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今朝は近くの木立の多い公園までサイクリングをした。コスモスの花を眺めていると、けたたましい声が聞こえてきた。「ここで休むって言ったやろ、どこ行くん?」、「そこで止まりなさい、そっちへ行ったらあかん!」と立て続けに喋る、周りの人をイラッとさせる声。

コスモスとポプラ

見ると哀れな犬がどうしていいか分からずもじもじしていて、近くに立っているおばさんがのべつ幕無しに犬に怒っていた。この調子で一日中喧しく言われると、犬はノイローゼになるだろう。きっとご主人や子供たちにも、口うるさく言い続けてきたのだろう。

癖や物事の取り方で損をしている人が多い。自分のイライラを周りに振り向ける傾向の強い昨今、人のふり見て我がふり直せ、である。意図的に自分の悪い面を変えるだけで、人生は違ってくるのではないか、とあのおばさんを見てショーペンハウエル的に思索に耽った。

物事には両面がある。悪い方だけ見ると絶望的でも、考え方を変えるだけで飛躍のチャンスが来たとも取れる。たった一度の人生、日々進歩して行かなくては、ね! それにしても、あの犬、かわいそう。

初秋の滝
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昨日のランチ、病気を治して職場復帰をした町家さん(名前ではなく京都の町家に住んでいるから)の久しぶりのおしゃべりを聞こうと楽しみにしていたら、別の女性Bさんが深刻な顔をして心配事をもちかけてきた。しつこく二日に渡りもってきたカレーを食べながら彼女の話を聞くはめになった。

コスモス

食べながら暗い気分になった。事情はともかく、話しの内容は、いつも彼女と一緒にいる仲良しのAさんに対する不満だった。他の人にも話しているらしく「○○さんも慰めてくれている」等のことを言う。前日の毛虫に引き続き、カレーをお弁当に持って行くとろくなことがない。

Aさんは9月末が最終日だ。Aさんから「最終日に飲みに行こう!」というメールが来た。「勿論!」と書いて出した。私もお弁当を食べるのは9月末が最終日だ。かまやつ系に「公園で一緒にアイスを食べたかったわあ」と言うと、「30日に行こうや」(女性です、念のため)と言われ思わずオッケーしてしまった。

大阪駅12階花壇なでしこ

30日は阪急沿線チーム(比較的お上品組)の中に9月末で去る女性がいるので、一緒に食べようと約束していたのを忘れていた。確約ではないので、後でお菓子の賄賂(!)を渡しておこう。 それにしても思う、職場での人間関係はつかず離れずがいい、と。他人の人間関係に深入りせず、群れないこと。
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青空の下でカレー、なんて張り切って桜の木の木陰でカレーを食べていると、何やらポタリという音がした。何気無く目の前の地面を見ると、な、なんと毛虫がわらわら地面を這い回っている。さっきのポタリという音は…… ギャー!

慌てて職場の食堂に戻り一息ついた。すると、な、なんと、肩から毛虫が現れ、腕を這っているではないか。周りに気づかれないように手で払って床に落とした。毛虫は床を這って、隣で呑気に弁当を使っている男性社員の方に。次に見ると消えていた。コワ。

4月3日ウツボ桜と青い空

それにしても、もうあの公園に行くこともほぼ無くなった。契約更新に伴い社会保険に入るようにと言われたのだ。週に30時間労働が二ヶ月続くと三ヶ月目からマストだとのこと。嫌だと言うと、9時から1時までの勤務を勧められた。

願ったり叶ったりだ。今までのように9時6時だと、後二ヶ月なのに勉強する時間がない。昨日英語の神様に会ったことといい、シフト変更といい、これは勉強しろということだな、うん。それにしても、まさかもう一匹毛虫がどこかに…… コワ!
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今朝は恐ろしい時間に起きた。先ず、4時前に目が覚めた。そして本能が叫んだ。『青空の下でカレーを食べよう!』、そこで、算盤1級の問題を30分やってから、カレーを作った。今日のお昼、公園の青空の下で食べるのだ、さぞ美味しかろう。ささやかな昼休みの抵抗。

