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今、静岡県を列車で横切っている。やはり天気がハッキリしない、さっきア富士山だと思ったら真っ白なパラボナアンテナだった。地球温暖化のおかげで富士山が見えるのは僥倖になってしまった、前は簡単に姿を拝めたのに。

向かい合わせの長いシートに座っていると、前の列の人たちの様子がよくわかって面白い。大阪の猛々しいおばちゃん(私も含めて)と比べると40代以上の女性の表情が慎ましやかな気がする。日本ていいね、って気がする。

富士山畑の向こう

ようやく真ん前で喚いていた少し年取ったお父さんに抱っこされている3歳位の男の子が眠ってくれた。親は可愛くてたまらないという顔をして、躾のできていない子供の言いなりになっている。その子を睨んでやると、死んだふりをした。クスッ。

なんだかんだと言っても日本はいい。と、ここまで書いたら前の席に乳母車にもの凄く大きな荷物を載せた、この旦那にしては若すぎる妻が来た。妻に似た二人の可愛らしい女の子も。妻はウンザリした顔をしているように見える。はて何やら面妖な……

富士山を覆う厚い雲
雲に覆われた富士山 (河口湖にて)
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9歳の少女に銃の使い方を教えていたアリゾナ州の39歳のガンインストラクターが、少女の撃った銃に当たって命を落とした。少女は両親に連れられて銃の撃ち方を習いに来ていた。このニュースを読んでやり切れない気持ちになった。

年少者に銃の撃ち方を教えるには厳しい規律があるそうだが、現にこのような双方にとって痛ましい事故が起きている。子供をほんのしばらくの間ホテルの部屋で一人にしておいただけで3人も警察官が乗り込んで来るアメリカ、甚だしくバランスに欠けている。

花の咲いたミニミニサボテン

まだ10歳にならない子供をそんな危険な場所に連れて行き、火器を持たせる親こそ取り締まるべきだ。子供が銃を持ち出して人を撃ったケースも散見する。銃コントロールに関してはアンタッチャブルのアメリカ、なんで、どうして、やっぱり全米ライフル協会の威力なの? はぁ(溜息)
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スコットランドの18歳の少年が水の中に飛び込んだ後、4時間後に水中に沈んでいるのが発見された。まだ調査中だが、アイスバケツ運動関連死と考えられているという記事が海外ヤフーに載っていた。

ベッカムやオバマ大統領も参加したこの運動、先日も創始者の一人であるアメリカの青年が高いところから海にジャンプをして命を落としている。若者は意気軒昂になると危険なことにもトライしがちだ。

離島フェリーから見た海

年配者は氷水をかぶって心臓麻痺にもなりかねない。せっかくの良い運動が悲劇を生むのは本末転倒だ。別の方法で病気の人々に手を差し伸べることを考えて、とりあえずこの運動はお開きにしていただきたい。
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職場でフランスから帰ってきたばかりの女性が言った。「モンサンミッシェルで食べたオムレツ、全く味がしなかった」 おまけに卵4個を使ったオムレツはフワフワだけど中に何も入っていないんですって。私は中にひき肉やジャガイモや玉ねぎの入っているオムレツが好き。

モン サン ミシェル: 写真
モン サン ミシェル (トリップアドバイザー提供)

もっともパリ3日目、モンサンミッシェルに行くのは従妹で私はブルージュに行く。ツアーは別会社だが、チュイルリー公園の傍にある集合場所は互いに歩いて2分の距離、いろいろ考えたのよ、ホッ(安堵のため息)。その前日二人で参加する、パリ市内とベルサイユ宮殿ツアーはモンサンミッシェルツアーと同じ会社なので場所も確かめておける。再びホッ。

さっそく東京の彼女に電話をかけた。「モンサンミッシェルには小さいケチャップを持って行った方がいいわよ」 すると、「無理よ、枕やドリンク剤で荷物パンパンだから。ドリンク剤、あなたの分も持って行くからね」 こわ、枕に多量のドリンク剤!後者は空港でややこしいことにならなければいいけど。

パリ: 写真
パリ (トリップアドバイザー提供)

仕方ない、荷物の少ない私が小ぶりのケチャップを持って行ってあげよう。それに、味のしない他のレストランでも役にたつかも。尤も星付きレストランなら、シェフが怒ってフライパンを持ってキッチンから出てくるかもしれない、「デガージュ(出ていけ)!」と叫びながら。
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今、ようやく食べ終わったが私のお弁当はとてもしつこい。今日は朝作ったグラタンにレーズンロール一個とバナナ一本。その後レタスを敷いた上に載せたスイカの切り身、そして最後にヨーグルト。

