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ここのところ口ずさむ歌は「知床岬」、そう、北海道へ行くのだ! ただ今激しく悩んでいる、先ず千歳空港から一気に稚内にJRで行き、翌日礼文島を見た後、旭川経由で網走に行き、知床半島を彷徨うか、それとも……

今後ガイドとして尤も需要がありそうな、旭川動物園、富良野、美瑛、そして大雪山を望む旭岳ロープウェイに上り散策、その後十勝平野経由で札幌に。最後は、札幌で頑張っている友達と例のマッサンのウィスキー工場のある余市に行く。

北海道: 写真
北海道 (トリップアドバイザー提供)

前者だとJRの北海道1週間フリーパス、そう特急も乗り放題(6回まで指定席もOK)で26200円、を買い北海道中を走り回る。しかし、5泊6日しかないので、弾丸のように飛び回らねばならない。広いからね。 後者だと、ゆっくりできるが富良野も美瑛も花はまだ殆ど咲いていない。

知床も美瑛も富良野も以前当時小学生だった息子と行った。知床は晴れていて素晴らしかったが、美瑛と富良野は雨で残念な思いをした。そのとき摩周湖も行ったが、霧のベールに包まれてと言えば聞こえはいいが、天気が悪く何一つ見えなかった。

北海道: 写真
北海道 (トリップアドバイザー提供)

本当は、やはり最北端の宗谷岬に立ち叫んでみたいわ、「旅行社を持つぞー!」って。それと浮かぶ花畑と呼ばれる礼文島を散策しながら利尻島の利尻富士を見る。知床では海洋カヤックに挑戦…… 実際こんな旅を提供したいのね。 うーん悩む、ようし、現地で本能に身をゆだねることにしようっと!
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『人生今のままじゃいけない、何とかしなくっちゃ』 と考えるとき、人はハウツー本の類を手にする。『こうすれば貴方も億万長者』などは可愛い口で、『家族は諸悪の根源』『職場に必要なエクソシスト』『いじられないためには』などの本を手にするときは深刻だ。

今のところ、悩むほどの人間関係も無いので、興味半分にその手の本を読んで気付いたことがある。『子供の写真付の年賀状は迷惑だ』と書いた著者には子供がいなかった。よその子の成長を見ながら、我が子の当時を振り返る楽しみもあるのよ。

      三室戸寺 ツツジと紫陽花

「群れない」をモットーにしているはずの著者が、「家族の墓に入るより、10人くらいの友人たちと同じ墓に入ろうね」と言っている知人のことを好意的に書いていた。死んだ後も群れるのね、その人たち。オカルト教団のように一斉に死ぬのかなあ。

『知的な家族ほど消滅しやすい(自分の縁者のことが主体)』、と書いている本を読むと、大家族に失礼よね、と鼻でせせら笑ってしまったわ。と、こういう具合に、読み進むうちに馬鹿らしくなって途中で読むのを止めた。勿論心にぐっとくる本もあるが、選ぶのを誤ると時間とお金の無駄だ。

ツツジとポプラ

エイヤッと今の状況から抜け出すのに必要なことは、何かを始めること。TOEICを受けて英語を身につける、簿記の二級を狙う、総合旅行主任者の資格を取って好きな旅を仕事にする…… 何かを始めると、悩んでいた人間関係がくだらないことに思えてくるわよ、きっと。
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昨日、早朝明治神宮で大太鼓を打つ音に飛び上がり、お参りの儀式と祝詞の声に感心した後、代々木公園で盛りを過ぎかけのバラを見ながら、わが身を振り返った。その後表参道を見下ろすカフェでアイスカフェラテを飲み、一息ついてからドドドと両国へ。

目指すは江戸東京博物館だが、ちょうど5月場所の最中とあって、スイカの入っているような形の風呂敷包を持った力士が数人、万国からの旅行者の笑顔、その頭上に青空をバックにはためく幟、そう、お祭りムード満点!いいねえ、両国の初夏は。

