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今日は仕事おさめ、朝いそいそと京都の高級ホテルに出かけた。名前から推察するとインド系のように思われたが、会ってみるとアメリカに住んでいるインド人家族5人だった、たぶんアメリカ国籍だと思う。驚いたのは、奥さんが娘2人のお姉さんかと思うくらい若くてしかも娘よりきれいだったこと。

しゃれたご主人はたぶんシリコンバレーのIT会社のオーナー、20代の子供たち3人は明るくて私にもすぐなついてかわいかった。そう、絵に描いたような幸せなファミリーだったのである。だんなは冗談が通じる人、奥さんは人間的にも魅力のある人で楽しくガイドができた。

サボテン小さな赤い花

先日映画に出てきそうなくらいハンサムなインド系ご主人が白人の奥さんと結婚して、できた2人の娘はご主人にそっくりのインド系美人という家族をガイドした。そのご主人が気の毒なくらい奥さんに気を使っていたのと、まだ10代の娘2人がちょっと暗めというのが気にかかった。

さっき帰ってくるとき考えた。今日の美人で気立ての良い奥さんが、もしそのハンサムな彼の奥さんだったら、たぶんあれほど気も使わないだろうし、もっと明るい家庭になっていたのではないかと。その家族はオーストラリアに住んでいるのだが、ニュージーランドのカップルにも出会ったことがある。

青梅の花の咲く庭

肌の色が黒めのご主人と白人の奥さんのキーウィカップルが9日間のツアーに参加してくれた。夫妻は楽しそうで、子供たちもそれぞれ立派に育っているという話を聞いて、羨ましくなった。夫は明るくよく笑い、奥さんは自然体でそれを見て笑っているという感じ。下の子が中国系香港人の美女と結婚をするとのこと。

うーん、『家政婦は見ていた』のガイド版みたいだが、結局性格が大きなインパクトを持っているのではないかとの結論に。 By the way, 素敵だなと思っていた人がブログのWEBサイトを送ってくれた。ブロンド碧眼の彼が書いたそのブログ、哲学的で超難解。憧れの気持ちが萎えてしまったわ。私、面白い人が好き。
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ヤフーオーストラリアにちょっと目を引く記事が。 国際的な旅行者雑誌が、その読者に、旅行するために最もよい都市を選んでもらった。その結果を土台にして、このたび『世界の信じられないくらい素晴らしい都市』ベスト20が発表された。1位から順番に以下の通り。

パリ、ロンドン、ニューヨーク、イスタンブール、ローマ、東京、シンガポール、メルボルン、シドニー、ベルリンとここまでベスト10. 11位からはドバイ、香港、クィーンズタウン、ベニス、ケープタウン、ロサンゼルス、バンクーバー、バルセロナ、ホノルル、プラハの順。

エッフェル塔とセーヌ川

東京には『過去と未来、つまり古い伝統とあらゆる新しいものに対する熱狂が同時に存在し目がくらむ』とのキャプションが入り、巨大な富士山をバックにした東京の写真が。あれは合成かスペシャルテクよね、富士山の裾野に東京があるように見えるもの、東京タワーが素敵だったけど。

さて、ベスト10を見ると、4位にイスタンブールが入っていなければ、東京はベスト5に入れた。これほど戦争のニュースが流れても、2015年に多くの人がイスタンブール、ひいてはトルコに旅をしたということになるのかな。確かにイスタンブールは素晴らしい街だ。アヤソフィア、ブルーモスク、まさしく飛んで行きたくなる。

イスタンブール: 写真
イスタンブール (トリップアドバイザー提供)

その他絶対に行きたいのが13番のクィーンズタウン、そうニュージーランドの南島にあるワカティブ湖畔に面した美しい街だ。ここに行くときはもちろん辿るわ、ロードオブザリングが撮影された場所を。あるのよね、Road of the Ring 9 day Tour っていうのが。余興でオークと戦わせられたりして、怖わ。