いつもはこれにおかきやかりんとがつく。アイパットで海外の記事を拾い読みしながらゆっくりいただく。以前はおしゃべりしながら食べていたのだが、毎日同じような話をして笑っているのにも飽きてきた。

ドイツハイデルベルクとライン川small

一度は受けてみたい授業の先生のような話が聴けるといいのだが、そうはいかない。そこで貴重なランチタイムを自分の流儀で過ごすことにした。毎日お弁当を開くのが楽しみなように、様々なものをもってくるようになった。

2日、どさくさに紛れて余分に取った休みも承認されたし、これからはますますマイペースで人生をエンジョイしたい。ああ、ブルージュが私を待っている、結局行くことにしたのよブルージュへ、ウフフ。
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ジョージ・クルーニーのEX彼女は俳優でモデルのとても美しいイタリア女性、その彼女が口を開いた、「ジョージ・クルーニー、誰? 私は今の幸せだけを見つめているの」 カッコイイ、さすがソフィア・ローレンを生み出した国の女性!

彼女とジョージは2年間付き合った後、別れた。ジョージは今イギリス人とヨルダン人のハーフでロンドンで活躍中の美人弁護士と結婚の準備をしている。53歳のジョージと別れた35歳のエリザベッタは46歳の整形外科医と婚約をした。

紫陽花いろいろ

ジョージのような有名人と付き合うと下心を憶測されたり、何処に行っても注目されて、どうやら少しお疲れだったような彼女、今はスッキリ爽やかカリフォルニアの太陽の下でコカコーラを飲んだ時のような顔をしている。

うーん、あまり干渉されずに新しい彼と深い愛を育んでください。ジョージもスッキリ爽やかな彼女を見ると、ちょっぴり後悔するかもよ。ああ、恋は本当に愛している人を見失わせるっていうけど、そうかもね。
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昨夜は寝る前に身をよじるくらい悔しい思いをした。ふとアイパッドで撮っておいたシフト表を見て、翌日が休みだと気付いたのだ。てっきり翌々日だと思っていたので、『明日休みの喜び』を一日中味わうことなく過ごしたことになる。

子供が小さい頃、食べやすいようにとメロンパンを半分に割って手渡すと泣いて怒った。「メロンパンをメロンパンの形のまま食べたかった」というのが、その理由。何だか明日休みだと思って一日中ウフフ気分の楽しみを味わえなかったことと共通点が……

黒島 港

そんなことを考えていたら、命について考えさせられるニュースを目にした。読んだ後、プチプチ不満はあっても、生きていられるだけで幸せなんだ、そんな謙虚な気持ちにさせられた。

アイスバケツ運動を最初にスタートさせた青年の一人が先日亡くなったという記事がアメリカヤフーに載っていた。ALSにかかった友達から触発されて運動を始めた27歳のコーリー・グリフィンは、土曜日の夜ナンタケットで海にダイビングした後溺れて命を失った。

黒島 長い桟橋

悲しいのは、その数時間後に彼が始めた運動で10万ドルが集まったことが判明したこと、とその記事には書かれていた。ふと、良い人を神様は先に召されるのだろうか、と考えた。多くの善良な人たちが事故や災害で突然命を絶たれる現実に割り切れない思いがする。
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オーストラリアヤフーを始め、海外のメディアで日本のスケート連盟を率い参議院議員でもある49歳の橋本聖子が20歳以上年下のオリンピック選手高橋大輔に無理やりキスをしたという記事がセンセーショナルに取り上げられている。

中にはビデオ付の記事もあり、はっきりと嫌がって顔をそむけるダイスケにセイコが執拗に(オージー版によると)キスを迫り、一度始めると数分間続いた(と書いてあった)様子が流されている。誰が見ても、パワハラセクハラは否めないだろう。やれやれ。

赤紫の花と池に映る青空と空

今回の橋本聖子氏の軽挙妄動は、ガラスの天井に挫けそうになりながらも男社会で頑張っている日本女性にとって迷惑千万だ。セクハラヤジを飛ばした都議会議員の話題が世界を席巻したが、今度は女性セクハラパワハラ参議院議員が名を馳せている。何とも早……

おまけに彼女は、若い選手をサポートする立場にある日本オリンピック委員会(JOC)の強化本部長だ。2020年東京五輪に向け重要なポジションを、果たしてこの女性に任せることができるだろうか。元スポーツマンらしく、潔くけじめをつけていただけるのかしら。

