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今回のタイ旅行、大手旅行社からそのコース、コピペしていいかな、と言われるかもしれないくらい短いわりに見どころをごそっと抑えた満足のいくツアーだった。しかし、年齢に比例する体力を考えず弾丸のごとく動き回っていたので、どうやら体が悲鳴を上げていたらしい。

帰ってきた翌日税務署に確定申告に行ったまでは良かったが、その後、公園で飛んだり跳ねたりして体操をしていたら、何やら軋みが。まだ気づかず家に帰ったとたん、イテテテテ、腰に激しい痛みが。炬燵に出入りするときは、いったん横になって芋虫のようにもぞもぞと起き上がるという有様。

アユタヤ

その超弾丸旅行とは…… 夜中の11時50分に着く予定の飛行機が2時間も早く着いて(こんなのあり?)、結局ドンムアン空港からスワンナプーム空港まで11時のシャトルバスで行き、そこから怪しげなタクシーで近いと言われた割には遠い気がしたホテルへ。寝たのは1時半、起きたのは5時。

ホテルのシャトルバスでスワンナプーム空港へ駆けつけ、7時の便でスコータイへ。関空からバンコクまでのLLCで何一つ出なかったのに、たった1時間15分のフライトで朝ご飯にパッタイとフルーツ、ジュースにコーヒーが。おまけにアテンダントは優雅で親切。バンコクエアウェイ、好き。

  アユタヤ2

飛行機を降りた後スコータイの遺跡にはシャトルバスで40分かけて行き、貸自転車屋に荷物を預けて自転車でまず内側の遺跡に入場、ため息をつくくらい素晴らしい遺跡を見て、それから外側へ向かったが、入場は次回にして、すぐアユタヤへ向かった。夜8時に到着。

翌日トゥクトゥクでアユタヤ遺跡を2時間半かけて見学、昼前にはバンコク行きのミニバスに乗車済み。バンコクには2時過ぎに到着、念願のプールサイドでまったりが、すごい勢いで泳いでしまった、おまけに体操も。友達はショッピング。 翌日5時半起床、ダムヌンサドアク水上マーケット半日ツアーへ。

船でバンコク市内見学

午後は船に乗ってバンコク市内見学、王宮は満月の宴があるので2時に閉まっていた。ワットポーの後暁の寺院は工事中だった。汗だくで帰ってきてプールサイドへ。また勢いよく水泳。翌日は朝5時半起きでカンナチャプリ方面冒険マニアック終日ツアーに。最終日は朝ご飯をかき込んで即空港へ。ヒェー!
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タイに行く前にバンコクのホテル選びであれこれ考えすぎてなかなか決まらず、時間を無駄にしたと思ったが、それだけの価値はあった。一番安い値段でネットで予約したにもかかわらず、その世界中に4000以上あるホテルは、最上階の角部屋を用意して待っていてくれた。

アユタヤからミニバスで戦勝記念パークに到着し、そこから高架鉄道に乗ってよれよれ、髪ボサボサになって到着した私を怖がらずに素晴らしいホスピタリティで迎えてくれたフロントの美女二人。38階の部屋からはバンコク市街が一望できた。さっそく水着に着替えてプールサイドへ。

  水上マーケット2

驚いたのは、最終日に、この格安のツアーに1泊だけついたホテルに移ったとき。最初の日に1泊ついていたのだけど最終日に変えてもらったのだ。どうせしけたホテルだと思って、やたらとエスカレーターの速度が速くて危ない地下鉄に乗って期待せずに行ったところ、結構立派なホテルだった。

ベトナムにツアーで行ったとき、3階の部屋の窓から前の建物の壁しか見えなかったのを思い出して、『安いツアーだから又同じ目に』と考えていたら、なんとこちらも最上階の、それも角部屋が用意されていた。14階の眺めの良い部屋からは折しも満月が……

スコータイ

アユタヤからミニバスに乗った時も、そのあたりを仕切っているおじさんが、「日本大好き!」と叫んで、私と友達を運転手の横の特等席に乗せてくれた。スコータイでも遺跡から高速バス乗り場まで貸自転車やのおじさんとタイ版乗り合いバスの運転手の連係プレーが。