ともあれ、ベスト10に京都が入っているかなと思っていたので、あれっと思った。そして思い当たった。 東京を皮切りにあちこち回り、最後に京都にたどり着くと、どこに行っても凄い人の波、その時のツアーメンバーの言葉「どうせ混んでいるなら東京の方が良い」を。 Accordingly……

渋谷道玄坂の冬
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今朝は一念発起して、ジョギングで少し遠くの森林公園まで出かけた。お気に入りの滝を見下ろす場所に座ってぼけっとしていると、下から若者が上がってきた。普通の日本人ならこんなに近くに寄ってこない。場所を変えようと立ち上がると、こちらを振り向いた青年がにこっと笑った。びっくりした。

シンデレラや白雪姫に出てくる王子の顔を思い浮かべていただきたい、彼はアムステルダムから来たDJで31日まで日本に滞在しているという。近くの石に腰かけた彼としばらく話をした。「日本が大好きになった、人がスーパー親切だから」ですって。良い一日を、と言い合って王子と別れた。

鶴見緑地滝と紅葉

うーん、私が20代ならこれは一生ものの出会いになったわね、とルンルン気分で家の近くまで帰ってきた。すると、ボサボサ頭に汚れた顔、鼻の頭に血までにじんでいる汚い恰好をした日本人の若者が、道に落ちていた煙草の吸殻を拾うのを見た。その後、自動販売機の横の空き缶入れに手を突っ込んでいる。

うわあ、王子様を見た後で、乞食だ、と思って急いで遠ざかって近くのコンビニに入ったが…… でも息子と同い年くらいの彼がかわいそうになって、また戻って空き缶入れに顔を突っ込んでいる彼に、「パンでも買ったら」と言ってお金を渡した。「あ、どうも」 とお返事が。

冬の緑地の青い空

うわあ、濃い朝だったわ。それにしても、政府はなぜもっと若者の未来を明るくするような政策をとらないのかしら。非正規雇用で将来性も安定も無い生活を強いられている多くの若者がいる。若い女性の貧困も顕著だ。何だか朝から怒りで胸がいっぱいになった。
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昨夜友達が推奨する中華料理屋に行ったら、不愛想なおかみさんに迎えられた。んまあ、食事が不味くなりそう。ところがどっこい、店の人全員中国人というだけあって、次々と出てくる料理が本場モノで美味美味(謝謝風に)。いつの間にかおかみさんの評価も「不愛想だけど良い人」にチェンジ、ふふ。

友達がこれも絶品の和菓子をプレゼントしてくれたので、帰ってから熱いお茶でいただいた。美味しいものでおなか一杯になったイブでした。バク転(後ろ向きの宙返り)をして20代に戻れたら、ロマンティックなイルミネの中で外見(一応)も中身(必須)も素敵な人とドキドキ過ごしたかったイブ、ま、良しとするか。

難波パークス光の海

「いつまでたったら、タイトルに書いてある話をするんだよ、このやろう」なんて気の短い人はイラッとされているのでは。お待たせしました。東京都内長生き区ベスト5は杉並を1番として、目黒、世田谷、渋谷、文京区なのであります。お金持ちが多く住むこれらの区、

言い換えればお金持ちほど長生きをするということよね。うーん、人生の長短がお金で左右されるなんて福沢諭吉さんの言葉に悖るわよね。でもね、ストレスの無い田舎なら、ある程度暮らしに困らない収入があれば、それなりに長生きするんですって。「貧乏人は麦を食え」

山茶花と民家

って、昔ある総理大臣が言って、後世に残るひんしゅくをかったけど(マリーアントワネットのケーキを食べればいい、を彷彿)、「貧乏人は過疎へ行け!」と、そのうち言われかねないわね、「長生きをしたければ」の枕詞をつけて。 と、今何気なく外を見ると、満月がぽっかり。

さっきまで雨だったのに、まるで、寂しいクリスマスを迎えている人に「がんばりなはれ!」とお月さんがエールを送ってくれているみたい。 最後に一言、5番の文京区の住民の反対で殆ど出来上がったマンションが差し止めを食らったけど、下町だったらそんなことは起こらなかったような気が…… 何はともあれ、メリークリスマス!🎄

2013年9月19日満月2
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今日はクリスマスイブ、友達が来るので腕を振るおうとメニューを考えた。先ず、得意のオレンジチキン、アメリカのサンクスギビングデーのディナーに出てくるポテトサラダ、それと握り寿司、もち、自分で握るのよ。ユーチューブを見ながら作ってやる!