両国の初夏

その前日は、開くと同時に芝離宮恩賜公園に行き塩入池と巨大カラスの群に驚き、その後水上バスで隅田川を遡って浅草までクルーズ。レインボーブリッジも東京タワーもスカイツリーも見えたけど、インパクトが強かったのは岸辺から手を振る保育園児たちの小さな手、手、手。

前々日まで旅程管理主任者の講義とテスト、バス実務研修と4日間みっちりとしぼられた。何とテストは2教科とも満点でパス、(いやねえ、プチ自慢、フフフ)。実務実習も済ましたので、一生モノの資格がゲットできた。その間も後も、人と会う合間を縫って東京をガイドするときの下調べにいそしんだ私。

スカイツリーを川から

それにしても、東京は見どころが多い。今回薔薇に囲まれた旧古河邸にも行ったが、このような美しい庭園公園が無数にある。比べて大阪はと言うと、大阪城(建物自体は古くはない)、道頓堀、それに橋下市長がいるので有名な大阪市役所……

ああ、それなのに、「左手に見えるのは、日本で貴重な、若くて優秀でとてつもない行動力のある市長が執務する市役所ですよ、今に大阪は東京に匹敵する都市に変貌するかもしれませんよ」という、定番ガイドができなくなってしまったじゃないの。

旧古河邸

私が東京に行っている間に、何と、都構想が反対多数により否決!反対者のメインメンバーを知って正直血圧が上がった。メインは高齢者なのよ。賛成すれば『福祉サービスが落ちますよ』とそそのかされ、若者にツケを回したのね。平成大阪の陣敗因は、モチ老人パス!
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先日外国人30人を率いて新大阪から広島まで新幹線に乗ったときのこと。驚いたことに、大男の(モチ外国人)ツアーリーダーが折り紙の鶴の折り方をみんなに教え始めた。「しまった、やはり練習しておけばよかった!」とたらりと冷や汗が。

30人もいるので、全体的な説明の後、個々人にツルの折り方を指導している大きな手のツアーリーダー。もちろん私にもグループメンバーのすがるような目が集まる。折りかけの鶴を差し出して、次のステップを教えていただきたいとその目は言っている。

京都御所の石橋

最初はごまかしていたが、いろんな人から何度も訊かれるので、ついに白状した。「隠していたのだけど、鶴が折れないのよ、私」。みなさん、納得と同時に、いい歳をした日本人でもそんな人がいるのかという驚嘆の目で見られた。うわあ、カッコ悪い。

その日の早朝京都のホテルから伏見稲荷に向かう途中、誕生日の人がいるので日本語で誕生祝の歌を歌ってほしいと言われて、ハッピバースディを英語で歌うと、「だめだめ、日本語で」と言われた。そこで、代わりに「さくら、さくら」を歌うと大喜び。いつもの手で切り抜けたのだが……

桜の頃 嵐山

それにしても、和服姿の中国人がグループやカップルで京都の街を行き来し、大きな手をした外国人がツルを折り、バスの中で遠来の客がお国ことばで俳句を詠み合う…… 何だか日本人が日本の伝統から取り残されつつあるような気がしてタラリ!
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今日怖ろしい記事がオーストラリアヤフーに載っていた。ロシアで山に枯れ木を集めに行った55歳の女性が熊に襲われた後、何と埋められたというのだ。それも、熊が後で掘り出して食べるために、なんですって。こわ!

その女性は頭の皮をはがされており、体中、特に足が傷らだけになっていたけど、病院に運ばれたので、重体だが一命は取り留めた模様。 逃げ出したもう一人の女性が通報をして救助隊が駆けつけたときには、女性の姿はなかったとのこと。

サンクトペテルブルク: 写真
サンクトペテルブルク (トリップアドバイザー提供)

辺りを探した挙句土の中から出ていた手が見つかり、掘り起こすと先ず落ち葉をかけられ、次に土をかけられ埋められていた女性が現れた。雌熊はその場所に留まっていて、何度も救助隊員にとびかかりそうになるなど超アグレッシブで危険極まりなかったんですって。こわ!

