アトランタとニューヨークの外国人英語学校

ワールドカップでメキシコがカメルーンを下した瞬間上半身裸になって喜ぶサポーターの姿を見て、ラテン系のどえらい勢いに度肝を抜かれた。そして、アトランタのジョージアテック（工科大学）付属の外国人英語コースに通っていた頃を思い出した。

南米から来ている生徒が多く、中でも一次リーグで対戦するコロンビアからの学生が多かった。スペインからの男子学生やドミニカ共和国からの美女も含めたスペイン語圏の結束は固かった、当り前よね同じ言語で話せるのだもの。


アトランタ (トリップアドバイザー提供)

気のいい彼らとは楽しく話ができたし、ドミニカからの女子学生とは個人的にも友達になった。ただ知り合いのメキシコ人家族も含めて、ラテン系の人たちと理解し合うのは育ってきた土台が違い過ぎて難しいのではないかと思った。

大学の前にあるトラベルロッジに泊まって一週間猛勉強をしてからジョージアテックの英語コースのテストを受けたので、6段階の1番上に入ってしまった。日本人は企業から派遣された男性も含めて3人いた。彼らは固すぎて逆の意味で通じなかった。



三か月で卒業して、ニューヨークの英語学校に入った。ここでの主流はドイツ、スイス、北欧などからのヨーロッパ人だった。私は水を得た魚のようになった、彼らとは何の留保も無く話ができたから。あれこれ考えながら見るワールドカップ、楽しみ。