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昨夜の夕食はギリシャ料理の私流ムサカ。先ず二人分の材料は写真の通り、合挽肉250g、ナス2本、ミートソース1袋、缶詰のホールトマト半分、とろけるチーズ4枚、コンソメ1本(1個)、オリーブオイル、塩、胡椒、それに好みでケチャップ少々。

付け合せのスパゲッティ用にはオリーブオイル、塩、胡椒、バジル、好みでガーリック。

ムサカ材料

挽肉、ミートソース、ホールトマト、コンソメは鍋に入れ、軽く塩胡椒をして約15分弱火で煮る。好みでケチャップを加える。ナスは薄切りにしてオリーブオイルで焼く。スライスチーズは細く切る。

ムサカ 材料処理後

グラタン皿にナス、挽肉、チーズの順に二段重ね、残ったナスは上に載せる。オーブントースターで12分位焼く。その間にスパゲティをアルデンテに茹で、笊に上げる。鍋にオリーブオイルを入れ塩胡椒、好みでガーリックを入れたところに茹で汁を少々加える。沸騰したらスパゲティを入れて混ぜ合わせ、バジルを振る。

ムサカ出来上がり

スパゲティの横にムサカを盛り、サラダを添える。デザートは白玉餡とゆず味のアイス。鯛のカルパッチョも予定していたんだけど、『ライフ・オブ・パイ』を見ていたらスーパーに行き損ねちゃった。ジャングルに消える虎を見て涙目に、私猫好き。

材料の殆どは朝100円ショップのローソンでゲット。残った材料は又使えるし、安く早くおいしくがモットー。さあ、あなたもムサカを食べてエーゲ海の風に吹かれてみませんか。今日はオレンジチキンにしようかな。

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文法や単語の暗記で英語が嫌いだった私は、あの時アメリカに行かなかったら一生嫌いなまま英語とは無縁で過ごしたと思う。あの時とは、東京で条件の良い会社に勤めていたとき……12ヶ月分のボーナスがもらえたっけ。

それでも、ここいらで何かを始めねばならないと焦っていた私は、一年かけて世界一周をしてから日本に定着(迷いを捨てて)しようと考えた。世界に旅発つことを母に伝えたら、泣いて止められた。そこで……

元祖教育ママだった母を懐柔するために、「アメリカに英語の勉強に行く」と言ってみるとOKが出た。そこでアメリカ経由でヨーロッパか南米に入ろうと考え、とりあえずアラバマ州のこじんまりとした大学の英語コースに通った。

一ヵ月後、毎週末寮で飲めや歌えのドンチャン騒ぎをしていた大分年下の留学仲間と一緒に、キーウェストにドライブ旅行をした。滅茶苦茶楽しかった。旅行後、もっと厳しいアトランタのジョージアテックの英語コースに一人で移った。

その後入ったニューヨークの語学スクールでは、ヨーロッパからの留学生たちと楽しい時間を共有した。その頃何故かいろんな会社から声がかかり、ビザも取ってくれたので働くことになった。

結局世界一周は実現できなかったが、ニューヨークをベースにカリブ海、メキシコ、カナダ、そして長期休暇を取ってヨーロッパとアフリカに行った。

日本に帰国後、飛躍的に就職が有利になった。女性でも迷わず管理職に登用してくれる外資系のみならず、日本の会社からも良い条件でオファーがきた。

今アメリカへの留学に魅力を感じていない若者が増えているという。でも行くだけの価値はある。いろいろ学ぶことが多い。仕事の後大学の社会人向けコースで勉強をしているアメリカ人の姿を見て、たゆまぬ向上心を学んだのも、その一つ。

お金が無ければカナダやイギリス等へワーキングホリデーを利用して行き、働きながら勉強をするという手もある。手続きはできるだけ自分でやってみよう。ともかく一度海外に住んでみみたら如何、将来のキャリアアップのために。
    関空夜景










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今一ヶ月と一週間だけ働いている職場で、多くの非正規雇用の若者たちと出会った。派遣、アルバイトと立場は違っても、安い時間給で忙しいときだけ呼ばれて長時間働かされている。その多くが心優しき良い青年だ。

二十代から三十代後半までのこの若者たちは、将来どうするのだろうと心配になる。保険も年金も払っておらず、蓄えも十分でなかったら、何かあればすぐに暮らしていけなくなるのは自明の理。

今夜NHKのニュース番組で、ホームレスの人々の自立支援センターに、助けを求めてやってくる人の三割が若者だと言っていた。その若者たちは氷山の一角で、ホームレス状態の若者が増加しているとのこと。