と張り切っていたら、彼女からメールが来た。仕事が長引くので、中間駅で待ち合わせをしてレストランへ、ですって。ん、まあ、こねこね握られた寿司を食べさせられるとテレパシーで感じたのかしら。 でもほっとしたのも本音、何故なら、料理の前に力を入れて掃除をしなければならなかったから。

サボテン

今度大掃除をした後に招待しようっと。 さて、嬉しいことにとても素敵な動くクリスマスカードがアメリカの友達から届いた、ほっこり! それに、ふふふ、年齢的には絶対に対象にならないけど、ソウルメイト、そう親友にはなれる海の向こうのマイボニーから優しいメールと素敵な写真が。

そ、それに、何よりも肩の荷が下りたのよ。秋口から右肩の上に何か悪いものがとりついているような感じで、肩が痛かったの。医者に行くのは嫌だから行かなかったけど、つい3日前まで、時折、イテテテテという感じで。それが、一昨日の夜にけろりと治った。

 アデレードクリスマスツリーsmall

以前ちょっと書いたけど、海外のネット取引の会社から多額をだまし取られた件が解決したのです。その国の証券取引委員会に訴えた結果、調査が入ったらしく、大慌てで解決を申し出てきたの。結局40%しか返ってこなかったけど、委員会からの注意勧告は痛いでしょうね。

金額的には今一だけど、最大限できることはやったので、今は解決してホッ。そう、その肩の荷が下りた途端、肩が痛いのも収まったというわけ。不思議よね。よく、悪いものを肩に載せて歩いている人が見える、と霊感の強い人が言うけど、私も載せてたのね、凄いものを。心の底から、メリークリスマス!

  白バラ
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目がしょぼしょぼしてさあ、寝ようと思っていたら、ドイツの友達からスカイプが入った。映像入りでかけてきたので、こちらの顔が見えない様にして30分も話すのに苦労した。別に恋人ではなくても、見せたくないわね、寝る前、寝起きのしまりのない顔。

さてさて年末になると毎年、私のような凡人は、このままでいいのかしら我が人生は、なんて考えてしまう。先日読んだ好きな作家のエッセイに、『40を過ぎると残りの時間が限られてくるので、本当に必要なことに的をしぼらなければいけない』と書いてあるのを見て思わずタラリ。

リゾホのプールサイドイルミネーション

作家になりたいと思って、高校時代勉強するのを止めた。世の中に出て中途半端な上司にえらそうにされて、このままではいけないと思い、司法試験を目指した。4年の時落ちた後、インドに行き、あくせくするのが嫌になって司法試験から足を洗いベンチャー企業の経理に。

長年経理を続けた後今はツアーガイド、確かに面白いけど、物書きになりたいという火種が燠のように燻っている。昨日オーストラリアのハンサムな大学生から小説をほぼ書き上げて来年出版すると言うメールがきた。たらり。若くて才能に溢れ生き方もカッコいいし未来は洋々だ。

中之島公会堂イルミネ

彼と比べると残り時間は極端に少ないのに、ライフワークを成し遂げつつあるというものがない。もうすぐ、クリスマスイブに突入タイムだ。目下の悩みは、小腹が空いたのでクリームたっぷりのケーキを食べてから寝るか、太るから我慢するかだ。人間として小粒…… ともあれ、メリークリスマス🎄

ケーキとカプチーノ
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高山でギョッとしたことを二つ。その一つ目は、近隣のグレードの高いホテルの露天風呂に入った後、豪華な夕食を楽しみに我が泊まっているホテルのレストランに入ったら、何とお客は私一人だった。大勢の人がにぎやかに食事をしているところを頭に描いていたので、思わずタラリ。

