金八先生はいない
昨日はひどい一日でAとBの悪いことが二つ起こって相殺し合った、という記事を昨夜書いた。その悪いことの二つ目Bというのは、高校をドロップアウトしてアルバイトをしている16歳の女の子に「通信制でも定時制でもいいので必ず高卒の資格を取るように」と声をかけたのだ。
すると彼女は「勉強は嫌いだから大きなお世話」と言って、聴く耳を持つどころか怒ったのだ。他の人は「学校以外でも学ぶことがあるから」とか、「こういう風になっている子は、親も許しているのだから何を言っても無駄やわ」と言う。

「学校以外でも学ぶことはある」という言葉は残酷だ。中卒の資格しか持っていない自分の子供に、同じことが言えるだろうか。「言っても仕方ないわ」と言うのも一理ある、怒るんだから。でも自分の子供だったら目の色を変えて何とかしようとするだろう。

ドロップアウトしかけたり、している子供を救う金八先生はいない、と思って悲しくなった。いっそ高校を義務教育化して、全員に目配りできるようにしたらいいのではないか等と、あれこれ考え続けている。このまま世の荒波に放り出されるのはかわいそうだ。
すると彼女は「勉強は嫌いだから大きなお世話」と言って、聴く耳を持つどころか怒ったのだ。他の人は「学校以外でも学ぶことがあるから」とか、「こういう風になっている子は、親も許しているのだから何を言っても無駄やわ」と言う。

「学校以外でも学ぶことはある」という言葉は残酷だ。中卒の資格しか持っていない自分の子供に、同じことが言えるだろうか。「言っても仕方ないわ」と言うのも一理ある、怒るんだから。でも自分の子供だったら目の色を変えて何とかしようとするだろう。

ドロップアウトしかけたり、している子供を救う金八先生はいない、と思って悲しくなった。いっそ高校を義務教育化して、全員に目配りできるようにしたらいいのではないか等と、あれこれ考え続けている。このまま世の荒波に放り出されるのはかわいそうだ。