毎日朝から夜まで大抵の人は働いている。人生の大部分を職場で過ごす。今のように年金が少なくなると、高齢者もそれだけではやっていけない。そうなると、75歳くらいまで働くようになる。そして、間もなく死ぬ、となると、たった一度の人生、何だかねえ。

コスモスと柿木

かと言って、お金の有り余っている人たちは、結構インセキュアだと聞く。誰かに盗まれないか、株や債券が下がらないか、と持たざる人より心配が多い。最近『サプライズ』という映画をビデオを借りて見た。別荘に集まった家族を家族が皆殺しにするというストーリー、遺産を狙って。あり得そうで怖い。

昨日NHKで子供の貧困を取り上げていた。日本の子供の貧困率は16.3%と世界的に見ても高い。この日本で、十分食べられずに飢えている子供が多くいるという、食品ロスは年間500万トンから800万トンになるというのに。喫緊の課題だ。
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今日は濃い一日だった。昼前、同類項の若い同僚と久しぶりに遭遇(大人数なので)し楽しくランチと散歩。午後、職場で突然契約を切られる人が出た 。終業後、その話を聞いてあげるためにいつもと違う駅に一緒に歩いて行った。そこからは二通り帰る方法があり、一瞬迷ったが来た電車に飛び乗った。

すると、私を呼ぶ声が聞こえる。エッと声のした方を見ると、な、何と今一番会いたかった男性が笑顔でこちらに歩いて来つつあった。若いのに、彼は英語の神様だ。TOEIC満点、英検一級、通訳ガイド試験合格! いつも私を励ましてくれた。それがいつしか音信不通になってしまっていた。

あ飯田橋駅西口から

12月頭に通訳ガイドの二次試験を受けるが、全く勉強をしていないし、準備をするにしても何が出るか分からないので迷っていた。そんな時に、まあ、神様と遭遇するとは。「情けは人の為ならず」と言うのは本当なのね。

今月末で終わりと言い渡されてショックを受けている女性を放っておけず、慰めながら(労基局に一緒に行く勢いで)別の駅に行ったからこそ、出会えた神様。即、最適な直前コースのある学校を教えてくれた。連絡先ももらったし、鬼に金棒だ。

大阪駅屋上花壇

先日『東京メトロ物語』というショートストーリーに応募した――メトロの中で落ち込んでいたサラリーマンの前に突然現れた昔の恋人。すごく元気をもらって電車を降りた彼、彼女が天国からやってきたとも知らずに――。 やだ怖くなってきた、英語の神様、本物よね、ね、ね。
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今の仕事、そろそろ次へなんて考えていたら、契約延長になった。上司も含めて今月末で退職する人もいるので送別会のお誘いが回っってきた。夜8時半からのスタートなので出ないことにした。すると、幹事のカッコいい男性上司が出てほしいと熱心に説得にきた。

変だなと思っていたら、何と、「出ないよね」、と言い合っていた美女が、私が出るなら出ると、幹事に告げたのだ。んまあ、と考え込んでいると、その美女が「6時から二人でその店で飲み初めて、みんなが来たら挨拶だけして9時に帰りましょう」と折衷案を出してきた。

モナコ: 写真
モナコ (トリップアドバイザー提供)

何だか見ていて可笑しい。人は見かけが九割が手にとるように分かる。それには若さも含まれている。若い頃から殆どジーンズにTシャツで『西洋乞食』と呼ばれていた私。もう少しおしゃれに気を付けていたら、今頃モナコでヨットに乗っていたかも、と天神橋筋商店街を歩きながら考えちゃった、わ。

何だか焦点がぼけたようなブログですみません。頭もぼけてきたのでは、と心配な読者諸氏、百パーセント否定はできません。でも、少し天然ぐらいが、この世知辛い人生は生きやすいかも。年末年始、今年はどこに脱出しようかと今、策を練っています、人生はバラ色だわ、モナコでヨットは無理でも。
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今私は元気がない。とても面白い空想科学小説を読み終えたからだ。次がどうなるか楽しみでワクワクしていた毎日が消えた。と、こんな具合に引きずり込まれる空想科学小説、しかし今その小説世界を日本の建築会社が実現しようとしている、という記事がオーストラリアヤフーに載っていた。