  しのぶのはっかいと花々
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広島の土砂災害で幼い2歳の弟と11歳の兄が犠牲になり、お通夜に大勢の同級生が駆けつけた。子供達の中には腕で涙を拭いている子もいて、みんなの泣き顔を見ていると貰い泣きをしてしまった。もう遊べないんだ、と言って泣き崩れる子もいた。

あ由布島の台風一過の空

広島の大災害を見ていると、台風でもないのに前代未聞の土砂降りがあちこちで起こる日本列島は、地球温暖化の最たる悪影響を受けていると言わざるを得ない。今後も悪化こそすれ、良くなるとは思えない。

幼い二人の男の子を始め大勢の人が犠牲になった広島の大災害、何が起こるかわからないという危機感をもっと持っていたら防げたのではないかと、残念でならない。義援金の受付が始まった。微力でも協力したい。歪められた自然の猛威はとどまるところを知らない。

石垣島川平湾曇りの日3
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ピレネー山脈のふもとにある南フランスの小さな村で静かな余生を送ろうとしていたイギリス人の70代のカップルが、悪夢に襲われた。隣人たちが二人の家の窓を釘付けにし、家の前の木製のフェンスの支柱をセメントで固めて開かないようにしたのだ。

それだけではなく、ニ階まである高いレンガを積み上げた壁を作り家を取り囲んだ。そこで、高い壁の中に閉じ込められた二人を助けるために、地元の人々が立ち上がった。窓とドアに打ち付けられていた釘を外し、家の前に積み上げられたレンガの壁を崩したのだ。

バンドール: 写真
バンドール (トリップアドバイザー提供)

「彼らはレンガを積み上げて壁を作る前に、私たちが出て行けばいいと思っていたようだ」と病弱なイギリス人の夫は言う。彼らの他にも、隣人により自分の敷地が侵害されていると激怒しているイギリス人カップルもいるそうだ。それにしても、この話、海外リタイアについて再考させられる。

優雅に暮らしているイギリス人夫婦に嫉妬をしたのではないか、土地の価格が変動するのを嫌ったのではないか、等の憶測もあるが、あまりにもひどいこのご近所からの仕打ち、現実の壁は取り払われても、心の壁は永遠に取り払われないだろう。

ミディ ピレネー: 写真
ミディ ピレネー (トリップアドバイザー提供)
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今朝何気無くどうということのない注意をした人が、プチ切れした。このままでは今後付け狙われそうだなと思ったので、さり気なく自分もミスって怒られたのよ、とフォローをした。一応納得をしたようだが、放っておいたら即ブチ切れに突入していたかもしれない。

最近、沸点が低い人が増えている。知らない人と知り合いになるのも用心が必要な時代に入ったのかもしれない。さっきも怖い女性がトイレ待ちの列で硬い声で言うのを聞いた。「遅いわね、この人」 ヒェー!

中からその人が出てくると、さっと中に入り、バターンと力一杯にドアを閉めた。ヒェー、三つ分。フォローをした後、触らぬ神に祟りなし、距離を置きましょうね、うっかりそんな人に関わったら。やれやれ。

真夏の白バラと雲
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最初申告した休暇より、どさくさに紛れて二日水増しして担当部門に出してみた、忙しくなってきたので休みの申請にも厳しくなってきたにも関わらず。ヨーロッパ旅行の前と後ろに1日づつ休みを取ったのだ。見つかってクビになったら、ケ・セラ・セラでいくしかない。

ローマ: 写真
ローマ (トリップアドバイザー提供)

さあて、たった一日しかないローマ、あれこれ自分たちで歩けないか再検索をしてみたが、やはり筋書き通りにはいきそうにないと諦めた。今までローマに行ったとき、見逃していた歴史的必見の地も多くあるので、今回は一日ガイド付きツアーを申し込んだ。

よくよく考えると、パリにしてもまともにきちんと観光をしていない場所がたくさんある。セーヌ川クルーズもやっていないし、ベルサイユも行っていない。そこで、今回はこちらもきちんとした意味のある観光をしてみることにした。得るものも大きいかもしれない。

ブルージュ: 写真
ブルージュ (トリップアドバイザー提供)

モンサンミッシェルとオンフルールランチ付ツアー、クレジットカードの入力も済ませ最後のポチを押そうとしたとき、『JCBとコラボすると10%割引』と書いてあるのが目に入り、再度問い合わせている。あれこれ目端をきかせる必要があるわね。 旅とかけて何と解く、うーん、生きている証かな。
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大雨と雷の中で墓参をした後、ようやく大阪まで帰ってきて梅田のブティックのそばを通った。服を買うのが面倒くさい私は、一度は通り過ぎたけど、エイヤッと思い切って中に入ってみた、そして15分でヨーロッパ旅行用の上着とカーディガンとカットソーを買った。