うーん、バンコクでも何か迷っていると、人が寄ってきた。若い女性ならさもありなん、けど我々おばさん2人にも優しかったわね、若い子も含めて。日本人が思う以上に、日本はタイで好かれているのではないかしら。外国に行くと、日本人でよかったと思うことが多い。
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タイから帰ったばかりで時差に悩まされ(2時間なのに大げさかしら)ながら、確定申告をしに税務署に駆けつけた。めんどくさいからやめようかなとも思ったけど、去年思いがけず大金(私のレベルで)が返ってきたので、とりあえず行ってみた。

悩ましいのは、頼まれてガイドをしている外国の会社が明細を送ってくれないこと。もちろん源泉徴収もされていない。そこで、振り込まれた額からガイド料だけを集計した金額を事業所得に加えるべきか迷った。オプション取引で騙された総額の半分くらいの数字になったので、

3月24日月ヶ瀬梅林白梅

勝手に相殺して収入に加えるのをやめようかなと逡巡した。でも元堅物の経理の本能で、税務署員にすべてをさらけ出して、相殺できるかと訊くと、だめでした。オプション取引で出した損は、将来のオプション取引の利益からだけしか引けないんですって。二度としないわよ、そんなもの。結局、そのガイド料は事業所得に加えた。

  月ヶ瀬梅林ピンクの女王

すべて書き込まれた書類を、アルバイトらしき女の子が入力してくれた。入力後、「1万6千円ですね、返ってくるのは。多少誤差はあってもその金額は変わりません」 なーんだそんなに少額か、と思った後、税務署員のおじさんのチェックが入った。「これはここじゃないでしょ」と注意されている彼女。

その部分を入力しなおした後、その女の子はあっけらかんと言った。「5万○千円、返ってきますよー」 ギョッとした。こわ! あのおじさんがさらっと見て気付かなかったら…… 新たな標語を思いついた。『知識を仕入れてから、行こう税務署!』

  3月24日月ヶ瀬梅林川をバックにJPG
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あれこれ小市民的に考えてなかなか踏ん切りがつかなかったバンコクのホテル、結局便利な場所にあり、それなりにクールなプールもついている中堅どころのホテルに決定した。最初ネットで見たとき、このホテルは1泊1万円を優に超えていたが、円高が進行したのと

ホテルチェーンのメンバーになったので特別割引もあり9千円弱に。おまけに世界4千か所にあるこのホテルに泊まるたびにポイントも貯まる。ホテルが決まらないので申し込めなかった現地ツアーも昨日申し込むと、こちらも円高と一昨年ローマとパリで利用した時のポイントが使えてお得になった。

バンコク: 写真
バンコク (トリップアドバイザー提供)

申し込んだのはダムヌンサドアク水上マーケットツアー、小舟にも乗せてもらえる。これに王宮、ワットポー、ワットアルンの市内観光を加えるとグーンと高くなる。そこで、これ三つに船の形をしたお寺ワットヤンナワーを加えた4ヶ所にはチャオプラヤエクスプレスボートに乗って自分たちで行くことにした。ベニスみたいだ。

もう一つのツアーはマニアック・カンチャナプリ観光ツアー、これは象のトレッキング、秦緬鉄道試乗、いかだ下りの入ったワクワクするツアーだ。ターザンのように弦につかまって木から木へ飛ぶことだってできるかもしれない。夏の初めに石垣島でカヌーに乗るのと同じくらい楽しみ。

バンコク: 写真
バンコク (トリップアドバイザー提供)

と、結局トルコ旅行断念の副産物によるタイ旅行。スコータイ、アユタヤ等の世界遺産観光に加えて、アドベンチャーあり、ボートを使ってのベニス並み市内観光あり、プールサイドで飲むカクテルや舌鼓を打つタイクイジーンあり、で面白くなりそう、うふふ。
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バンコクの旅6日間と言っても、現地に着くのは深夜の11時50分、入国手続きをしていたら、翌日の1時前になるわね。充実の6日間改め、充実の5日間よね。しかも、到着は古いドンムアン空港、30キロ以上も離れた新しいスワナンプーム空港まで深夜タクシーに乗らねばならない、料金でもめそう。