自立支援センターに行けば住む場所と食べ物は補償され、就職先を探すのを手伝ってもらえる。ハローワークに行く交通費も出してもらえるし、会社の掟なども指導してもらえるそうだ。

ネットカフェや漫画喫茶などに寝泊りしているあなた、自立支援センターに行きませんか。そして生活を立て直し、きちんとした就職先を探しましょうよ。二十代、三十代は人生で最も良い時期、大切にしなくっちゃ。

今は何とか糊口を凌いでいるあなた、将来に備えて自立支援センターを利用しましょう。またTOEICや英検を受験して英語力をつけたり、あまりお金をかけずに簿記や宅建など即役にたつ資格を取りましょう。必ず報われます。

世界で一番進んでいる国と言われている日本、中産階級を担うのはあなたたちなのです。週末はエンジョイして、来週から一歩を踏み出しましょう。

    屹立するビルと青い空
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私は何事もくよくよしない。嫌なことは深く考えない。うれしいことは深く考える。だから、たいていいつでも幸せだ。あるとき、高校時代からの口の悪い友達が言った(褒めた?)。

「普通の人なら、これからどうすればいいのか心配で夜も眠れないときに、よく笑っていられるわね。たまげた! でも、それがいいのかもね。人生、楽に生きていくことができて」

昨日職場で、密かに『トトロ』と名づけている同僚が言った。「一人で海外旅行に行って楽しいの。美味しいものを食べたとき、素晴しい景色を見たとき、黙っているのってつまらないでしょ」

「ちゃんと声に出して言うわよ、『美味しい』、『ギャッ、凄い景色、ワァー!」って。「へえー、たまげた」とトトロ。声に出して言ったと後、周りの見知らぬ人とニッコリし合う事も多い。言葉は違っても、考えることは一緒。

今から起こるかもしれない悪いことを想定して、くよくよするのは止めましょう。誰にとっても限られた人生、残り時間を楽しく使わなきゃ損損。そう言えば孫さんと言えば、すごいわね、世界第三位の携帯電話会社の社長になって。

ああいう人と自分を比べて、ゴマメの歯軋りをするのは止めましょう。人は人、自分は自分、人生如何に幸せに生きたかが最後の総決算のときの損益分岐点になるのですもの。

今、つらい状況に置かれているあなた、考え方を変えてみませんか。今がどん底と考えると、これからは上に上るだけ。笑うかどには福来る(good fortune and happiness will come to the home of those who smile)ですぞ。さあ、口角は常に上げ気味に。

オクトーバーふぇスト


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妊娠をしたことを会社に申し出るとあからさまに嫌な顔をされて退職を勧告されたり、周囲から嫌がらせを受けたりして泣く泣く退職に追い込まれたり、中にはストレスで流産をした女性もいるという。少子高齢化が加速するわけだ。

連合(日本労働組合総連合会)が今年5月に働く女性を対象に実施したインターネット調査で、妊娠経験者316人のうち26%がマタニティ・ハラスメントを受けていたと回答したとのこと。その率の高さに驚く。

雇用均等法は、非正規労働者を含め妊娠、出産を理由とする解雇などの不利益な取り扱いを禁じている。企業には、保健指導に基づき妊婦の勤務負担を軽くすることなどを求めている。ご存知ですか、担当者殿。

しかし未来のお母さん、母になると強くなる。どんなことを言われても辞める必要はないし、いやがらせを受けたら「労働基準局に調停を申し出る」と言いましょう。居座るのです。喜ばしい自然の摂理を、何も気に病む必要はありません。

ハラスメントをする会社が悪いのです。女性の上司がいたら例え他部署でもしっかり守ってあげてください。社長を含めておじさんたちは、我が娘がハラスメントを受けたらどんな気がするか考えてみて。如何に非人間的な行動か分かるでしょう。恥ずかしくないですか。

管理職をしている時おめでたになった女性が何人かいたが、当然出産後も暖かく迎え入れた。子供を連れて働き続ける女性は責任感が強く、よほどの重労働で無い限り仕事は人並み以上にこなしてくれ一層強い戦力になった。

会社は料簡の狭いことを言わず、素直におめでたを喜び、再び出社できる日まで人員の配置等に万全を期すべきだ。周り、特に女性は出産する同僚や上司を暖かく見守ってあげて。こんなことがあるからこそ、力を合わせて女性管理職を増やしましょう。