   心斎橋

服を買う時は本能で買うので悩まない、ところが昨日天神橋筋商店街のすごい店では悩んだ。そして結果的に、古代ローマ人が着ていたようなタックをとった緑のワンピースと、中世のベネチアで似合いそうなピンクのロングドレス(白い短いカーディガン付き)を買った。

フフフ、ローマとベネチアでは時を遡って街をうろつくからね、パリではブティックで買ったシックな色で決めるけど。それにしても足首まであるピンクのドレス、ゴンドラからころげ落ちて泳ぐ羽目になったら、『マナティー運河に出現!』の動画がユーチューブに載るかも。

天神橋筋
天神橋筋三丁目(通称テンサン)

天神橋筋の店で「ワンピースはええで、一枚ですむからな」と話しかけてきたおばちゃん、会って一分後に大きな目をして訊いてきた。「あんた何年生まれ?」  「内緒」と答えると、「なんでやのん」とこぼれ落ちそうな目玉で睨まれた。 うーん、泣く子と大阪のおばちゃんには勝てない。
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イギリス人女性がアメリカに留学し、アメリカ人の男性と恋仲になった。彼女の帰国が迫ったとき、彼は彼女にプロポーズした。彼女は大喜びで、イギリスに戻ってから手作りのウェディングドレスを購入したりして少なからぬお金をかけて結婚式の準備をした。

結婚式は二人が出会った大学のキャンパスで執り行われることも決められ、彼女は幸せの絶頂にいた。そして彼がイギリスに彼女を訪ねてくることになっていた矢先、彼の父親だと名乗る男性から電話がかかってきた。彼の言葉に彼女は絶望のどん底に突き落とされた。

イギリス: 写真
イギリス (トリップアドバイザー提供)

「息子はとても落ち込んでいて、走ってくる車の前に飛び出して命を落としました」、と言われたのだ。ショックのあまり倒れそうになりながらも、彼女は彼の母親にお悔やみの電話をかけた。ところが…… 話が通じなかった。

「一体何のこと、彼はピンピンしているわよ」 何と、迫りくる結婚式から逃れたかった彼は、自分が死んだと嘘をついて永遠に彼女からエスケープしようとしたのだ。 この話を聞いて、ふとアメリカで耳にした言葉を思い出した。

ボストン: 写真
ボストン (トリップアドバイザー提供)

「アメリカ人はヨーロッパに対して一種の劣等感のようなものを持っている」 言ってみれば本家と分家の違いのようなものではないか。ヨーロッパの中でも特にイギリスに対しては特別な感情があるとも聞いた。彼女をいい人だと思っても、彼が気鬱になった理由が少し分かる気もしなくもない(どっちだ!)。

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イギリスヤフーにあまりうれしくない記事が出ていた。その内容は、『日本の十代の少女がテープを貼って西洋人のような目を作り上げるのは哀れだ』というもの。自然な美しさが一番なのに、というのが批判的な記事の趣旨。

瞼の整形をすればぱっちりとした目になれるが、お金がかかるし痛い。そこでティーンエージャーは特殊なテープを使って二重の目を作り上げている。本人は気付いていないが、元の彼女たちの目の方が素敵なのに、ですってよ。

渋谷交差点夜
渋谷駅前交差点

アメリカヤフーには日本のビジネスマンがタイに赤ちゃん工場を作っていたという記事が出ていた。どうやら赤ちゃんたちの父親は同一人物らしいと書かれていたが、客観的に外国語で書かれた記事を読むと、やはり不気味さは否めない。

号泣議員、セクハラヤジ、赤ちゃん工場、作り物の目…… 何だかねえ。Weird Japanese people (奇妙な日本人)シリーズがここのところ、世界を震撼させている。日本女性は別物と思っていただけに、『粘着テープ製偽造二重瞼』のニュースはショックだわよ!