テーブルの上には飛騨牛ステーキ用の小さいコンロも載っていたし、刺身を始め品数も多かったのだけど何となく気が削がれたのは否めない。でもアツアツの野菜の天麩羅を運んでもらった頃には、すっかりコック兼係の女性と仲良くなっていた。結局彼女の身の上話を聞きながら賑やかにいただきました。

五箇山
五箇山

その二つ目、白川郷と五箇山行きの観光バスに乗り込んだら、何と日本人客は私を入れてバスの前に3名いるだけで、後ろに30人近くの外国人、それも中国系シンガポールや香港といった人たちが主流、が座っていたこと。我々3人は日本語のガイド、後ろは英語のガイドと言う二重構造に……

ランチ場所のレストランに到着すると、「日本人3名はこちら!」と大声で誘導された。古代米のご飯のお代わりを差し出す時、「今日はまだましよ(何が?)、日本人1人のときもあるからね」ですって。国内にいてマイノリティー気分を味わったけど、ランチは至極美味だった。日本て美味しい。

天守閣ランチ
白川郷で食べたランチ(右端は朴葉味噌)

このバスに関しては面白いハプニングがあったのだけど、それについては又今度。 それにしても、ホテルを去る日朝食を食べていると、コック兼係の女性から美味しいコーヒーだけではなく、手作りの漬物と梅干をたくさんお土産にいただいた。寒かったけど心はほっこり、日本て優しい。
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高山の古い町並みで夜間の提灯点灯が行われ、上三之町の酒屋さんで甘酒が振る舞われていた。コップに甘酒を注いでもらっていたら、隣に立っていた外国人の若者が羨ましそうに見ていた。「ユーも飲む?」と訊くとこっくりするので彼の分も入れてもらった。

長椅子に腰掛け甘酒を飲んで体を温めていると、ぼそっと立っているさっきの青年と目が合った。長椅子の横をたたいて「お座り」と言うと、おとなしくやってきて隣に腰掛けた。この仕事をしていると、中途半端な顔をしている外国人を放っておけないのね。 英語があまりうまくない」と言うので、国籍を訊くとアルゼンチン人だった。

高山提灯

えっ、珍しい。ユーは何しに日本へ、と思って根掘り葉掘り聞くと、何とサッカーに来たと言うではないか。「えっ、サッカー選手なの!」と訊くと、(何しろ朴訥な英語で話すのでコミュニケギャップが)、そうじゃなくて大阪でサッカーを見物した後、高山に来て、その後横浜に行きまたサッカーを見ると言う。その時は知らなかった……

道頓堀でアルゼンチン人サポーターが1千人以上集まって大騒ぎをやらかしたのを。 さっきビデオで見ると、機動隊も投入した大阪府警は拡声器で「During in Japan obey our rule!」と英語で叫んでいたけど、スペイン語で「¡No haga el ruido!(騒ぐな!)」とやらなくっちゃ、通じないわね。おまけでトント(ばか)も付けてもいいかも。 

高山古い町並み

横浜の後はインドに行くというから、サッカー見物の後はバックパッカーかと思ったら、カルカッタのマザーテレサの家で一か月ボランティアをすると言う。アルゼンチンの北部の牧場でガウチョをしているというこの若者、見上げた精神だ。少しハッスルし過ぎたアルゼンチンのサポーター軍団、中にはこんな若者も混じっているのよね。
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この仕事をしていると、いろいろなことが起こる。先日も雨の午後、ぬくぬくと炬燵に入って本を読んでいるとたまにお世話になるエージェントから緊急電話が入った。「今から前泊で若狭に行ってもらえないかしら」 えーっ、い、行きたくない。いったん、断った。

何でも、気の毒に、急なガイド変更が出たとのこと。誰に頼んでも今から行ける人がいなくて、と再び困窮の極みの電話が。結局急遽準備をして特急に乗って現地へ。でも、美味しいお刺身や旬の天麩羅付のそこそこ豪華な夕食と、露天風呂付の温泉に入ってほっこり。