泣く泣く辞めさせられたあなた、もう一度あなたを辞めさせた会社と話し合っては如何。「復職はさせない」と言われたら、「労働基準局と相談をするとき会社の名前を出してもいいですね」と言えば、考え直す可能性も。

事前対策として、妊娠したら本やネットで労働問題等をおさらいし、理論武装をしてから会社に話しましょう。会社側の暴言は、目の前ですぐにメモを取るなり、録音するなりしましょう。相手のトーンは落ちるはず。

居座った後周囲が冷たくても、仕事と子育ての両立で忙しくて気にしている間がありません。そのうち周囲も変わってきます。ともかく辞めてはいけません。悩むより戦いましょう、おなかの子供もタフになること請け合い。頑張って!

保育園遠足
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昔から選挙結果を見るのが好きだ。しかし都議選の速報が流され始めたとたん、すぐにテレビを消した。絶望したのだ、与党圧勝という賢明な都民の選択と低い投票率に。

選挙に行かなかった半数強の都民の中には、多くの非正規労働者、非人間なみに酷使されている若い正社員、仕事もせず学校にも行っていない若者たちが含まれているはず。

いいのですか、このままで。憲法は高らかに謳っています、『主権在民』と。現状を打開するためには、選挙で若者パワーを見せつけるべき。票にならない人には政治家は冷淡です。

朝日新聞で若者に、これと思う候補者の応援をすることを薦めている記事があった。候補者と親しくなると、応援してくれる人の意見を国会で代弁してくれる。本気で気持ちを汲み取ってくれる。

ローマ教皇の無謬説を批判したアクトン卿は、「権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する」と言っている。歴史をごらんあれ。この言葉の信憑性を物語っています。

せっかく根付き始めた二大政党制をなし崩しにしてはいけません。参議院のチェック機能を台無しにしないためにも、現状に満足していない人々よ、参院選に必ず行きましょう。今の政府をより良いものにするためにも。

銀座の若者
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たまたま、子供の習い事が続かないといって悩んでいる男の子のお母さんの記事を読んだ。定番のサッカー、水泳を含めて、何種類かの習い事をさせてみたが全部やめたと書いてあった。

保育園児のとき我が家の息子は、副園長からのサッカー教室の申し出を私に言わずに断っていた。サッカーの道はここで絶たれた。好きこそものの上手なれ、である。

次に、幼児英語教室に通わせたが、いつまでたっても「ハロー、ハロハロ」と上の空でやっているだけで埒が明かず、やめさせた、費用対効果も考慮して。幼児の英語教室は、うーん難しい。

小学校低学年で水泳教室に通わせたが、あまり乗り気でなく親がついていけないこともあり半年弱でやめた。公文も数回行かせたが、本人にとって苦悶だったらしく自主的にやめた。

小学校に入ると同時に学童保育に行かせた。同時に入った子供たちが次々やめていく中で、小学校を卒業するまで嬉々として通い続けた。若い指導員に優しく且つ厳しく躾けられると同時に、学年の違う子供たちと兄弟のようにして育った。

子供は、そこに行くのが苦痛だから習い事をやめたいと言うのじゃないかしら。サッカーによほど適性があり、それを伸ばさないと後悔をするというような場合を除いて、やりたくないことを無理にさせる必要はないと思う。

小さい頃から習い事でスケジュールが埋まっている子がいるが、盆栽になるのを見ているようでかわいそう。本来子供に必要なのは、自然の中でいろんな年の子供に混じって遊び、伸び伸びと社会性を身につけていくことだ。

自分の行きたい大学に入り、本当にやりたいことを見つけて頑張っている息子は結構たくましい。いろんな習い事はやめたけど、学童保育で過ごした六年間が、その基盤になっているのではないかと思う。

 ポプラと花と子供たち


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何でもできる人はゼネラリストと言って重宝されるかもしれない。しかしスペシャリストにはなれない。ずっと以前友達に「私って、どうして何か一つをやり遂げることができないのかしら」と言うと、彼女はサラリと答えた。「何でも一応やりこなすからよ」

何でも一応やりこなす、というのは一見やり手ウーマンっぽく聞こえるけれど、その実一つのことに集中してその道で頭角を顕すということができないということ。

昨日テレビで、松本清張賞を獲得した食堂のおばちゃんが、「賞金五百万円で仲間と豪勢な食事をするわ」と笑っているニュースを見た。ただただ感嘆。11年間ガード下の食堂で働きながら、ずっと書き続けていたのだ。脱帽です。

