FC2ブログ
今考えると、よくあんな木の葉みたいな船に乗ったものだと思う。それも結構荒波だったのに。どうしても思い出せないマレーシアのあの小さな漁港、そこからほぼ無人島へ行く漁船が出ていた。乗っているのは、点在している島に帰る人達だけ。

十数人で一杯になったボートのような船は、波間を上下に大きく揺れながら海に乗り出した。リュックを持っている私を、言葉の通じない赤銅色に焼けた顔の人達がにこにこ見守る。小さな島に着くたびに、一人二人と降りていく。

笑顔で手を振り返しているうちに、残ったのは私一人。手付かずの島へ行くのだ。ビーチに行ったディカプリオの気分。島に着くと、肉厚の葉をつけた丈の低い木の下にリュックを置いて、白砂のビーチに腰を下ろした。

向こうの掘っ立て小屋から何人かが手を振って何か叫んでいる。何事かと思ったときは遅かった。既に数匹の巨大蟻が荷物と私によじ登っていた。ギャーと叫んで蟻をはたいて掘っ立て小屋に走って行った。

2fuli-ji-.jpg

澄んだ海に面したホワイトサンドビーチに建てられたバンガローにはトイレはなく、後ろの林の中に穴を掘った。旅行者は私以外には隣のバンガローにフランスのポストマンが二人いるだけだった。

住人が数人だけいて、魚を釣ったり木の実を採取しなくても何とか食べ物にありつけた。言葉が通じないので、おしゃべり相手は隣のフランス人二人。夜、林の中のトイレが怖いと言うと、見えない位置で見張ってくれていた。

あの小さな真珠のような島がどこだったか分からない。何であんな所に行ったのかも分からない。小さなボートで三人で本土に戻った後、市場でたらふく食べ、ビールを飲み、そして笑った。文明に接して興奮していたのだ。

ビートルズのプリーズミスター・ポストマンを聴くたびに、兄弟みたいに仲良くしてくれたあの二人組みを懐かしく思い出す。いろんな国籍の人と心が通じ合い、好きな国が増えていくのはいいことだ。

プーケット海ピピドン島small
スポンサーサイト



line
来週受けるTOEICの受験地が、遠くの駅からバスに乗るという気重な場所だった。府県を変えると受験地は変更可能とのこと。そこで、甲東園から歩いて10分の関西学院大学に変えてもらった。映画『阪急電車』で有名になった今津線沿線だ。

昨日は早朝公園まで往復1時間弱をかけて走り、30分の時間を計ってソロバンパチパチ、そしてその後2時間の時間を計ってTOEICのテスト問題をやった。読解力問題が長いので、文法問題は飛ぶようにやらなければ追いつかない。

今朝は月末締め切りのホラー大賞の校正兼追加文を書いていたので、さっきまで作家になった気分。今からパチパチを30分やる。一級ともなると桁が桁外れに大きい。見取り算や掛け算の答えは百億の単位になる。時間との戦いだ。

TOEICは出題形式が変わってからより実践で役に立つ内容になっている。最初は点が低くてもやっていればだんだん上がっていくもの。ためしに練習問題をやってみて、本番にチャレンジしてみませんか。けっこう、面白いかもしれませんよ。

来年は総合旅行主任の資格も取りたいし、通訳ガイドも再チャレンジ(結果は出ていないけど落ちたつもり)したいし、4月から新たな事業(!)を始めるし、年をとってどんどん忙しくなる私。ああ、人生って楽しい!

紅葉と菊
line
昨夜フィギュアスケートNHK杯で、真央ちゃんにメダルを渡しているNHK会長の姿を見て涙が出そうになった。ああ、これが彼の最後のNHK杯メダル授与式なんだわ、と思って……

とうとうNHKの経営委員の候補に首相寄りの5人の候補が選ばれた。その中には首相の元家庭教師も入っている。NHKの会長を選ぶには12人の経営委員のうち9人以上の賛成が必要。現会長が残れる見込は、正直言ってない。

NHKが私物化されるほど怖いことはない。特定秘密保護法案と同じで、何が真実で何が嘘か分からなくなる。もちろん、民放にも圧力がかかるだろうから。既に降板させられたニュースキャスターや番組変更を強要された局もある。

昔佐藤栄作首相が記者会見の途中で「民放は嫌いだ。出て行きなさい。NHKはどこだ。NHKをここに」と言う姿がテレビ放映された。あの頃は、国民もメディアも野党も、嫌なことにノーという力があった。

民主党が超弱体化し、分散した野党全体に力がなく、昔社会の動向にカナリア的役目を果たしていた若者たち今はいずこへ―― 強い自民党に日本は引きずられていく。ドイツ人のような頑固さをもたない国民は、流されやすい。

赤紫の花と池に映る青空と空
line
line

line
最新記事
line
カレンダー
10 | 2013/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
line
プロフィール

海 夏碧

Author:海 夏碧
自分の足で歩き回った国は60ヶ国以上、ニューヨークとLAで会社勤めを経験。一人で子育てをしながら、外資系の会社の管理職を歴任。アイスバーンを運転してスキー場に行き、タンクを背負ってサンゴ礁を遊泳。目下、楽しめる起業を模索中。


line
世界旅行、海外生活、女性管理職、子育て、マルチブログ!
ブログランキングに参加しています!ぜひ、クリックしていってください!

FC2Blog Ranking

line
放射線量測定データ ブログパーツ
line
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ブログ
3250位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
共有テンプレート
22位
アクセスランキングを見る>>
line
最新コメント
line
FC2
アフィリエイト・SEO対策
line
カテゴリ
line
sub_line
アンデスの金運
トゥミ
金運アップブログパーツ
line
マンタと泳ごう
line
QRコード
QR
line
サンゴ礁でダイブ
line
sub_line