6人の兄弟に10年間性的虐待を受けていた妹

ノースカロライナで気分が悪くなる事件が発覚した。兄弟６人が妹に対して10年間にわたって性的虐待を続けていたというものだ。妹が4歳の時から１５歳になるまでそれは繰り返され、両親は知っていたが見過ごしていたという。

兄弟の1人が教会で懺悔をしたことで事件が発覚し、他の兄弟も次々に自白を始めた。慌てた両親は、妹に話を訊かれるのがいやで、家族はコロラドに引っ越しをした。しかしコロラドの当局者の協力も得て、妹を除く家族全員がノースカロライナ州から起訴された。



反政府を挙げる父親は子供たちを学校へ行かせず、フェンスで囲んだ家の中で極限られた教育を与えていたとのこと。子供たちを学校に行かせて普通の教育を受けさせていたら、こういう事態は起こらなかっただろう。

アメリカでは学校に行かなくても、必要なテスト（SAT、PSAT、ACT や GED など）に合格すると大学に行ける制度が定着している。国土が広く人口密度も低いゆえの処置であろうが、国や州の目の届かないところに不幸な子供がいないかをチェックする必要がありそうだ。