六本木ヒルズから見た東京タワー
六本木ヒルズから見た雨の東京タワー
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最初は天国のように楽だった職場が、物凄く忙しくなってきた。午前中も、上司が手続きをしている間に、横であれこれ言うと、「今、やっているところ!」と怒られた。幾つも案件を抱えている人には、気をつけなくっちゃね。

我が身も含めて、人は忙しくなると余裕がなくなって周りの人にほんわかしていられなくなる。あなたの周りにそんな人がいたら、許してあげてね。特に大阪のおばちゃんの私、あれこれツベコベ言ってしまうので気をつけようっと。

こんもり

と、大忙しのまま、大忙しのヨーロッパ旅行に突入しそう。時間がないのでヨーロッパ、現地ツアーざんまいになりそう。ヒェー、歳をとってますますハードな生活になる私、年末にサーフィンもマスターするからね。
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昨日、職場のランチタイムにギョッとすることがあった。大人数が働いているのでテーブルの数も半端じゃない。そんな中でお弁当を開こうとしていると、一人の男性が「ここ、いいですか!」と言って私の前の席を目がけてやってきた。そして荷物を置くといったんどこかに消えた。

その人は場違いに大きな声で「おはようございます!」「では失礼します!」と挨拶をする礼儀正しい人なのだけど、ちょっと普通じゃないなという感じを周りに抱かせている。気の毒なので、誰も知らん顔をしているときに、私だけ返事をしていた。

靭公園とオフィス

だから、友達だと思ったのだろう。でも、男性が細長いテーブルの真ん前に座ると気づまりなので、空いていた隣の隣に席を移した。すると彼が隣にくるのを嫌がった女性も移動した私の前に来た。戻って来た彼は、「あ、いいですよ、このままで」と言った後寂しそうな顔をした。

前の女性に言われて初めて、彼には顔にあざがあることに気付いた。以前外資系企業で経理のコントローラーをしていた時のことを思い出した。日本語を話せないイギリス人社長の代わりに赤字の社内を取り仕切っていた結果、ストレスのため顔におできができたのだ。

穏やかな川平湾

あの礼儀正しい彼は、ひょっとしたら、同じような立場で仕事をしていて耐えきれなくなり、テンポラリーで働く道を選んだのかもしれない。それにしても、中途半端な親切は却って人を傷つける結果になるのではないかと、いたく反省した。
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インドにウィッチのような恐ろしい姉妹がいた。子供を14人誘拐し、それぞれ街頭で物乞いをさせていた。しかし、年長の子供たちが外部に訴え出るのを恐れて、14人のうち8人の子供を殺したというのだ。罪の上塗りにしてもあまりに酷いやり方だ。

この姉妹は命乞いの嘆願を申し出ていたが却下され、この度絞首刑が決定した。二人の近親者や知人の誰からも異議申し立てはなされず、インド初めての絞首刑をされる女性として歴史にその名前を残すことになった。

八重山椰

子供たちの母親の一人も仲間に入っていたが、獄死したという。詳細は知らされていないが、罪の重さを自覚した自死ではないかと思う。 それにしてもレイプの犠牲になる子供たちが絶えないインドで、女性からもこのような仕打ちを受けるとは、ただただ言葉を失うのみ……
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我が人生で最悪のお墓参りだった。鉄砲雨のような土砂降り、もっと怖いことに大音響の雷、墓石に水をかけることも線香を手向けることも出来ず、下手をすると雷が傘に落ちてそのまま埋葬されかねないシチュエーション。

帰り道、バスは悪天候で大幅に遅れて、電車がほぼ出発する時間に駅に到着。ホームに電車が停まっているので、「ここで降ろして!」と叫んだ私。が、運転手は「うんにゃ」という感じでキッチリと停車場所まで行った。石垣島では止めてくれるのにィ。

黒島 牛と雲

改札口を通り抜ける時駅員が叫んだ「急いで!」 言われなくても急ぐわよ、と悪態をつきながら階段を駆け登り駆け降りて電車に辿り着く。運転席を見て衝撃が走った。二両編成の芋虫色電車の運転士は白百合のような美女だった。

私が乗り込んだ途端、電車は発車した。ま、待ってくれていたのね。白い制服に帽子をかぶったその凛々しい姿が全国に知れ渡ると、朝ドラあまちゃんのようにファンが押し寄せるかも。でも、そっと野に置け百合の花よね。

駅前のゆり

さっき、高校時代に好きでもないのに噂をたてられた男子の家の前を電車が通り過ぎた。皆で家を見に行ったっけ、面白半分に。「あ、シャツが干してある!」と言って大笑いした皆、シャツの持ち主も含めて今幸せかしら。
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昨日残業募集が突如解除になった。よく方針の変わる職場だが、ホッとした。一日だけなのに9時から夜9時まで働いて みて長時間労働の苦しみがわかった。おまけにサービス残業をさせられている人はたまらないだろう。

今青春18切符で田舎へお墓参りのために向かっている。輝くような夏空は何処に行ったのだろう、梅雨のような8月だ。オーストラリアヤフーに靖国神社へ参拝した国会議員の群れや三閣僚について批判的な記事が載っていた。