私も時々瘧が起こったように小説の類を書いているが、そのジャンルたるやすごい。童話、ミステリー、ホラー、SF、エッセー、ドキュメンタリー、シナリオ、そして今は恋愛小説を書き始めた。7月末締め切りのラブストーリ大賞に応募しようと思っているのですが、さてさて。

今まで取った賞は、日本獣医師会が主催している『青少年動物文学賞』の奨励賞で賞金は5万円だけという寂しいもの。ジャンルが飛びすぎて(まるでこのブログのように)何か一つを極めるということができない。

その点息子はすごい。小さい頃メロンパンを二つに割って差し出すと、「メロンパンの形のまま食べたかった」と泣き喚いただけあって、意思を貫く。やりたいことをまっしぐらにやっている。顔もまったく似ていない。時々疑う、ニューヨークの病院で取り違えられたのではないかと。

そんな私に一つだけやり遂げたことがある。一人で子供を育て上げたこと。考えてみれば二歳で日本に連れ帰ってから、恋人の一人も作らなかったわね。そんな私に恋愛小説が書けるのかしら…… 書けるのです一応はね、だってゼネラリストですもの、うふふ。

       紫陽花梅田6
       大阪駅に近い空中庭園ビルの下の里山。蛍も出ます。
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先週末、生駒の麓に住む友達のおしゃれな部屋で昼食をご馳走になった。野菜や豆腐、それに海産物中心のヘルシーな食事を食べると、体の中がきれいになった気がした。

食事の後豆から挽いた薫り高いコーヒーに、私が持っていったクリームたっぷりのケーキは少し重かった。あれ以来、ヘルシーな食事について考えるようになった。

コーヒーとケーキ

週日は仕事に出かける前であわただしい。朝食はトーストにベーコンエッグかウィンナー、それにサラダと言う具合に、簡単に済ませている。飲み物はコーヒーか紅茶、それに100%ジュース。

今日は土曜日、久しぶりにゆったりとした気分で朝食を作った。買い置きのカボチャを『鰹と昆布のつゆ』を5倍に薄めてさっと煮た。紫蘇海苔味の納豆には葱の微塵切りを入れた。レタス、トマト、胡瓜、若布のサラダにはノンオイルのドレッシングを少しだけ振った。

ベーコンをカリカリに焼いたところに卵を入れて、少し蒸し焼きにしたベーコンエッグ。白米は軽くいっぱいだけ。お茶は熱々の麦茶。デザートは甘い西瓜。

ダイニングではなくリビングの一角で食べた。何の変哲も無い朝ごはんだが、いつものパンをご飯に換えてカボチャと納豆を加えるだけで、チョイヘルシーになった気分がする。

それに、海の写真とトーマス・マックナイトのガルフプールに囲まれて食べると気分は南の島。波の音が聞こえてきそう。うーん、いつまでも元気で海を満喫するためには、これからもっとヘルシーな食生活を心がけなくっちゃ。

休日の朝ごはん1
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一昨日入った高級を謳うスーパーでの出来事。いつも置いてあった、とあるブランドのノンアルコールビールが無かった。たまたま通りかかった、眼鏡をかけた背の高い中年の女性店員に、在庫はないのかと聞いた。

「ここに無ければありません。もう扱っていません」と、木で鼻をくくったような対応。如何にも製造中止をしたかのような言い方をした後、『忙しいから、この話は打ち切り!』と宣言したかのような顔をして行ってしまった。唖然とした。

昨日同系列だが普通のレベルのスーパーに行くと、件のノンアルビアはたんと置いてあった。しかし、その店でも不機嫌な店員がいた。防虫剤の場所を聞くと『そこ』という調子で指差した。

「ありがとうございます」と言うと、「フン!」と鼻を鳴らして行ってしまった。いかにも強そうなおばちゃんだった。ムッとしたが、『しかし』と思い直した。

数日前別のスーパーのレジで、親父が怒鳴っていたのを思い出したのだ。大声で叫んだ後、財布から硬貨を落として喚いた。「せかせるから、こんなことになるんや。そっから出てきて拾え!」

そのレジの女性は客の足元にうずくまり、落とした硬貨を拾っていた。私は前にいた別のレジの女性と顔を見合わせて、眉を潜めた。こういう客は少なくないとのこと。気の毒だ。