このニュースを見て、もうすぐ行く北海道でレンタカーに乗っているとき、森もちらほらある大平原でエンストなどしたときのことを想像してゾッとした。ガイドブックを見ていると、『熊に注意』という文字が目を引く。車の中にいるとき、大熊に襲われると、まるでジュラシックパークよね。

ハバロフスク: 写真
ハバロフスク (トリップアドバイザー提供)

まさか熊が人間をまったく餌扱いをして、埋めて隠しておくなどということをするとは夢にも思わなかった。ショックは大きい。冬眠から覚めたばかりの北の大地の熊はさぞおなかがすいているのでしょうね。うーん、猟銃免許を取ろうかしら。

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今日夕方、広島からのぞみに乗った。指定席ではなく自由席で乗って、指定席に座って乗務員の来るのを待った。コーヒーを飲み、スィーツを食べ終わったころ、さっそうと現れた若い彼から指定席券を買った。「この席は保証できません」とのこと。へ?

次の岡山に着いて、その意味が分かった。乗って来た若者が横に立ち、チケットと私を見比べている。何やら言い訳をして席を立ち、別の車輛をウロウロ。ようやく二つ空いていた窓際の席に座る。まさか、もう、と思っていたら、新神戸から又もや若者が乗って来た。

新幹線

また何やらごしゃごしゃ言い訳をして席を立ち、別の車輛へ。空いていた席の窓際に座ると、何と、またアルカィックスマイルを浮かべた別の若者がやってきた。同じ人物が何度も現れているのかと、一瞬目を疑った。何のことはない、新幹線家なき子である。

その前日、大阪駅から広島行きの新幹線に外国人30人と乗り込むと、修学旅行の小学生たちが乗っていた。皆興味津々でメンバーを見ている。姫路で降りる前に、先生も交えていろいろ質問された。「みんな、英語頑張ってね。外国の人がいっぱい来るからね」と言うとハアイと言いながら会釈をして降りて行った。

うつぼ公園と小学生

あれはきっと、姫路からまた電車に乗って山間部に帰って行く子たちだな、と、ほっこり。広島ではバスの運転手、ホテルの従業員、一般の人達、みんな温かかった。日本の地方にはまだまだ古き良き昭和が生きているのね。それにしても今日、寝不足じゃけん、ぶちたいぎいわー。新幹線家なき子、いや!
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一昨日大手旅行会社の説明会に行った。通訳ガイドの個人面談を待つ間に、海外旅行のパンフレットを見た。特に、行ってみたいアメリカの国立公園、カナダの大自然漫遊ツアーに目が吸いつけられた、素晴らしさもさることながらそのお値段に。高っ!

こういうツアーで行くと、素晴らしい景色の見えるホテルに泊まり、見どころは網羅しているはず。ツアーガイドも面白いが海外添乗員にも大いに関心がある私。でも、年齢的に旅先で添乗員が頓死でもするといけないということで、なかなか難しい。

ウィスラー: 画像
ウィスラー (トリップアドバイザー提供)

さて、旅程管理者の講習と実務実習をもうすぐ受ける。これはツアコン実習なので、これと通訳ガイドの免許があれば強い。でも気が付いた。もし講習とは別に、総合旅行業務取扱管理者の試験に受かると、自分で第三種旅行会社が開けることに。

受注型海外旅行が扱えるので、うふふ、受注して添乗員も自分でやるのよ。春秋は海外からのお客様のガイド、夏冬は海外で日本のお客様の添乗、そう、場所を選んで好きなところに行く。私には新たな目標ができた。I have a dream! 良い言葉だ。

レイク ルイーズ: 写真
レイク ルイーズ (トリップアドバイザー提供)
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昨日爽やかな風が吹き抜ける梅田のウォーターフロントで黒山の人だかり。民主党の女性国会議員が歯切れの良い大阪弁で都構想反対の勢いのあるスピーチ。通りを隔てた大阪駅からこちらを見ている大衆からやんやの拍手が起こる。

彼女の次にマイクを譲られたのは隣の車の上に陣取っていた共産党。何故反対かを熱を込めて語る声を聞きながら、もし今共産党にエールを送っている民主党の車によじ登り、「大阪市は毎年24区が儲けた8300億円を吸い取り、3.5億円づつしか渡していない!」