シェムリアップからハノイに着いたとき、空港の?で教えてもらったカラーのタクシーに乗ろうとしたのに、同じカラーに見えなくもないタクシーに押し込まれた。ホテルに着いてからが大変。激しい言い争いになった。ホテルのマネージャーがそれを見てうれしそうに笑いながら言った。「夜遅く着くと、いつも運転手とお客の戦いになるのですよ」

郵便局サイゴン

ハノイでは、歩いて10分くらいのところなのに、「ここから遠いよ」と言われてタクシーに乗ったら、降りるとき10倍ふっかけられた。ここでも言い負かして10%しか払わなかった。ミャンマーやカンボジアでは人がぼのぼのっとしていて言い争うこともなかった。

タクシーが道を間違えて1時間以上もヤンゴン市内を走りまわってようやくホテルに到着した時も、間違わなければ着いたであろう空港から15分の料金しか要求されなかった。おかげで、着いてすぐ、ヤンゴン市内を殆ど見物することができた。謝っている運転手が少し気の毒に思えた。

サイゴン黄色い花と観光地

ローマでは、空港からテルミニ駅に着き駅で教えてもらったタクシー乗り場に行く前に闇タクシーに声をかけられた。うっかり乗って、遠回りをされた。一応「夜の噴水は幻想的だろう」なんて、解説もしてくれた。ホテルに着いてタクシーが去った後、10倍払わされたと知った。時差ぼけを狙われたってわけね。

ガイドの仕事でタクシーに乗ることが増えて、優秀な運転手に助けられることも多い。ゲストが車の中に置き忘れた荷物を15分後に駅まで届けてもらったこともある。こんな国から他国に行ってタクシーに乗ると、やはりハッスルせざるを得ない。これも旅の楽しみの一つかも……

うサイゴン自由の銅像
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バンコクのホテル選びに難航している。先日のブログで豪華ホテルのプールに飛び込み、なんて書いたのだけど予定していたその豪華なプールのあるホテルは、なんと不便な場所にあった。あまり時間がないので、一緒に行く彼女が大好きなショッピングは夜にしなくてはならない。

それだと一番便利そうなスクンビット辺りの地下鉄まで歩いて5分以内くらいのホテルが理想だ。駅近で豪華なプールのある豪華ホテル(プールだけが豪華なのではない)は予算オーバーというか、昼間殆ど現地ツアーで留守にしているのに、もったいない。

バンコク: 写真
バンコク (トリップアドバイザー提供)

そこでまあそこそこのプールもついてコスパも高いホテルをいくつか目星をつけて予約をしようとしたら、一番お得な料金はなんとキャンセル不可とある。これって、ピーチやジェットスターの一番お安い料金で何もかも不可というのと同じなのね。そこで、これらにLCCシステム導入ホテルとタイトルを付けた私。

昨年ピーチで石垣島往復、沖縄往復を予約していたら、前者は仕事、後者は台風でキャンセルした。もち、一番お得な料金で予約したので、払った飛行機代は一切返ってこない。ジェットスターで東京往復を予約していたのに、急用で行けなくて涙を呑んだことも2度ほど。

バンコク: 写真
バンコク (トリップアドバイザー提供)

そういう負の記憶が、LCCシステム導入ホテルに対して警鐘を鳴らす。それでなくても何が起こるかわからない現代、おまけに同行者も私もいい年だから突然キャンセルも考えておかなくてはならない。 以上、あれこれ考えているとホテルが決まらなかったのね。

それにしても、ミリオネアーって、こういう些末なことであれこれ悩む必要ななくて楽ね。でもね、こうしてあれこれ調べていると、同時にいろんな知識も入ってきて、何だかバンコクに住んでいるような気がしてきたわ。ようし、今日こそ決めようっと、こなクソ(ケーキやでバイトしていたときの先輩で青学生の口癖)!