曇り空のビーチパラソルとデッキ

翌日は風雨の中、お客さん家族を連れて、日本海沿岸を散策した後、そば作り体験、その後アウトレットに寄って帰って来た。ぶちぶち言いながら行ったけど、結局小旅行を満喫できて、幸せ! さて、次なる仕事もちょっとイレギュラーだ。先ず、高級車(多分)で外国からのファミリーを京都から高山へお送り。

翌日は一日高山で私一人で過ごす。そして翌々日高山から大阪まで車でお帰りに同行という依頼。もち、一人で過ごせる一日を無駄にはしないわ。白川郷と五箇山一日観光をバッチリ予約済み。バスのガイドさんが日本語でどういう説明をするかも勉強になるし、初めて行く五箇山も興味深々。

ゴンドラの頂上から見た雪景色

今回ガイドのホテル代2日分は一定の金額なので、一日目は素泊まりにして安く抑え、二日目は飛騨牛がメインの豪華な夕食付き温泉付の小奇麗なホテルを予約済み。お客さんの泊まっている豪華ホテルまではタクシーで往復できるし、言うことなし。

うーん、今年は海外旅行も含めて旅行に行っていないけどフラストレーションがたまらないのは、仕事でさんざっぱらあちこち行けるからなのね。ペイの高いファーストクラスガイドには程遠いけど、役得も多いこの仕事につけてプチ幸せ。 雪の五箇山、楽しみ!
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日本縦断ツアーで10数人の外国人と新幹線に乗るとき、必ず「新幹線は1分しか止まりません」と言って緊張感をもっていただく。乗り遅れ降り遅れを防ぐための格好のセリフです。お蔭で一つ早い新幹線に乗って行ってしまったスコットランド女性を除くと、乗降が問題になったことはない。

昨日、スイスから来た親子4人を京都駅新幹線ホームでお出迎え時、大変なことが発生した。のぞみが到着。降りてくる人の中にベビーカーに幼児、そして乳飲み子を抱っこした素敵なカップルがいた。あれ、東洋人だ、と思いながら、英語で名前を呼んだ。

新幹線

「違いますよ、それに、私たち日本人だし」と言われ、あれれと回りを見渡すと、ベビーカーとママの姿が見えた。急いでそっちに行き、「あれ、もう一人のお子さんとパパは?」と訊くと、新幹線の中を指さす。な、何と新幹線は1分しか止まらないのに、大きなパパが車室から何かを引っ張っている姿が。

発車のベルが鳴っているのぞみに足をかけた私は(ドアが閉まってまたざきになるのもモノとせず)、「は、早く、新幹線は1分しか止まらないのよ!」と絶叫。慌てたパパがようやく引っ張り出した息子を連れて外に出た。すぐドアは閉まり、のぞみは慌てて京都駅を出て行った。

北陸新幹線

体調が悪くなった4歳の坊やが新幹線の中で吐いたので掃除をしていたとのこと。えらいことだ。先ず、坊やを連れてキンカクジならぬマツモトキヨシで薬をゲット。その後一度だけ、二条城の二の丸御殿を出た後すぐに、かわいそうに坊やは玉砂利の上に大量に液体を吐いた。

ママが、「ああ幸せ、中で吐かなくって」と言ったので、悪いけど大笑いしちゃった。その後すっかり元気になった坊やと大の仲良しになった私。 夕方、新幹線のホームで坊やをぎゅっと抱きしめて別れを惜しんでいたら、拡声器で「列車から離れてください!」と大音響が。しまった、新幹線は1分しか止まらなかったんだ、うふふ。

天龍寺嵐山紅葉
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ミス日本最終候補13人が挨拶をする動画を見た。気になったのは東京出身者が7人もいたこと、そして大阪出身が一人もいなかったこと。何で、と考察を試みてみた。 今年ツアーで東京の、それも渋谷表参道原宿と歩き回ることが多かった。そして気付いた、垢抜けした女性が多いことに。

確かに服装といい、化粧といい、洗練されている。気のせいか、ツアーメンバーに若い男性が多いと、渋谷のスクランブル辺りでえらいハッスルする。そりゃそうね、素敵な女性がたくさん歩いていると、何だかわーと人生が楽しくなるものね、彼らにとって。