パリのようなカフェ
大阪駅前ウォーターフロント

「残った巨額で次々とろくでもない箱モノを建て続け、どれもこれも失敗して市の借金は日本一で東京都の23.7倍に。借金いや!」と叫んだら、逮捕されるだろうか、と考えた。逮捕はされなくても、テレビで放映され「君んとこのおかんとちがう?」と言われて息子に迷惑がかかったかも、母の日に。

都構想についてネットでは橋本市長が分かりやすくイラスト入りで説明しているが、見ることのできない高齢者所帯も多い。「なんのこっちゃ」と考えている人も多いはず。こぞって連日マイクで「17日は反対と書きましょう」と叫ばれれば脳にも染みつく。

大阪城庭園から3月30日

先一昨日早朝ジョギングをしていて花の手入れをしていたおばちゃんと話が弾んだ。隣家にも花が咲き乱れ、玄関に橋下市長の写真付ポスターが。そこから都構想に話が移ったが「ようわかれへん」と言うおばちゃん。うーん、真意が浸透しないまま17日を迎えそうね、あな怖ろしや。

昨日、母の日なのに音沙汰の無い息子から、寝る前にメールが届いた。『いつまでも健康でストイックで突き進み続ける最強のウーマンでいてください。長生きしてね、人生これから、何でも出来る』とのエールが。なあんだ、これなら、車によじ登っても「あれうちのおかん」と言って自慢したかも、ふふふ。

風車の丘にサルビア満開
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ひえー、ニースのプロムナード・デ・ザングレが中国人で埋まっている、という写真付きの記事がオーストラリアヤフーに載っていた。何と、中国の億万長者の社長が創業20周年を祝って従業員の半分をフランス旅行に招待したのですって。

140ホテルに別れて泊まり、ルーブル付のパリをエンジョイした後、コートダジュールのカンヌ、モナコと豪遊、モチ予約した4760ルーム、79ホテルはすべて四つ星か五つ星。喜んだ従業員がプロムナード・デ・ザングレを笑顔で埋めたのね。

カンヌ: 写真
カンヌ (トリップアドバイザー提供)

フランスとの20年間のパートナーシップをも祝ってフランスを選んだそうだけど、この旅行でフランスには3300万ユーロの経済効果が。この桁外れの社員旅行はギネスブックものよね、でも、行けなかった半分の従業員はどうなるのかな。

それと、この社員旅行と同時期にパリとコートダジュールを訪れた世界中の旅行者の方々、大変だったでしょうね大混雑で。うーん、それにしても、中国の会社って桁外れの利益を上げている所が多いのかしら、興味深々。

ニース: 写真
ニース (トリップアドバイザー提供)
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オーストラリアヤフーにギョッとする記事が載っていた。双子の赤ちゃんのお父さんが二人いたというのだ。一人の赤ちゃんと、名乗り出た男性は間違いなく親子だと証明されたが、この男性はもう一人の赤ちゃんとは全く親子関係がないことが判明した。

双子の赤ちゃんのお母さんの記憶では、ちょうどその頃一週間に二人の男性と性的関係をもったとのこと。その結果別々の遺伝子を持つ二つの受精卵が育ったので、今回のように双子として生まれることになったのだそうよ。ふーん、そうか。

ポピーと青い空と子供たちJPG

確かに稀ではあるが、過去にも同様のケースがあったらしい(日本の民法の規定がチラリ)。結果的に、一人の赤ちゃんのお父さんだと判明した男性は、今後一人分の養育費を払うことになったそうよ。うーん、このケース、何か複雑よね。

二人とも自分の子供なら、男性も一念発起して、四人で一緒に暖かい家庭を造ろうと張り切る可能性が高いけど、もう一人の男性が絡んでいるとなると、一体どう出ていいか煩悶するわよね。いずれにしても、双子ちゃんには幸せな人生を歩んでいただきたいわ。

ラベンダーと子供たち
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シドニーのオペラハウスに現れたイギリスのハリー王子に、まるでお姫様のようにかわいい女性が結婚を申し込んだ後、「キスしていい?」と訊き、王子が頬を差し出すと、何と口にキスを!その写真がイギリスヤフーに大きく載っていた。

