ハメスの涙と比べて……

月とスッポンなのが、例の兵庫県議会議員の泣き顔だ。最初見たとき、そのあまりの○○に正視できなかった。しかも、それがカラ出張について質問された答えだったとは。彼の意味不明な発言、大泣きが世界中を駆け巡った。



アメリカヤフーに「訳の分からないことを言いながら、トドラー（よちよち歩きの子）のように泣きじゃくった日本の地方議会議員」と載っていたのを見て穴が掘りたくなった。ついこの前は「信じられないセクハラヤジを飛ばす東京都議会議員」のニュースが世界の顰蹙を買ったところなのに。

議員という人種の民度について深く考えざるを得ない。みっともないだけではなく、地方議会では経理処理は一体どうなっているのだと言いたい。連日あれだけ不明な出張が重なると、会社では即経理から調査が入る。一時が万事、国会の経費処理も心配だ。