東京タワー最高small

彼らの一人で今一年かけて世界を回っているオーストラリアの面白いけどかなり冷静に物事を見ている男性の言葉…… 「今まで見た国々の中で、女性がきれいな国が二つある、その一つはロシア、もう一つは日本」 そのついでに「今まで世界の同じ会社のツアーに参加したけど、

ガイドが良かったのは二つだけ。○○(どこか忘れた)と日本、そう君は楽しませてくれる」ですって。後者はリップサービスとしても、日本女性が美しいというのは本当のようだ。確か東京でそれを言って、後は黙っていたから、日本というより東京の女性ではなかろうか。

あ原宿駅

金持ち男は美しい女性を妻にできるので、美しい子供が生まれてくる。今は東大始め名門大学へ行くのにお金がなければ入れないので(入るまでに塾に多額投資必要)、金持ちの美しい子が名門大学へ行く結果となる。なーんて、東大に美人が増えたというニュースの中で見た。

東京は世界で一番お金持ちが済む都市だ。それを考えると、ミス日本13人のうち7人が東京と言うのも肯けよう。それにしても世界で七番目にお金持ちが住んでいる大阪、何で一人も残らないの。顔が可愛くても、垢抜け度で東京に負けているのかな。頑張ろな! いったれいったれ~(ガンバ大阪の応援歌)

大阪ヒルトンウェスト前
大阪駅前
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御所を背後に鴨川沿いに建てられた高級マンションが即完売ですって、7億円越えの部屋も含めて。うーん、いいわねえ、毎朝加茂川と対岸に横たわる東山が見えるなんて。欲しいものってあまりないけど、この物件だけは羨ましいわね。どんな人が買うんだろう。

一方、来年2月から入居予定だった文京区のマンションがひどいことになっている。『都建築審査会が避難設備の不備を理由に建築確認を取り消す裁決をした。建築主が不備を改めて建築確認を受け直す場合、区が新たに高さ制限を設けたため、2階分の減築を迫られる可能性がある。建物はほぼ完成し販売も終了している。』(朝日新聞デジタルより)

昔すんでいた家
本文とは関係ありません。

これって酷くない。何で今頃そんな取り消しをするの。入居予定だった人たちの気持ちを考えると、理不尽さに唖然とする。14年3月に都市居住評価センターから二度目の確認を受けた時点で、ダメって言うべきじゃなかったの。周辺住民9人の建築反対の審査請求もその時出ていたのだからさ。

京都の眺め抜群のマンションを購入できて喜びに打ち震えている(私を基準にすると)人と、来年2月に文京区住民になる心づもりをしていて契約解除された人との新年を迎える気持ちの落差を考えると後者に気の毒でならない。やはりこの国はバナナリパブリックだ。普通ありえないわよね、フン!

紅葉の路地


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今日、ヤフーオーストラリアでギョッとする写真を目にした。家の玄関の脇の壁に怪獣のような1.5メートルもあるオオトカゲが張り付いていたのだ。もしドアを開けてそれを見たら、私だったら文字通りひっくり返って気絶するか、ショックで心臓が止まったかもしれない。

ケアンズで車を借りて(トヨタだった、せっかくだからランボルギーニあたりにすればよかった)草原のようなところを走りまわっていたときに、オオトカゲが前を横切って、危なくぶつけるところだった。まさか、と思ったものがそこいらに巣食っているのがオーストラリアの凄いところだ。

クイーンズランド州: 写真
クイーンズランド州 (トリップアドバイザー提供)

ツアーのお客さんには一軒家の持ち主が多く、女性一人で住んでいる人もいる。広い裏庭付きの家というのも多く、何がいるか分からないと言って笑っている。怖!  去年東部クイーンズランド州のムーンダラ湖で約3メートルのヘビが死闘の末にワニを丸のみというニュースを動画で見た。