バンコク: 画像
バンコク (トリップアドバイザー提供)
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アメリカの機関がアジアやオセアニア諸国で好ましい国はどこかという調査をした。日本が71%で好ましい国のトップに選ばれた。オーストラリア、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどでは80%以上の人が日本を好ましい国に選んだが、韓国では25%、中国では17%という低さだった。

昨日早朝、南海電車の難波駅構内のコンビニで、韓国人の若者二人がおにぎりの前で考え込んでいた。結局中身が何かわからないので、あきらめて隣のサンドイッチに手を伸ばしかけた。そこで、突如私がおにぎりの中身を説明してあげた。すると「人気のあるのはどれですか」と訊かれた。

和菓子のバレンタイン

梅干しと昆布を指さすと、丁寧にお礼を言われた。同じ米を食べる民族なのだなと思い、親しみを感じた。おにぎりに英語表記が必要だ。中身が分からないと、ノリで包んだごはんが食べたいと韓国人や中国人が思っても、買うのに躊躇する。国際親善のヒントはこういうところにも。

今朝暗いうちにパンとレタスを買いにコンビニに行った。思いがけず雨が上がっていたので、ついでに公園までジョギングをし、ラジオ体操に加わって帰りかけたら土砂降りになった。布製の上着を頭から被り急ぎ足で歩きながら、ふと釜山での出来事を思い出した。

モンブランとコーヒー

以前、釜山港に向かっているとき雨が降り始めた。けっこう強くなってきたがそのまま歩いていると、商店から若い主人が立派な傘を持って飛び出してきた。そして傘を開いて私に渡した。「このまま船に乗って帰るので傘を返せない」と辞退したが彼は譲らなかった。

韓国を旅しているとき、何度もそういう温かさに触れた。中国の内陸部でも幾度か優しい心に触れた。そういう経験から、潜在意識が働いて、親切にしてあげたいと思うのだろう。 25%と17%という数字は重いが、来日者が増え、日本人の優しさに触れて改心(?)する人も多いようだ。いいことだ。

青梅のハーブティー
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さっき、ちょっと怖いことがあった。今日高野山で撮ってきた写真の中に写さない方がよかったと思われる写真が3枚あり、削除した。その後、もう一度iPadを開けると、確かに削除した写真が3枚とも残っていたのだ。急いで再度削除した後、何度ももとに戻っていないか見直した。

私は想像力が豊かである。日本の旅館に一人で泊まるのが怖い。ガイドになって、外国人のお客さんと一緒に旅館に泊まるようになって、だんだん平気になってきた。それでも高山の旅館のように、お寺が隣にあるのでお墓が見える部屋があったりすると、いや。私はそちらに泊まったことはないが、外国の人たちは平気みたい。

  高野山参道

不思議なことに外国で泊まるのは平気だ。アルジェリアの砂漠のオアシスの殆ど人気のないホテルにバスが来ず数日足止めを食らって滞在していたがまったく平気。インドのルンビニの原っぱの中にあるだるまシャーラーで、フランスの男の子など怖がっていたけど、平気の平左だった。

こういうのって、幾つになってもなおらない。今はだれも住んでいない田舎の実家も風光明媚な場所でいつ帰っても住めるようになっているが、一人で泊まれない。今よりうーんと年をとったら、犬と猫を飼ってそこで暮らしたいと思うのだけど、百歳になっても怖がりのままかもしれない。

  高野山金本堂

怖がりというのが我が最大のアキレス腱だけど、いい点もある。よく見たくもないものを見たりする人がいるようだが、怖がりにはそんなことは起こらないときいた。 はてさて、今日は4月のツアーの下見に高野山に行ったのだけど、宿坊のお寺を見て考えた。

『うわ、夜トイレに行くのが怖そう。』 それにしても、なぜ外国のホテルは平気で日本の旅館が怖いのか不思議だ。日本の怪談はねちっとしているが、向こうはドライな感じがするからだろうか。4月に高野山に行ったら、早朝座禅をして、パカッとカツを入れてもらおう!

  高野山赤い橋
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通訳案内士の研修で京都に出かけた。お茶の奥深い話の後、お寺でお坊さんのお話を聞いてからお茶をいただいた。圧巻は舞妓さんとの質疑応答、そして写真撮影。横に立ったとき「着物と帯、重くて大変でしょう」と言うと、「姉さん、おおきに、よう言うてくれはりましたわ」とお茶目な顔がちらり。

今まで入ったことがない芦屋のお屋敷で、親しくなった通訳ガイドも兼ねているお茶の先生にお抹茶をいただいた。飲んだ後ぼんやりしていると、「私のお茶をお願いします」と言われ、えーっと驚愕。教えてもらいながらシャカシャカ掻き回して出すと、「さわやかな良いお味です」ですって。あなうれし。