梅田の秋晴れの空

多分耳にされた方も多いと思われるが、建設大手大林組は、宇宙96000キロに到達する宇宙エレベーターを2050年までに建設予定だという。 磁気式リニアモーターにより駆動されるロボット車は、ロケットの数分の一のコストで、新築宇宙ステーションに人や貨物を運ぶ。

行きたい、7日かかるらしいが、それでも行きたい! こんな夢のようなことが実現するのもカーボンナノテクノロジーの発展のお蔭らしい。 それにしても、日本の技術力が宇宙旅行に革命を起こし、潜在的に世界経済を変革する(文面より)ことをあの方はご存知かしら。

ととろ電車

ボロボロになった両国関係の修復を願ってベイビーステップを踏み出すために、大規模なビジネス代表団が習近平主席に会えることを期待して、昨日日本を発った、との記事もオーストラリアヤフーに出ていた。 うーん、会えるといいわね。
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登録しておいた代行会社からグリーンカードのロッテリーが始まるという情報が送られてきた。メール申し込みの人は千円引きなので手数料は7500円、さっそく申し込んじゃった。当たったらどうするかですって? そりゃあ、帰るわよニューヨークに。

今回パリに行って考えた、ここに住んでヨーロッパのあちこちに行くのも悪くないなって。でもネックはフランス語、第二外国語で一応オールAをもらったドイツ語なら今から勉強しなおすと何とかなるかもしれないけど、フランス語は無理。話が通じないんじゃ住んでもつまんない。

パリの通り
モンマルトルの坂の下

ニューヨークに住んだら何をするかですって?面白い仕事をつまみ食いしながら、入りたいわね作家活動に、うふふ。ワシントンスクゥエアで周りの人を見ているだけでも面白いし、グリニッチビレッジの通りに面したカフェでロック(ビール)などを飲みながら本を読むのも素敵。

それに何よりもヨーロッパに近い。先日のヨーロッパ旅行で連絡をしなかったと怒っているスイスの友達にも気軽に会えるし、行きそびれたヨーロッパのあちこちにも簡単に飛べる。晩年近くになったら、もち引っ越しするわよ、ハワイに、ふふふ当たるかなあ……
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昨日朝6時3分発ののぞみに乗った。がらすきだと思って自分の席に行くと、何と、三人がけの真ん中に女性が既に座っていた。窓際に座った私は殆ど乗客のいない車内を見渡して、何もまあ隣にねえ、と考えて少しがっかり。

服のセンスも良く、かなりの美形のその女性、中身も外見にマッチしていた。先端医療技術に従事しているとのことで、話を聞いたのだが、その中で気になることがあった。今は染色体検査などで異常が見つかると産まないケースが増えているが、異常だけではなく……

新幹線

女性の多くは女の子を望んでいるとのこと、だとすると中には男の子だと知って産まない人もいるのだろうかと、心配になったのだ。一人っ子政策の中国では男の子が望まれると聞くが―― 性別で抹殺されるようなことがあるのは許せない気がする。

ガラガラの社内は名古屋からワラワラと乗り込んできた乗客で満杯になった。中央線沿線の人達も名古屋に集結するのね。それはそうと、東京まで彼女の方を向いておしゃべりしっぱなしで、外の景色を殆ど見なかったわ。楽しかったけど首まで痛くなっちゃった、やれやれ。

東京タワーと霞ヶ関ビルsmall

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以前は東京で一番好きな場所は新宿だった。例の蚊の騒動以来、二番目に好きだった六本木を一番に格上げした。六本木は落ち着くわ。ミッドタウンの地下一階には天井に走る水が見える場所に丸いテーブルと椅子が置いてあって、自由に使える。

日本の都会が快適なのは、あちこちで綺麗なトイレが使えること。ローマなどカフェで借りなければならないので、その都度何かを買ったり飲んだりしなければならない。今、隣に異様に鼻の辺りを触っている若い女性が座っている。「縁遠くなるから止めなさい」と言いたかったが我慢した。