川を船でクルーズしたとき、あちこちでワニを見た。あれだけ広い川だと海水の混じる場所ではサメに出くわすのも夢ではない。沼地や川の近くに絶対に住みたくない。と、こう考えると、何となく積極的にオーストラリアに行こうと思わないのは、恐怖心からではないかと納得。

クイーンズランド州: 画像
クイーンズランド州 (トリップアドバイザー提供)

うーん、ツアーのお客さんとして迎えるオーストラリアの人は、やりやすいと言うと申し訳ないがとても穏やかだ。一番好ましいお客さんと言ってもいいかもしれない。ああいう風に育つのは、あの大地のせいね。そう考えると、日本にいじめが多いのも一つには…… 
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先日フェイスブックにイレギュラーなメッセージが入っていた。うまく開けないので一週間ほど放っておいた後、たまたま何かの拍子に開いたので読んでみた。何と、スイスのハイジの村っぽいところに住んでいる若い夫婦と幼児と赤ちゃんからの京都一日観光の依頼だった。

えー、一歳未満、それにヨチヨチまで、ひえーッ! グーグルか何かに大阪のガイドとして名前が載っていたので、そこにあったFBのアイコンをクリックしたとのこと、小さなお子達を連れて何と朝東京を出て夕方帰るという強行スケジュール。レンタカーで云々と言われたけど無理!

マイエンフェルト: 写真
マイエンフェルト (トリップアドバイザー提供)

そこで、電車とタクシーを組み合わせたスケジュールをざっと組み、交通費、寺社への拝観料込のガイド料を書いて出した。でも、その後で、『タクシー代が予定より安い場合は、回転寿司かお好み焼きのランチが付く可能性もある』と付けたしを送った。何やら貧乏くさいガイドと……

この前のお客さん、それぞれ回転寿司とお好み焼き屋に連れて行くと、安い割に大喜びしてくれたのだ。何となくスイスのハイジ村ファミリーに、あまりお金をもらうのも気の毒な気がして、まあ、それ位なら出そうって気が。やっぱ、私お金持ちになれそうにない。

    マイエンフェルト: 写真
    マイエンフェルト (トリップアドバイザー提供)

それでなくても、ついつい土地の銘菓などを買って、ツアーメンバーに振る舞ったり、誕生日の人がいると立派なケーキを自腹で買って食事時にハッピーバースデーを率先して歌ったりしている。みんなの喜ぶ顔を見ると、嬉しくなってついつい、安い(枕詞)ガイド代から。

このブログの右手の一番上に金運アップのお守り、アンデスのトゥミ様を貼りつけた。毎日お守られ人数が増えているのが微笑ましい。海外版振り込め詐欺もどきにやられたけど、悪いことの後はきっといいことが起こる。アンデス、じゃないスイスアルプスからのお客様、素敵な一日にしてあげなくっちゃ。

マイエンフェルト: 写真
マイエンフェルト (トリップアドバイザー提供)
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ガイドしたツアーメンバーの中で、日本を出た後諸国をめぐっているイケメンが二人いる。一人はダイビングが趣味のスイス人で、こちらはフェイスブックでフィリピン、ドバイ、インドネシアとその行き先の順番に?マークは着くが海中の景色をアップしている。羨ましーい!

もう一人は一年かけて世界を回っているオーストラリアの一見ぶっ飛んでいる若者、ツアーをハイテンションにしてくれた彼、本業はサーカスの道化師かと思っていたら、小学校の先生なんですって。子供たち、いなくなって寂しいでしょうね。この彼もあちこちに出没してその様がグーグルで送られてくる、今はラオスに。羨ましーい!