   舞妓さん

ようく考えると(考えなくても)、これだけ長く生きてきて、旧い日本文化に根差したようなことを何もやっていない。そこで、お茶を始めようかなと考えたが、研修の時お寺でお茶のお師匠さんの袱紗のたたみかたの実演を見て、こりゃだめだと思った。め、面倒。

はてさて、バンコク行きが迫ってきた。最大の難点は深夜にドンムアン空港に到着後スワンナプーム国際空港までタクシーで行き、朝7時発のスコータイ行きの国内線に乗ること。ドンムアンからは朝5時に無料のシャトルバスが出ているが、渋滞を考えると
早めのタクシー移動が無難とのこと。

お茶室

どちらにしろホテルに入って寝る時間が無い。そのままスコータイに到着すると、自転車で遺跡巡りをする。転ぶかもしれない。そこで、『そうだ、飛行機の中でカクテルなどをいただいて、その後寝よう』と考えた。しかし、「LCCなので飲食物は出ません」ですって。

うわ、6時間以上乗っているのに飢え死にするわ。そこで、美味しいお弁当やスイーツ、各種飲料を持ち込むことにした。スコータイの後、アユタヤに行き一泊。翌日アユタヤをこれまた自転車で駆け回り夕刻バンコクのデラックスホテルへ。すぐに飛び込むのよ、プールへ、うふふ。

リゾホのプールと海to
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世界人口はなんと72億7千万人。国別人口ベスト10は以下の通り。国土の60%が山で、おまけによそから見ると小さな島国の日本がベスト10入りしているのは、ちょっとした快挙だ。カナダやオーストラリアはどこにいるの。

1.中国 2.インド 3.アメリカ 4.インドネシア 5.ブラジル 6.パキスタン 7.ナイジェリア 8.バングラデシュ 9.ロシア 10.日本

昨日急に、1年前ツアーを引き受けた大手旅行社の担当者とドンパチやりあったことを思い出して懐かしくなった。某国からの我がまま年配女性グループを一週間率いたとき、ショック死しそうになったことが何度かあって、彼が若いことをいいことに黄色い声でクレーム電話を何度もかけた。

青梅のハーブティー喫茶店正面

思いついてメールを出すと、即返事が返ってきた。強烈な経験が互いの心を結び付けていたようだ。 もう一つ、東京のスペイン語やフランス語をメインに集客しているエージェントにもあいさつメールを出しておいた。おとなしくて親切な南米からの上客(!!)のガイドを依頼された後、担当者と親しくなったのである。

青梅の多摩川

声をかけてくれる人を大切にしなさい、という言葉をある本で読んだ。来るもの拒まず、去る者追わず、という生き方もある。その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、互いに誠意を尽くす心構えを意味する一期一会。

人と人のつながりは、やはり大切にしないといけないなと思う。この地球上にいる72億7千万人の中で、自分が出会えるのはほんの一握りの人たちだ。宇宙的規模で考えると極度に短い人生で縁があって出会った人たちに一期一会の精神で臨むと世界が違って見えるかもしれない。

遠くに見える富士山
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ヤフーオーストラリアに、『オーストラリアは世界一ではないのか』とキャプションがつけられて、世界経済フォーラムで選ばれた優れた国ベスト10についての記事が載っていた。世界一に輝いた国は、ドイツ。その後カナダ、イギリス、アメリカ、スェーデン、オーストラリア、日本、フランス、オランダ、デンマークと続く。

日本は7位、不思議なことにスイスは入っていなかった。山国スイスの村根性的なところが影響したのかしら。幸福度ランキングでは1位になっていたのに。ちなみに幸福度ランキングベスト2からは以下の通り。アイスランド、デンマーク、ノルウェー、カナダ、フィンランド、オランダ、スェーデン、ニュージーランド、オーストラリア。

ドイツハイデルベルクとライン川small

幸福度は国連が選んでいる。ちなみにドイツは26位、日本はなんと46位だ。ただ、80%の国民が幸せだと感じているフィリピンが50位にも入っていないところを見ると、国民が本当に幸せを感じているかどうかは不明。それと、判定基準が不明瞭。