眠り姫を目覚めさせるために必要だったのは王子のキス、うーん、この若きオーストラリア女性、自分の人生を覚醒させたかったのかしら、王子のキスで。それにしても、人の良い顔をして頬を差し出しキスされた王子、さすがダイアナさんの次男、優しいのね。

シドニーsmall

兄が優等生だとしたら、やんちゃな弟としてメディアを賑わすことの多かったハリー王子、30歳の誕生日を迎えてから、何となくキリッと締まった顔つきになったような気がしないこともない。姪のシャーロット姫宛てのプレゼントを山ほどもらった王子、姫との初対面を心待ちにしているとか。

一方、ウィリアム王子が出したシャーロット姫の誕生届の父親欄のサインがウィリアムではなくウィルに見えるというのが、イギリスで「人柄を現しているわね」と微笑ましい話題になっている。寂しい家庭に育った二人の王子、今家族の暖かさに恵まれて良かったわ。あれ、何の話だったっけ?

ウィンザー城small
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アメリカヤフーに、「今までいろいろ怖い橋を見たけれど、日本にあるこの橋ほど怖いものはない」という記事が載っていた。さて、その怖い橋とは松江と境港を結ぶ江島大橋、確かに怖い、載せてある写真で見るとまるでジェットコースターだ。

尤も実際には見た目ほど急な坂ではないようだが、「橋のてっぺん辺りで渋滞にだけは巻き込まれたくない」と書いてあった。急な坂を数珠つなぎになってのろのろ進んでいるときはいつも、後ろにずり落ち後続車の鼻先にギゴッとぶつけそうで怖い。

停泊中の船と明石大橋

以前神戸の住宅街の坂道で信号待ちをしているとき、マニュアル車だったので発車の時操作をミスって後ろにずり、危なく後続の高級車の鼻先に車のお尻をぶつけるところだった。あれ以来、急な坂道発進はオートマでも好きではない。

ただ、世界には本当に怖い橋がいくつもある。ジャングルの上に架かっているコスタリカの橋は、ところどころ橋げたが抜けている。手すりが一切なく、真ん中をバランスを取りながら渡らねばならない橋もある。でも、車が通る橋だけでいうと、江島大橋は世界一怖い橋かもしれない、わね。

四条大橋
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昨日はグリーンカード抽選結果発表の日、思えば通訳案内士の発表を官報で見たのが2月5日、そして昨日は3ヶ月後の5月5日、もっと先だけど私の誕生日も5日だから、『今年は5日に縁があるわいな』と思いながら結果発表を今見た。

5日とは言えニューヨークタイムなので、日本時間6日午前1時過ぎになる。世界中から結果発表のアクセスが集中するのを避けるのと眠いのとで、今しがた見たのである、『受かっていたら困る』と思いながら。さて結果は……漏れたのよ!

マンハッタン夜景

永住権を申し込んだときは、まさか通訳ガイドの試験に受かるとは夢にも思っていなかったので、グリニッジビレッジの風に吹かれながらニューヨークでもう一度暮らしたいな、くらいの軽い気持ちだった。I love Big Apple!

でも今新しいガイドと言う仕事に挑戦したばかりなので、アメリカで暮らすのは難しい。うーん、グリーンカードをゲットしたらニューヨークよりもホノルルで暮らして、時々里帰りをしてガイドをし、ホノルルでは日本人客をハワイ島などのアドベンチャーツアーに送り込んで……

ハワイ湾 ヘッド 小

などとあれこれ考えていたが、ややこしい。あー、良かった、落ちていた、と国務省のWebサイトを見ながら胸を撫で下ろしたのよ。でもふと考えた。世界には死ぬほどアメリカで暮らしたいと思っている人々が多くいるだろうなと。落ちていたら凄いショックだろうなって。

ガイドの仕事を別にしても、最近の世界情勢を見ていて、世界で一番日本が安全で暮らしやすい国ではないかと痛感している。もうすぐ2日間団体のガイドをするんだけど、その人たちの国って国土全体が『十分注意』、その中でもかなりの部分が『渡航自粛』になっている。

