ホラー大賞も狙えそうな、『モンスターペアレントの恐怖』
朝一番にショッキングなニュース。33歳の母親と14歳の息子が、男子生徒が通う中学校で、バスケ部の顧問の男性教諭(26)に、顔や腹を殴る、踏みつけるなどの暴行を加え、1週間のけがを負わせ逮捕された。(MSN産経ニュースウェスト)
息子を止めるべき母親が、一緒になって暴行をするとは、世も末だ。
過去には、園児同士のケンカで、自分の子供が軽い引っかき傷を負ったことに激怒し、つきっきり保育を要求した保護者が、退所後も苦情や非難を続け、女性園長が保育所敷地内で灯油をかぶって焼身自殺した。
また、市立小学校に着任した女性教員が、一部の保護者から深夜に携帯電話に苦情電話をかけられ、連絡帳で人格攻撃されたりした結果、自殺した。
モンスターペアレントの自分の子供にたいする特別要求は異常だ。
自分の子ども専用の教員をつけろ。(集合写真の中で)自分の子供が不利に写っている。遅刻しがちの子どもを担任が迎えに来ない。塾通いで疲れているので、授業中は寝かせておくように。運動会の組体操の位置がよくない。担任をかえろ。方言を話す先生に、標準語を話せ。教諭が体罰を加えたと因縁を付けて金銭を要求(恐喝罪で逮捕)。
こんな親は確信犯的なところがあるので、対処する側は説得不能の恐怖と無力感を抱いてしまうのではないだろうか。モンスターペアレントに育てられた子供が社会に出たら…… 一昨夜ぶつかってきた若者が、誤るどころか怒って行ってしまったとき、ふと感じた恐怖――他人への配慮の病的な欠如。
「既に子育てを経験している、経済的な余裕はないが教育ママ度はそれなりに高い、パート勤務の母親」が学校への信頼度が突出して低いというターゲットプロファイリングの結果もあるそうだ。
少し肩の力を抜き、子供と一緒に風に揺れるコスモスでも眺めましょうよ、お父さん、お母さん。保育園や学校の先生に、のびのびと教育をしてもらうことこそが、自分の子供にとって最良のことですもの。

息子を止めるべき母親が、一緒になって暴行をするとは、世も末だ。
過去には、園児同士のケンカで、自分の子供が軽い引っかき傷を負ったことに激怒し、つきっきり保育を要求した保護者が、退所後も苦情や非難を続け、女性園長が保育所敷地内で灯油をかぶって焼身自殺した。
また、市立小学校に着任した女性教員が、一部の保護者から深夜に携帯電話に苦情電話をかけられ、連絡帳で人格攻撃されたりした結果、自殺した。
モンスターペアレントの自分の子供にたいする特別要求は異常だ。
自分の子ども専用の教員をつけろ。(集合写真の中で)自分の子供が不利に写っている。遅刻しがちの子どもを担任が迎えに来ない。塾通いで疲れているので、授業中は寝かせておくように。運動会の組体操の位置がよくない。担任をかえろ。方言を話す先生に、標準語を話せ。教諭が体罰を加えたと因縁を付けて金銭を要求(恐喝罪で逮捕)。
こんな親は確信犯的なところがあるので、対処する側は説得不能の恐怖と無力感を抱いてしまうのではないだろうか。モンスターペアレントに育てられた子供が社会に出たら…… 一昨夜ぶつかってきた若者が、誤るどころか怒って行ってしまったとき、ふと感じた恐怖――他人への配慮の病的な欠如。
「既に子育てを経験している、経済的な余裕はないが教育ママ度はそれなりに高い、パート勤務の母親」が学校への信頼度が突出して低いというターゲットプロファイリングの結果もあるそうだ。
少し肩の力を抜き、子供と一緒に風に揺れるコスモスでも眺めましょうよ、お父さん、お母さん。保育園や学校の先生に、のびのびと教育をしてもらうことこそが、自分の子供にとって最良のことですもの。