三室戸寺ハスwhite

つくずく効率の悪い国だと思う。公職者の参拝を違法にすればいいのだ。又これだけ世界から批判されているのだから、別葬にするなりして具体的な対策を講じるべきだ。戦後処理を合理的に徹底的に行ったドイツとの差は歴然としている。

「アメリカの男は別の女に手軽く走るけど、日本の男はウジウジ悩んで古女房を捨てきれない」という褒め言葉(!)をアメリカ女性から聞いたことがあるが、何だかねえ。毎年8月15日が来ると,日本は未来永劫謝謝り続けねばならないのかと思って、子供達がかわいそうになる。

三室戸寺ハスピンク
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バリ島のデラックスホテルでスーツケースに詰められたアメリカの62歳の女性の死体が見つかった。死体には抵抗した跡があり、主に頭部に激しく攻撃された痕跡があった。逃走していた19歳の娘とそのボーイフレンドが間もなく逮捕された。

この母娘は長い間諍いが絶えず、何度も警察を呼ぶ騒ぎになっていたと、アメリカの邸宅の隣人たちは言っている。写真で見ると亡くなったママは白人で娘の人種はまったく異なっていた。ボーイフレンドはアジア系のようであったが。

海中公園と海

他にもアメリカではリノに住む男が両親と、自分の幼い二人の息子、それに犬を殺したとのニュースが。又、ペットを飼えなくなった女性が二匹の犬をかわいがってくれそうな若い男性に預けると、犬は他の犬と共にその男の借りているモーテルの冷蔵庫に首だけにされて入れられていたという記事が。

こうして書くと、気の滅入るような記事が海外ヤフーでも目に付く。誘拐されて6ヶ月間行方不明になっていた10代の女性が奇跡的に生還したとのニュースもアメリカであったが、気の毒に心身ともに深く傷ついているとのこと。動物と人間、崇高なのはどちら?

   いヤシと紅い花
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今日は恐ろしい一日だった。朝9時から夜9時まで働いたのだ。一刻も早く帰ろうと思って地下鉄の駅に駆けつけると可愛くない電車が目の前で逃げた、ムムム、次の電車までの10分は夜9時過ぎは痛い。と、気の弱いサラリーマンが逃げそうな怖い顔の私。

乗り換え駅で取り戻そうと走ったのに、次の電車はこれ又忌々しい次の駅が終点のならず者電車。前から何で中途半端に途切れるのだと大阪市営地下鉄に申し入れているのに改善の兆しが見えない。と、プンプンの私。これも残業を買って出た自分が悪い。

あ夜の中之島イルミネ碧

パリからオンフルールにも寄るモンサンミッシェルのオムレツランチ付きツアーが135ユーロ、パリからブルージュ行きの日帰りツアーが165ユーロ、合計日本円にして約4万円、この分を稼ぎ出してやろうと思って、募っていた残業に手を上げたのだ。

ローマは乗り放題の観光バス20ユーロで走り回り、ベニスの三島巡りも安い定期船を使い、浮かした分をパリからのツアー代に注ぎ込む。海外もこれくらいの根性で行くと、結構忘れられない旅になるのよ。イタリアでちょいワル親父とタクシー代で揉めても、一歩も引かないからね。

イタリアマニャナポリ
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このところ仕事に関連するトレーニングを受けることが多い。まだ若いのに講師をしている男性は人の注意を惹くことが上手い。『見かけが9割』に適した外観の彼が、一昨日面白いことを言った。「話し方次第で人は自分の思うように動かせます。面白いですよ」

竹富島の民家
竹富島の民家

昨日、彼の親分格の中年男性がレクチャーをした。身だしなみも含めてなかなかソツがない。人を動かすには先ずそれなりの身だしなみが必要かなと思いながら、彼の計算されつくしてはいるが面白い話を聞いた。笑わせないと凡な聴衆は寝るからね。

私にはアキレス腱がある。それは服や靴を買うのが大嫌いなのだ。いやいや選ぶからビシッと決まったものが手に入らない。面倒くさくてしかたがない。毛皮のついている動物だったら良かったと思うこともある。こんなんじゃ、人を引き付ける話なんかできないわね。

真夏のバラ
靭公園の真夏に咲いているバラ

ようし、ここいらで生まれ変わって身だしなみにも関心を注ぎ、人を思い通りに動かす話術を身につけてみようかな、なんて思うが、何のために? 私の場合は不要だが、正社員で勤めていて周りに鬱陶しい上司や同僚のいる人、このテク使ってみませんか、先ず見かけから、ネ。
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日本で報道されたかどうか知らないが、イスタンブールの病院にエボラ感染を疑われるナイジェリア人の妊婦が入院したというヤフーイギリスの記事を読んで、ああ旅行先をトルコにしなくて良かった、と思った、悪いけど。