4月1日白川南川桜2

同国からの別の団体を案内した先輩ガイドが、「いつ爆弾が降ってくるかもしれない国に暮らしていると、日本を旅している間はまるで天国にいるようだ」とのコメントを聞いたとのこと。うーん、『アメリカは好きだけど、今回は落ちてよかった』、日本に住んでいるぜいたくが言わせる言葉よね。
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今朝のヤフーアメリカに注目すべき記事が。『中国は対日本戦略を変更!』というもの。 尖閣諸島を日本が国有化してから、中国は日本にありとあらゆる嫌がらせを行ってきた。それには国際法を無視した防空識別圏の設定も含まれる。

そういったものすべてを含めて、中国が日本に行ってきた数々の示威行為は失敗に終わったというのだ。大山鳴動して鼠一匹、といったところか。結局2014年は日本の中国への直接投資は38.8%も落ち込んで43億3千万ドルに。逆に日本の軍事予算は420億ドルにジャンプ!

中国: 写真
中国 (トリップアドバイザー提供)

11年連続減り続けていた日本の軍事予算が、ここ3年間増え続けた結果だ。その巨額予算のクリアな優先事項は南西諸島の防御。それを支えるのは、優れた知能・監視・および調査の相互運用、弾道ミサイル防御、そして、(海からの)上陸作戦、ですって。

黒島岬

先月のアジアアフリカ会議で習近平主席は安倍首相と会談をした。その際、その会談は日本側から申し出たことにしてほしいと中国側からの申し出があったとのこと。南シナ海を埋め立てて自国の領土を拡大しつつある中国、前途は多難だけど関係改善はいいことだ。

それにしても、一緒になって日本を村八分にしていた韓国、さりげなくはしごを外された感じがしているでしょうね。これを機に、日韓も前向きに関係改善をすべきよね。何しろ中国、韓国のお客様で日本の津々浦々がヒートアップしている今、政治もアップデートしなくっちゃ!

ソウル: 写真
ソウル (トリップアドバイザー提供)
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昨日イギリスヤフーを覗くと、パンパカパーンという感じで、ウィリアム王子とキャサリン妃の間に生まれた女の赤ちゃんの誕生を祝うビデオが次々と。それにしても赤ちゃんを抱っこして出てきたキャサリン妃、その日に退院とはギョッ!

マンハッタンの病院で出産したとき日本なら一週間はぬくぬくと病院にいられるのに、三日目には追い出された。息子は黄疸と間違われて保育器に入れられていた。と、そんなことを懐かしく思い出しながら、愛らしい女王の顔を見ていたら……

ロンドン: 写真
ロンドン (トリップアドバイザー提供)

次に目にした英王室にまつわる怖い計算が、『王室の老化』という記事に載っていた。 今エリザベス女王は89歳、もしお母さんのエリザベス皇太后と同じ101歳まで生きて、そのときまで女王を続けたとすると、何とチャールズ皇太子はほぼ80歳で王位を継ぐことになる、というもの。

80歳のチャールズ王が、これまた100歳まで生きたら、ウィリアムズ王子が王位を継ぐときは65歳になる。普通定年よね。と、いう怖い計算だ。女王が今退位されても皇太子在任期間が62年と長いチャールズ皇太子がその責務のすべてを継ぐのは難しいとも。

ロンドン: 画像
ロンドン (トリップアドバイザー提供)

おまけにチャールズ皇太子夫人のカミラさんは国民の多くからダイアナ妃を苦しめた人としてよく思われていない。王室に対する反発が再燃することも十分あり得る。ちなみに国民はウィリアムズ王子に79%、チャールズ皇太子に53%の票を入れている。

うーん、難しいわね。もしチャールズ皇太子妃がダイアナさんなら国民も大歓迎、エリザベス女王も安心して退位できるのに、と思うと、女の赤ちゃんの誕生を祝ってピンクの服を着て公式の場に出られたグレートグランマのエリザベス女王お気の毒。