幸福度ランキングに比べると経済フォーラムでシビアに計決定された優れた国ベストテンは概ねうなずけるだろう。『ドイツ帝国が世界を滅ぼす』というフランスの学者が書いた本を読んで批判的になっていたが、昨年は100万人を超す難民を受け入れたドイツ。

チューリッヒ 街

今年は110万人になるかもしれないと言われている。第四帝国を目指しているのではないかと陰口をたたかれながらも、2014年難民受け入れ数11人という先進国中最低の日本人の私がドイツをとやかく言えるかねえ。うーん、世界トップの国と7位の国、難民受入数でのギャップは天文学的……
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恐ろしいことに例の会社から今年はロングツアーを10本もアサインされた。後2本を終えるとガイド料の見直しをするとの甘い言葉に誘われて、気が付くと3月半ばから11月初めまで、数えると10本も。去年やったことのないツアーが3種類含まれている。

他からもちょびちょびアサインされるので、3月から恐ろしく忙しくなる。ぞっとする反面、今年はどんな人たちに会えるかなという楽しみもある。それに去年はこの会社のツアーで行かなかった、高野山、信州、箱根も目的地に入っている。どんな景色に出会えるかしら。

あ梢の向こうの白銀の山

暇な間にと思って、もうすぐタイに行く。それに本格的な夏が始まる前に8日間の石垣島を始めとした八重山諸島でのバカンス。10月試験が終わった後、10日間ほどヨーロッパそれもメインはスペインへ。そう試すのよ、スペイン語が通じるか。安いエアチケットを買ってB&Bに泊まってね。

それにしても、去年は国内試験の一日前までツアーがあって、試験当日くたくた、おまけに3科目のうち1科目だけしか勉強しなかったので落ちたのよ。しかし勉強をした1科目だけは合格した。それは一番難しいJRの運賃計算が入った国内旅行実務。JRの計算は複雑怪奇、何でああなったんだろうね。

八重山の家

上記3科目に海外旅行実務が入って4科目になる総合試験も一日前までツアーで試験当日ふらふら。こちらも国内旅行実務だけ受かり後はぶーっ!海外旅行実務の航空運賃の計算は時間がかかるという点でJRの運賃計算より難しさで上を行く。時間が全く足りなかった。

勉強は裏切らない。きちんと勉強をしたところだけ、二度とも合格した。『友達は裏切っても勉強は裏切らない』と言った女の子の言葉、蘊蓄が。それにしても仲の良かった友達が別の友達とくっつくという現象は子供の世界ではありがちだが、ママ友仲間でもありそうね、コワ! 下らないことをしている時間があったら勉強しましょ。

石垣空港飛行機と山
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離婚調停が終わり、最終的に子供は父親に引き取られたという女性から悲しい話を聞いた。1ヶ月に一度会わせるという約束がもう2年近くも守られていないのだという。子供の成長は早い。事情を知らない子供は母親が自分のことを忘れたと思って次に会ったとき喜ばないかもしれない。

日本の場合、離婚後子供を引き取った親は実家ぐるみで子供を離婚した元夫あるいは元妻なりに会わせないようにするという傾向が強い。現に子供に会いたくても会わせてもらえず、法的に訴えて会える権利を勝ち取っても無視されて苦しんでいる親は多い。

親子三人銅像

離婚後子供が母親と住むケースが日本では80%に達する。若い母親が恋人と同居を始め、その男が子供に危害を加えるという悲惨な例を見るたびに、もし本当の父親に子供を会わせていれば、未然に子供の虐待死や脳の損傷等の取り返しのつかない状況を防げたのではないだろうかと思う。

別れた父親なり母親の両親も生物学的には孫にあたる子供に会いたいはず。子供を行き来させれば双方の家族ぐるみで子供を見守るという体制も構築できる。母親に育てるだけの甲斐性がなければ、父親といた方が子供は幸せかもしれない。子供を見守る人を増やすためにも裁判所の決定に法的な拘束力をもたせるべきだ。