ミッドタウンランチ4
ミッドタウンのニューヨークカフェ

今日のフォーラム、なかなか面白かった。日本中からかなりの人が集まっていて、作家志望の女性たちからメルアドを聞かれて書いたが、私は聞かなかった、来たら返事を出すからね。そのあとの懇親会が盛況、ご馳走もデザートも豪華で、ホロ酔い気分のおしゃべりが盛り上がった。

うーん、たまには二度と会うことのない全国から集まった人々の話を聴くのもいいものよね。色んな階層の人たちがいたが、真摯さを兼ね備えた、本質的に頭の良い人たちが大半だった。日本の人的資源の豊かさを再認識したわ。国にも変わってもらわなくっちゃ、ネ。

六本木ヒルズから見た東京タワー
六本木ヒルズから見た東京タワー
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今日はぽっかり白い雲が青空に浮かんでいるので、しつこいお弁当は持ってこずに、スーパーでサンドイッチを買って近くの公園で食べた。好きな曲を聴きながら、秋めいた風に吹かれながらランチをするとストレスが消えた。

青空を見上げていると、大きな飛行機が横切るのが見えた。この近くでこんなに低く飛んでいるのを見たのは久しぶりだったのでギョッとした。でも無事着陸体制に入ったようで、何も特別起こらなかった。

アクロポリスsmall

先日ロシア上空を飛んでいるとき、ながーい時間落ち着かなかった。アテンダントがシベリア上空を通っていますと説明してくれ、少し眠りに落ちることができた。いくらなんでもシベリアまではねえ。

世界が危険になればなるほど、飛行機に乗るのが怖くなる。今のうちに、また行っておこうなんて考えて、調べ始めた私、トラさんの体質は一生抜けそうにないわ、うふふ。
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我思うに、昨日今日と、忘れ物、落し物、ルート間違い、といよいよ危険水域に入って来た。先ず、昨日のお出かけ、地下鉄でかなり行ってから必要なものを忘れているのに気付いて、また逆戻り。交通費と時間の無駄。

その後出かけなおして、今度はオニューのカーディガンを落とした。JRと地下鉄の駅に問い合わせたり、花屋、スィーツショップと立ち寄ったところに聞いて回ったりと再度の時間の無駄。今日JR西日本に電話で依頼、見つかったら連絡するとのこと。あーあ。

オリーブと日日草

今日のお出かけ。地下鉄の出口の番号をチェックして出たのに、歩く方向を間違えて物凄く大回りをして目的地へ。用を済ませて部屋を出た後、中に汗のしみ込んだ使い古したタオル生地のハンカチを落としてきたことに気付いた。恥ずかしいからそのままにしてきた。

帰り道警察の前を通ったので、携帯にきた振り込め詐欺メールを申告した。一生懸命ノートに書き写している係官の姿を見て、PCに送付できるのにと思った。詐欺集団に対処するにはハイテク部隊が必要かもと、自分の危険水域突入を棚に上げて、考え込んじゃったわ。

靭公園とオフィス
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ヒェーと思わず電車の中で叫びそうになった記事がヤフーアメリカに。カリフォルニア州のシリコンバレーの近くの普通の街路で、通学途中の子供を山ライオンが襲ったというもの。すぐ傍には他の子や保護者がいたというのに。

襲われた子供の父親を先頭に他の親たちも勇敢にライオンに立ち向かい、引き摺られていた子供を無事奪い返した。親たちのこの勇敢な行動を見ていた子供たちも、きっと他人の不幸に知らん顔のできない大人に育つでしょうね。事なきを得て、本当に良かったわ。

5ライオン

キェーと思わず電車の中で吠えそうになった記事が今朝の朝刊に。盲目の少女の杖が駅で通行人に当たった。その人物が転んだような音を耳にした後すぐに、少女は膝の裏側に激しい痛みを感じた。杖を当てられた人物が腹を立てて、固い靴で思いきり少女の足を蹴ったのだ。

「こら、何をする!」という他の通行人の声がした後、少女を蹴った人物は走って逃げたとのこと。街中に、それも駅に野獣が現れたとしか言いようがない。こんな日本人を育てた親の顔を見たい、が、何よりもこの野獣が育てる子供を思うと暗澹たる気持ちになる。