ウェールズ: 画像
ウェールズ (トリップアドバイザー提供)
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今月中旬以降暫く東京に行く。その帰りに大阪を素通りしてバンコクに行き、チェンマイ、ラオス、カンボジアとバスで彷徨ってやろうと思いついた。久しぶりに、なぜか受け継いでいる寅さんや芭蕉の血が騒いだのね。しかし何となく違うんだな、という気が。

通訳ガイドと言う仕事を始めて、誰も引き受け手がなかったツアーばかりを引き受けて、とても新人とは思えない経験をさせてもらった。そして今、感じていること。日本って、ひいては日本人って(一般的に)何て良い国、そして国民なんだろうって。

富士山畑の向こう

今回引き受けた比較的長いツアー、2本。前のホテルに財布を忘れた、大事なワンピースをバスルームに置いてきた、そんな話が出ると、間違いなく当該ホテルでは品物をキープしていて、書留で送ってくれたり、ワンピースに至ってはついでがあったという営業マンが大阪のホテルまで届けてくれたり…… 彼、彼女は大感激!

行き先々の観光地で、ガイドとして道に迷うことは許されないので、小声で最短で行けるルートを土地の人びとに聞くと、いろんな人が丁寧に教えてくれた、それも空気を読んで小声で。自己主張をしない日本人って言われるけど、それってある面美点かも。

雪の山々

結局、タイ、ラオス、カンボジアコースは自然消滅して、その代わり、6月初旬北海道へ6日間、6月下旬に石垣島へ8日間、7月前半に那覇へ6日間、LCCのセールに乗っかって航空券をゲットしちゃったわ。3つ合わせて総額26,000円という破格のお値段、うふふ。

北海道は乗り放題路線バスのチケットを買ってバックパッカーに、那覇は沖縄ガイドをするときの定番コースを研修がてら慶良間の海を満喫、石垣島はモチ我が心の故郷西表島の中でも今回は秘境地区に行き将来組み立てたいツアーの参考に。

あ西表島から由布島を望む

学生時代に旅行社でバイトをしていたとき上司が、「ピレネーでスキーをした後、エーゲ海で泳がせるという手もあるね」と言っていた。北の大地を満喫した後、トロピカルアイランドで熱帯魚と戯れる…… そんな国めったに無いわよね、良い国ねNippon! 
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お昼過ぎ、さあ、出かけよう、と思って自転車を取り出そうとしたら無い。昨日、確かにこの場所に置いたのにと、自転車置き場を一通りチェックしたが無い。ショックだった、無くなったということよりも、盗む人がいたということに。何故なら……

先日海外の高齢の女性ばかり十数名を人気のある大阪の高いビルに案内した時、何と、その一人がパスポートと財布の入ったバッグを失くしたのだ。エレベーターを降りたところでそれが判明、急遽ビルの最上階に駆けあがった(エレベーターで)。

大阪駅屋上菜園から見た淀川JPG

インフォメーションにも届いていない、カフェにも届いていない、その日の夜帰国することになっているのにパスポートが無くなると大変なことになる。考えられる限りの場所を探していると、インフォメーションの女性が駆けつけてきた。「今、届きました」

バッグが戻ったと知ったとき、グループの女性たちが口々に、「日本では財布を無くしても戻ってくると聞いていたが本当だったのね」「他の国ではこうはいかないわ」と。そして最後に「もし無くなっていたら、パスポートができるまで全員ガイドさんの家に泊めてもらうとこだったわ」と爆笑。

  関空夜景

その後もツアーで車椅子に乗っている女性が関空でトイレに置き忘れたバッグを、次に入った日本女性がすぐに渡してくれた。無論それにもパスポートが。空港で『日本って何て良い国なんだろう』としみじみと喜びに浸ったのに。

「誰、自転車乗ってったの?元の場所に置いてよね、日本の名誉がかかっているんだから!」と、メガホン持って叫びたい。
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海 夏碧

Author:海 夏碧
自分の足で歩き回った国は60ヶ国以上、ニューヨークとLAで会社勤めを経験。一人で子育てをしながら、外資系の会社の管理職を歴任。アイスバーンを運転してスキー場に行き、タンクを背負ってサンゴ礁を遊泳。目下、楽しめる起業を模索中。


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