花と親子

アメリカで離婚して2歳の時に日本に息子を連れて帰ってきた。離婚後お父さんが大好きな子供のことを考えて、ロサンゼルスに連れて行って2人で数日間楽しい時を過ごさせた。父方の両親の家にも子供は頻繁に泊まりに行き、両家4人の祖父母と2人の弟に可愛がられて育った。

離婚しても親は親、祖父母は祖父母だ。夫婦の関係悪化のとばっちりを受けた子供を精一杯幸せにするのが、離婚した双方の親の責任だと思う。別れた父親なり母親を忌み嫌って子供に会わせないようにしていることが、離婚で傷ついた子供を一層不幸にしていることを知ってほしい。

空と雪とスキーヤーたち
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ベッキー問題、国中を挙げて大騒ぎ、結局女性だけが徹底的に責められて幕引き。今時不倫をしている人はワンサカいるだろうに、しかも男性の方は離婚をほのめかしていたのだから、何もそこまで。即CM打ち消しにしたスポンサー連、臆病だ、まあ元経理としてはわからないこともないけど。

それにしても不倫騒動が起こると女性だけが責められることが多い。愛人を持つのは男にとって甲斐性だという、封建時代の考え方がそのまま来ている日本は世界でも屈指の女性の地位が低い国。女性の意識も低い、難関国立女子大生の間で専業主婦願望が強いと聞いた。

冬の緑地の青い空

そんな人には高いお金を払って私立に行ってもらいたい。お嬢さん学校で家政科を目指すのが将来に符合する。今、国公立でも学費は馬鹿にならないが、お金が無くて大学進学を志し将来社会で活躍をしようとしている若者たちに国公立を譲ってもらいたい。

次に何かどよーんと重いものが残り続けるのはスマップ問題。なぜ謝る必要があるのだろう。良い年をした男性達が自分の生き方についてよく考えた結果飛び立とうとしたのがなぜ悪いのか。今までSMAPとして大いに楽しませてもらったのだから、新しい生き方に共鳴する人も多いはず。

スカイツリーを川から

それにしても驚くのは巨大な事務所の姿。夢を与えてくれ続けた彼らのバックに、何やらおどろおどろしい現実があったのね。すべてがさらけ出された今、同じ事務所の他のグループやスターにしても、以前と同じような目でみることはできない。シャボン玉は破裂したのよ。

最後にショムニのあの人の件。落書きは幼稚だが、ママ友いじめというのが厳然と存在するという現実が怖い。アメリカでは女性大統領が誕生するかもしれないというときに、日本女性がこういうことにうつつを抜かしているというのが超悲しい。子供のいじめが絶えないはずだ。

カラフルなスノボーとゲレンデ
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今朝パソコンをつけたとたん、LCCが大セールスをやっているのを発見。急いで詳細を見ると、なんと先日高額で示されていた石垣島へのチケットが超格安に。去年仕事が入って行けなかった石垣島、台風が来て行けなかった沖縄本島。怨念を晴らさずにおられようか。

急いでチェック、そして取れた、往復最安値で。7泊8日になるので、気になっていた西表島の民宿の前の海のシュノーケリングスポット、そして浮島へも行ける。世界中あちこちの島に行ったけど、八重山諸島が海もきれいだし変化に富んでいて好き。3月から超忙しくなるけど、

石垣島フェリーターミナル

夏を先取りして石垣島に行けると思うと頑張れるわ、私。タイにも行くわ、石垣にも行くわ、それに秋頃ヨーロッパも予定しているので、いつ起業をするのだと言われそうだけど、11月以降ね。ぐっとツアーが減るのでゆっくり取り掛かれるし、セールスの旅もできる。

昨日も京都の寺社巡りをしていて、たまたま広大なお墓の中の道を通った。そして考えた。生きている間にやりたいことをやっておこうと。「先のことを考えて、今は我慢をして……」などと賢く考えても先は不明確だ。やっぱり行きたいところには行かなくっちゃ。

西表島終点

今朝SFのストーリーを考えた。ニートの僕のところに、突然男が訪ねてくる。「あなたの時間を売ってもらえませんか」 高額に喜んで僕は30年分の時間を売った。取引成立後、平均年齢を考えると後10年しか生きられないことが分かった。買い戻そうとしたら、男は言った、「時間はお金では買えません」
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昨日は八坂神社で舞妓さんの踊りを見た後、豆まきに参加。舞台をカメラを持った大男たちが取り囲んでいるので、後ろにいる小さい私たちに豆が拾えるはずがない。豆拾いに夢中になっている人のスキを縫って、前の方に行き、ようやく一袋ゲット。同じく一袋ゲットした美女と微笑みあった。