パリ(野獣の銅像)small
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錦織選手の相手として、チリッチよりもフェデラーの方が良かったという識者がいたが、その通りになった。でも、本人にとっては、一気に上り詰めるより却って良かったという意見もあることだし、今回の活躍だけを大いに称えたい。

ところで今回のヨーロッパ旅行、従姉妹連れと日にちが短いのでスイスの友達に連絡しなかった。FBのカバー写真にベニス、プロフィールにパリで撮った写真を載せると彼女から怒りの書き込みが来た。「ヨーロッパに来たのに連絡をくれなかったのね!」 しまった、ネット社会の便利さを忘れていた……

チューリッヒ川

そこで返事を書いた。今回の行けなかった理由を述べ、『近いうちにまた一人でヨーロッパに行くから、その時会おうね』
 と、言うことは、約束を守るためにもまたヨーロッパに行かねばならない、今度は従妹に内緒で。次回はポルトガルでポートワインを飲みながらファドを聞き、アイルランドを彷徨いたい。うーん、楽しみ!
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今、例の特別プロジェクトの仕事をしているが、一部上場メーカーの社員と大人数の臨時社員や派遣社員、それに業務を司っている会社の正社員が一緒に働いているので、度々興味深いシーンに出くわす。

割と気の合う同僚は、ちょっと古いがカマヤツ系、大学時代からロックのバンドを組んでいたとかで髪型もそれなりに目立つし、服装もカラフルでユニーク。その彼女と一緒にドアを開けて中に入ろうとしたとき、中から地味な上場メーカーのおじさんが出てきた。

御堂筋夏真っ盛り

我々(多分に彼女)を見て、彼は文字通り驚愕の表情をしてのけぞった。悪いけど、その後思い出し笑いがお昼まで止まらなかった。「何や、えらいびっくりのしようやな、のけぞっとったで」と言った彼女の言葉も可笑しくて。フフフ……

同じ仕事をしていても若くて美しい女性に対しては総男性諸氏の態度が違う。「えらい違いやわ、私らと」と、私も私らの仲間に入れられた。そこで言ってやった。「だって、私らおばさんも、おじさん達よりイケメンに目がいくじゃない」 

すると「そう言われればそうや」と気のいいおばさんたちは即納得。 今夜は生駒山の上に見事な満月が…… 平和が続くといいな。

2013年9月19日満月2
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海外のメディアでも錦織圭選手の快挙を称える記事があちこちで大きく取り上げられている。イギリスでは男子テニス界に新しい時代の幕開けが来たと書かれ、しょんぼりするフェデラーとジョコビッチの写真の横にケイスマイルが。

ロンドンマクドsmall

過去36回の大会で当代のベスト3が決勝戦に出ないことはなかったとのこと、歴史が塗りかえられたと共に、欧米人がドミネートしていたテニス界にアジアの若い風が吹き込んだという意味で、人種的優位性の崩壊にも繋がる。

政府が何千万ドルもかけて世界の主要紙に日本を宣伝する記事を出すよりも、日本にとって大きなアドバンテージを錦織選手は世界に示してくれた。アジア人初の個人男子グランドスラム決勝進出の快挙に対する中韓の指導者の本音を聞いてみたい。

マンハッタン夜景

ヤフードイツでもジョコビッチに勝ったニシコリのガッツポーズが出ていた。ドイツには中国に関して漁夫の利を取られている日本、経済だけではない日本の底力を見せつけたようなスマッシュヒットに一人ほくそ笑んだ。
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ベニスのサンタルチア空港からパリ行きのエアフランスに乗り込むとき、飛行機の手前に新聞が何種か置いてあった。唯一英語で書かれた新聞が一部残っていたので、サッと手に取って機内に入った。

ニューヨークタイムスの現地版だったので興味深く目を通しているときに、ムッとする記事に出くわした。8月20日頃同誌に掲載された社説か何かに対する投稿記事のようだったが、JAPANという活字を見てさっそく読んだのが凶と出た。楽しい旅の最中なのに……

飛行機停止中small


日本は今にアジアの覇者に再びなろうとしているし、なるだろうと書いてあるのを読んで、大いに嫌な気分になった。ニューヨークタイムスがそのような記事を載せ、投稿者はその記事に対して大いにあり得るとして、日本を批判していたのである。