ガテマラ: 写真
ガテマラ (トリップアドバイザー提供)

それぞれ別のツアーに参加をしていたこの二人、黙って立っていると二枚目なのに、三枚目になって周囲を笑わせることしきり。そのくせ、どちらも思慮深く、ツアーの成功を支えてくれた、謝謝。頭の良いイケメンは何故三枚目を目指すのか、目下の研究課題。

さて、昨夜二人の行動に刺激されて、今朝飛び起きるとさっそくグァテマラ行きの飛行機代を調べてみた。日本からグァテマラシティーで調べると何と36万円、諸税がついて40万円を超す。ところが、日本からニューヨーク往復諸税込約9万円、ニューヨークからグァテマラシティ往復が諸税込7万円、計16万円、何でこうも違うの。

ガテマラ: 画像
ガテマラ (トリップアドバイザー提供)

うーん、グァテマラで3か月スペイン語を勉強しても宿泊費こみで20万円もあれば足りそう。おまけに密林に眠るマヤ文明の巨大王国ティカル遺跡等、トレッキングも魅力だ。その上カリブ海には熱帯魚もワンサカいたし。うーん、ビシバシ行く気になってきた、ウフフ。
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先日ヒューストンから来た素敵なカップルの京都一日ガイドをした。驚いたことに、東京一日観光をしてから京都に前夜到着、一日観光の後はまた東京に戻りもう一日観光をしてからアメリカに戻るという短期旅行。新幹線の往復と今とても高い京都のホテル代、それにガイドをつけるとたった京都一日観光に10何万円かけていることになる。

例の安い会社から回って来た仕事なのでガイド代は安かったけど、一日を目いっぱい有意義にと思い、御三家、つまり金閣寺、伏見稲荷、清水寺以外にも竜安寺の石庭、それに八坂神社から清水寺までの京都らしい町並み、最後にチョコッと錦市場と錦天満宮というてんこ盛りコースをこなした後、京都駅まで見送った。

鶴見緑地紅葉と流れ

なぜか、パリのテロ事件の話になったとき、「今までアメリカのように一般の人が銃を持つのは危険極まりないと思っていたけど、もしあの時、劇場の中で銃を持った観客がいたらと思わずにはいられなかった」という意見に三人とも同意した。本当にもし、と多くの人が思ったことだろう。

今日アメリカヤフーで、ヒューストンで元カノとそのボーイフレンドを銃殺した後、自殺した男のニュースを目にした。ヒューストンということで例の二人を思い出してドキッとしたが、無論別人だった。今そこに銃があれば、激情を抑えることなく他人の人生を簡単に抹殺してしまう……

天竜寺の紅葉

しかし、ヨーロッパ旅行が危険を伴うものになった今我々は行かないという選択をできるが、そこに住んでいる人たちのことを考えると、突然の攻撃に無防備に晒されるのはあまりに気の毒だ。と言って、危ない銃を野放しにもできない、なお一層世界平和を祈るのみ。
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ドイツ帝国が世界を滅ぼすという本の中で日本人とドイツ人の違いについて書いてあったが、一方で、外国から来たお客さんたちから日本とドイツ、あるいは日本人とドイツ人は似ていると言われることがままある。真面目でよく働き、民度が高い、とざっとそういう意味かしら。

大分昔にヨーロッパや北アフリカを旅していて気付いたことがある。例えば困った状況に置かれたとき、ドイツの若者は信頼できるということだ。親切心だけでは続かない状況の時、ドイツ人は最後まで頼りになる、勿論スイス人の若者が公的機関でフランス語の通訳をしてくれたり、と他の例もある。

クリスマスシーズンドイツsmall

しかし、総体的に、今の若者はよく知らないが、以前のドイツのつつましく旅をしていた若者たちは安心できる存在だった。それには、私が日本人だということもあったかもしれない。あの頃、ドイツに足を踏み入れただけで、他国と違う親しみを感じた、同じ苦労を背負ってきた……

イスラム教徒が増え過ぎて、人々が安全な周辺国に出てしまい、今にベルギー人がいなくなると言われている現状。華やかなはずのクリスマス前のパリが厳戒態勢下に置かれている状況、あれこれ考えると、あの頃出遭ったドイツの若者の信頼できるたくましさを懐かしく思い出す。

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Author:海 夏碧
自分の足で歩き回った国は60ヶ国以上、ニューヨークとLAで会社勤めを経験。一人で子育てをしながら、外資系の会社の管理職を歴任。アイスバーンを運転してスキー場に行き、タンクを背負ってサンゴ礁を遊泳。目下、楽しめる起業を模索中。


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