驚いたのは近くにいた若い大男の中国人の言動。飛んできた豆を掴んだとたん、まさしく狂喜乱舞、ヒェー! 豆まきの前も300円で豆を買うと福引できると言われて豆を買い、福引所に向かっていたとき、中国人のファマ(母)が「ど、どうしたら福引ができるのか」と迫ってきた。

八坂神社境内

教えてあげると母娘でどどっと豆を買いに走って行ったので驚いた。と、今、京都では日本文化に浸ろうとする人も含めて中国人の数が激増中。同様にタイのあるお寺では、激増する中国女性のトイレの使い方が悪いので、中国人お断りの状態に。もうすぐ行くとき、日の丸小旗が必要かもしれない。

でも、日本文化になじむ中国人が増えると、国家間の軋轢の潤滑油になってくれるに違いない。一方、闇ガイドに連れられて大金を出してジャンクを買わされ、めちゃくちゃな日本歴史を吹き込まれて帰る中国人も多いと聞く。是正措置が望まれるわよね。

壬生寺の山伏

最後に壬生寺で催される狂言を見ようと駆けつけて、その賑わいにこれまたギョツ! 屋台がたくさん出ていて、その真ん中で勢いよく火を燃やし、本堂では護摩炊きをしながらお坊さんがお経をあげている。時折ババッと炎が燃え盛る。カステラ屋の前では山伏が買うかどうしょうか思案している。百年前と同じ光景ね、たぶん。

いよいよ和楽器の演奏をバックに始まった狂言『節分』は一切会話がなかったけど、特別の観客席が階段状に設けられていてよく見えたので、ようくわかり面白かった。空には夕焼雲が浮かび、風も冷たかったけど、日本の伝統文化を堪能した。友達と「太鼓の子、イケメン」「控えの人も素敵」と賑やかに家路についた、ふふふ。

和菓子のバレンタイン
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2月に入って忙しくなってきた。明日は節分祭の一環の狂言を見に京都に行く。狂言の前に和菓子博物館や歴史博物館に寄ってお勉強。昨年7月私より小さいのに、大きな外国人たちを後ろに引き連れて自転車でましらのごとく突っ走っていた彼女との再会。ちなみに私は一番後ろを必死でついて行ったのです。

次は節分後祭りを兼ねて神社仏閣巡り。これまた、京都在住のガイドとの自主研修なので、教えてもらうことが多い。今年から私も京都検定を受ける予定だ。その次はお茶の先生もしているガイドの高級住宅地にある御宅で、お茶のお点前をいただくことに。

全員外国人の着物姿清水寺で

こういうとき、キリッと着物を着て出かけられるといいのだけど、正直言ってあんな苦しいものを着たまま長時間過ごすと、酸欠で死にそうになりそう。人間、だんだん年とともに我慢ができなくなってくるので、やはり日ごろから心身の鍛錬が必要だ。ベチャッと簡単に転ぶようではだめ!

ここのところ家に居て、一日中あれこれ忙しくはしながらも、10時と3時におやつを食べたり、好きな音楽を聴きながら小説を書いたり、夕食をじっくり作ってワインといただいたりしていると、本当に一人暮らしっていいものだなあと痛感。忙しくて出ずっぱりになるの、いや。

京都加茂川お正月

先日目にした記事。家族といる高齢者と一人暮らしの高齢者を比べると、一人暮らしの高齢者の方が幸せ度が10%高いそうだ。家族って確かにうまくいっているときはいいが、その逆だとしんどいとのこと。うーん、人間の幸せって案外自由度の高さに比例するのかも。
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海 夏碧

Author:海 夏碧
自分の足で歩き回った国は60ヶ国以上、ニューヨークとLAで会社勤めを経験。一人で子育てをしながら、外資系の会社の管理職を歴任。アイスバーンを運転してスキー場に行き、タンクを背負ってサンゴ礁を遊泳。目下、楽しめる起業を模索中。


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