エボラ騒動で一応中止を打診してみたが彼女の決意は固く、旅行は決行することになった。前回ブルージュ行きに言及したが、パリからのツアーは曜日が限られていた。モンサンミッシェル方面のツアーはわんさかあり、中にはオンフルールや小さな村に立ち寄るものもある。

ノルマンディー: 写真
ノルマンディー (トリップアドバイザー提供)

従妹を一人でモンサンミッシェル行きの観光バスに乗せるにしても乗車場所及び帰着場所、それに現地で解散後再集合場所に一人で行けるか心配だ。万一その夜パリのホテルに戻ってこなかったらえらいことになる。そんな心配を抱えてブルージュを回っても落ち着かない。

前回行ったとき熱心に観光せずに、ぼうっと海ばかり見ていたモンサンミッシェル、オンフルールかノルマンディーの可愛らしい村にも寄れるなら、行ってみるかな。名物のオムレツも食べていないし。と、さんざっぱら旅の経験豊富な私は責任を感じて迷っているのである。

ノルマンディー: 写真
ノルマンディー (トリップアドバイザー提供)
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近頃、お墓見学ツアーなるもので知り合って墓友になる人もいるらしいが、先日『墓友』というドラマを見て怖くなった。まだ死んでいないのに、何処までもこちらの生活に入り込んでくるのだ。イカレタ現代、あまりよく知らない人とメルアドなど交換すると予期せぬ出来事が起こる可能性が高い。

嵐山渡月橋から見た光景

前のパートで知り合った30代の独身美女から切羽詰まったような長ーいメールがくるので不安になると、知人のおばさんが言っていた。その美女、訴えたいものが心に鬱屈しているのね、きっと。でもそれを、知り合ったばかりの人に訴えるしかないと思うと何だか、ね。

今日は13日、お盆の始まりだ。田舎の家にみんな集まり、ワイワイ賑やかにご先祖様を迎えた日々は遠くなりにけり。父も母も亡くなり、田舎の家は無人化し、都会にいる家族がそれぞれの都合に合わせてお墓参りに日帰りするだけ…… 日本の風景が消えつつある。

日本の田舎

ここの所、お墓について考える。海に散骨が理想的だが、先日テレビでお墓業者が言っていた重い言葉、「お墓は自分のためにあるのではありません、残った家族が心の縁(よすが)とする場所です」がずしんときた。そうか、息子とその家族(できるかは未定)のためだな、私の場合。

なら息子は東京にいるので、東京に作らねばならない。都心は賃貸住宅と一緒で高い。でも多摩あたりの寂しい場所に知らない人のお墓に囲まれて眠るのも怖い。そんなことを考えて、墓友なるものが流行るのだろうか。でもよく知らない人と墓友になって未来永劫ご近所というのも考えものよ。

コスモス街道




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旅行社からホテル決定の通知が来た。グレードアップしなかったので、そこそこだが、三都市の情緒漂うなかなか趣のあるホテルたちだ。問題は空港や駅に近いか、つまり足。ローマのホテルは、テルミニ駅までガラガラを引っ張って行ける距離。結局タクシーの駅横付けはしなさそう。

ローマ: 写真
ローマ (トリップアドバイザー提供)

ベニスは駅からホテルまで渋滞なしで車で21分、ホテルから空港まで渋滞なしで車で26分、どちらもタクシーを使うしかないわね。ハノイやサイゴンでやったみたいに運転手と大バトルにならないようにしなくっちゃ。チップも入れて妥当な金額を調べておくわ。

ベネチア: 写真
ベネチア (トリップアドバイザー提供)

私が住んでいた頃、ニューヨークではジョンエフケネディ空港やラガーディア空港に着いた日本人がマンハッタンまでタクシーに乗ってぼったくられるというケースが多発していた。マンハッタンやクィーンズではもっぱら地下鉄とバスと足で移動したわ、極力タクシーを避けて。あれ以来、タクシー嫌いに。

パリ: 写真
パリ (トリップアドバイザー提供)

パリのホテルは凱旋門までジョギングできそうな距離だけど、シャルルドゴール空港からホテルまで、そしてホテルから駅までのルートが大切。私は汽車でブルージュ、従妹は観光バスでモンサンミッシェルに行く。それにシスレーが最後まで住んだ村にも行きたいので忙しい。わくわく、わなわな。
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ロビン・ウイリアムズが死去したというニュースを見てショックを受けた。サンフランシスコの自宅で、自殺と見られるとのこと。まだ63歳なのに、最近人生に対してペシミスティックになっていたらしい。