韓国名でもなく中国名でもない投稿者の意見は、如何にメディアが大きな影響を一般人に与えるかを如実に物語っている。今朝、錦織圭選手の快挙に日本中が喜んだが、世界に対しても日本のイメージを大いにアップしてくれたと、あの記事を思い出しながら二重に嬉しくなった。
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とうとう帰って来ました、ヨーロッパから。いろいろギョッとすることもあったけど、やはり素晴らしかったヨーロッパの王道イタリアとフランス、おまけに可愛らしいベルギーの街。何だか、またパスポートを引っ掴んで駆けつけたくなったわ、今度は関空に。

成田までの往復が大変だったわ、青春18切符を使ったので。行きは前日10時間かけて成田のホテルに夜8時過ぎに到着。大浴場に入って翌日ホテルのシャトルで空港に。なじみのホテルで体を休めたのが功を奏したのか、旅行中ずっと元気がキープできた。

エアフランス

12時間かけてローマからアリタリアで昨日成田に到着。このローマからの便に乗る前に、同日パリからローマに飛んでいるので、その日はシャルルドゴール空港とレオナルドダビンチ空港を、文字通りヒェーという感じで走り回っていたことになる。

この成田到着後が大変だった。お昼12時前の電車で京成船橋まで行き、そこからJRに乗り換えて延々大阪まで数回電車をチェンジして、殆ど快速で帰って来たのよ。夜11時過ぎに部屋に帰ってから作って食べた味噌ラーメンの美味しかったこと、達成感と一緒に呑み込んじゃった、うふふ。

アリタリア航空
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横浜から熱海行きのアクティ快速に乗った。混んでいたので藤沢で降りてまた別の車両に乗り込んだ。四人がけの一つだけ空いている席に座ってギョッとした。半裸体に近い服装をした少しケバい若い娘が三人座っていたのだ。

舌足らずな言葉で喋っているのを聞いたが、どうやら仕事を兼ねて熱海に行くらしい。周りの女性たちは眉を潜め、男性はチラ見をしたり必要以上に無視したりと嫌でも周囲の注目の的になっている。うーん、なんだかねえ。

紅いバラ

あの格好で海外でも歩き回っているのだろうか。テレビドラマの話をわけ知り顔にしていたので、ごく端役の女の子たちだろうか。それにしても、あの格好じゃどうぞ襲ってくださいと言っているようなものだ。ノータリンと思われていいように使われてしまいそうだ。

「キチンと服を着て、それだけコッテリ顔を塗る時間があったら頭の中もミッチリ詰め込んでおきなさいよ。売れないとわかったときに別の道に進めるように」と言おうかと思ったが熱海に着いてしまった。そして、観光客の視線を浴びながら半裸の集団は階段を降りていった。

白いカキツバタとテッセン
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ベルサイユの免税店での瞬間、綺麗に化粧をしたまだ若い日本女性が品物を手に取って発した一言、それも日本人店員の前で,「よそと比べても高いわ」。それをそばで見聞きしていたツレの男性の一言がぐっと来た。

「店員さんの前で、そういう言い方はないだろ。ひどいよ」 私もそう思う、そんな顔をして見ていた周りの日本女性たち。彼の愛が冷めた瞬間の可能性大。思いがけないところで出てしまうその人の本質。

オリーブと紫の花

人の振りみてわが振り直せ、と自分自身を振り返って思う。思いやりのない不用意な一言を発して、自己嫌悪におちいることが多々ある。ポーズでいい人を演じても化けの皮が剥がれる。精進しようっと。

それにしても件の二人、あれからどうなったかしら。早まらずに、もう一度チャンスを上げてね。人間は弱いオリーブの木だから(パスカルの向こうを張ってみました)。

ラベンダーの野原
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Author:海 夏碧
自分の足で歩き回った国は60ヶ国以上、ニューヨークとLAで会社勤めを経験。一人で子育てをしながら、外資系の会社の管理職を歴任。アイスバーンを運転してスキー場に行き、タンクを背負ってサンゴ礁を遊泳。目下、楽しめる起業を模索中。


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