仲の良さそうな奥様もいるし、世間的名声だけではなく多くの人に愛されている彼がなぜと、残念でならない。今日も引き続き上司の悪口を書こうと思っていたのに、このブログで悲しいお知らせになってしまった。

明るい彼のダークサイドは、ドラッグの服用だったとのこと。多くの著名人がドラッグ絡みで亡くなるアメリカ、銃と並んで真剣に規制の対象にすべきだ。ロビン・ウイリアムズのいない世界は寂しい。
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今日、つまり月曜日の朝ロンドンのヒースロー空港に到着予定だったバージンアトランティックのフライトが昨夜香港を発った1時間後、26歳のイギリス人男性がコントロールを失ったため、急遽香港に引き返すという騒ぎがあった。

彼は大声で叫び、乗務員のインストラクションに従わなかった。乗り合わせた乗客が『まるで悪夢のようだった』と形容している。香港に引き返した後、ロバートと呼ばれたその男はプリンセス・マーガレット病院に収容され、まだ訴追はされていないとのこと。

香港夜景 香港国際空港

乗客の一人は「彼はドラッグをやっていたか精神的におかしいかどちらかよ。自分は宇宙に連れて行かれると言って、乗務員を攻撃していたので、周りの乗客はみんなとても怯えていたわ」とSNSに投稿している。そりゃそうよね、これだけ飛行機事故が続いているのだもの。

気になるのはロバートか親が払うことになる罰金だ。日本なら公務執行妨害罪、あるいは威力業務妨害罪などが適用されるのでは。それにしても、240人の乗客と16人の乗務員を乗せた飛行機の進行を妨げた損害賠償金は恐ろしい額になると思われる。

ウィンザー城周辺small

狭所恐怖症や高所恐怖症の人、飛行機に乗るときは気をつけないとね。スイスの友達は飛行機に乗ることができない病気だと言っていたが、まれにそういう人もいるのよね。ロバートもパニックになったのではないかしら。香港に来なければよかったのよ。
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今朝、始業の時なんとなく嫌な女性上司がいた。大人数だから毎日いろんな人が上に来る。ものの言い方が生意気な若く美しい彼女、やがて、生活に疲れたような同僚女性に向かって切れた。

何百人もいる人たちの前で、みんなが振り返るような大声で。「そのやり方はダメだと言ったでしょ!」 ハハーンと思った。やっぱり、切れるタイプだった。職場で部下に怒鳴ったらお終いよ、怒鳴るなら上司に怒鳴りな、みんなそんな顔をして見ていた。

御堂筋の空

それにしてもいろんな人がいて面白い。昨日書いたようにエッセイで受賞したので、授賞式で色んな人に会えるわ、うふふ。この前ジャンプの小説新人賞にも応募したので、こっちが受かるともっと面白そう! 人生バラ色、うふふ。
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今日天神橋筋にある激安スーパーでパック入りモルツを4パックも買っているおばちゃんがいた。「お盆のお客さん用ですか」と訊くと、「違うねん、娘が一日2パックも飲みますねん」との返事。ヒェー、何でも朝から飲むんですって、無職の憂さを晴らすために。

いろんな職場に首を突っ込むようになって、結構良い女が夫も無く、パート暮らしをしているのを知って驚いた。何だかねえ、と白髪だらけのおばちゃんの前髪を思い出しながら部屋に帰ってくると、何とめったにない嬉しいメールが届いていた。

天神橋筋商店街

人、特に若者に元気を与えるような明るいエッセーを書いてだしたところ、主催者から入賞しましたとのお知らせが。おまけに受賞者や多くの人が集まるフォーラムに、大阪東京間の交通費付きで招待してくれるとのこと。青春18切符じゃないわよね。

発言する機会があれば、若者に明るい未来をと声を大にして叫びたい。日本の子供の貧困率の高さは先進国の中で抜きん出ている。どの子にも能力に応じて(親の財力ではなく)大学に行き良い仕事につけるチャンスを作るべきだ。何はともあれ、嬉しーい!!

離島フェリーから見た海
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プロフィール

海 夏碧

Author:海 夏碧
自分の足で歩き回った国は60ヶ国以上、ニューヨークとLAで会社勤めを経験。一人で子育てをしながら、外資系の会社の管理職を歴任。アイスバーンを運転してスキー場に行き、タンクを背負ってサンゴ礁を遊泳。目下、楽しめる起業を模索中。


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