不機嫌な店員、不機嫌な客、それに本の題名にもなった不機嫌な会社、不機嫌な乗客……
不機嫌が連鎖しているのじゃないかしら、優しい人がいっぱいいる、この国で。

枝美子さんと飲んだビール
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新宿の会社でOLをやっていた頃、同じビルの別の会社の女性と友達になった。笑うツボが一緒で、豪放磊落(!)な女性だった。新宿から夜行列車で八方尾根に行き、尾根スキーを楽しんでいるとき悩みを打ち明けられた。

長い間付き合っている東大出の彼が結婚を逡巡している。ハイソな家柄なので家族、特に母親が猛反対をしているからとのこと。私は言った。「ふっちゃえ、そんなウジウジ男」 その後雄大な景色の中を、一気に下まで滑り降りた。

「もうこれ以上待ちきれないから、会社の人と結婚をしてハワイに新婚旅行に行くから」と彼女が告げたとたん、東大出の彼は態度を一変させた。必死で家族、特に母親を説得して、ついに彼女との結婚にこぎつけた。

やはりハイソな家柄、大事な跡取り息子にはしかるべき家庭のお嬢様を娶らせてと、いろいろ算段があったのだろう。結果的に彼との結婚は、彼女を生まれ育った明るい実家から遠ざけるものになった。

息子が小さいとき一度遊びに行った。跡取りが必要と言われて産んだ、大勢の子供たちに囲まれていた彼女は、以前の彼女ではなかった。大笑いしながら山スキーを一緒に楽しんだ、あの彼女は消えていた。それ以来会っていない。

ふと思う、どちらが幸せだったかなと。彼女に「結婚して新婚旅行にハワイに行こう」と言った男性は、心底彼女の明るさと面白さに惹かれたのだ。だから付き合ってもいないのにプロポーズしたのだ。もし彼と結婚をしていたら、友達は消えなかったのではないか……

昨日『ラストシンデレラの最終回で、ヒロインが二人のうちどちらを選ぶかが?になっている』という新聞のテレビ欄を読んだ後寝た。今朝急に八方尾根を並んで滑りながら豪放磊落に笑う彼女を思い出したのは、夢に出てきたからかもしれない。

青空とゲレンデsmalljpg






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マドリードに着いた夜、さっそくフラメンコを見に地下の穴倉のような店に行った。さすが本場のフラメンコ、オーレの掛け声も半端ではない。勿論踊りも激しく素晴しいものだった。『ああ、本場よ、本場のフラメンコよ』と感激。でも気がつけば長旅の疲れが出たのか眠っていた。

マラケシュの夜、モロッコ城とでも言うべきエキゾチックで豪華な店でディナーを堪能した。いよいよ今宵のメインイベントのベリーダンスが始まった。アラブの音楽に合わせて踊りくねる濃い顔の美女、ベリーの動きに目を奪われているうちに眠っていた。

シュツットガルトのオペラハウス、美しい衣装を身につけた女性歌手の、高らかに響き渡る歌声を聞きながら眠ってしまった。幕間に飲んだライン産白ワインがいけなかったみたい。確か出物は『蝙蝠』だった。

真夏のローマ、場所は夜のカラカラ大浴場。これ以上ないロケーションで、これまた素晴しいの一言につきる『アイーダ』が上演されていた。オレンジ色の照明に照らされて、目の前で繰り広げられる大スペクタクル。体が震えた。しかし、いつの間にか眠っていた。

スペイン、モロッコ、ドイツ、イタリア、考えてみればあちこちに出没して、しっかりその国の粋を凝らした文化にも触れていたのね。それなのに眠るなどとは超不埒、でも値千金の眠りだったのも確か。思い出すたびに頬が赤くなるのも確か。

ドイツの街並
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もうすぐ夏、と言っても気温は既に真夏なのだけど。夏といえばやはり南の島、真っ青な空にトロピカルブルーの海、椰子の木、カラフルな熱帯魚…… これぞまさしくパラダイス。

7月に一週間石垣島に行き、竹富島、西表島と八重山諸島を散策する予定。特に西表島で単独ジャングル探検をしようと張りきっていたのだが、ハブがいると聞いて断念。おとなしくマングローブカヌーツアーに参加しようっと。

次に、バリ島のウブドで文化的体験をしたいなと思い、長期滞在できる賃貸物件を調べてみた。熱いシャワー、冷蔵庫、クーラー付きで一ヶ月3万円弱の部屋もある。リゾート気分の味わえる庭にプールのある部屋なら6万円から7万円位。

でも、と思う。一度も行っていないタヒチやフィージーにも行ってみたい。南太平洋の風に吹かれて読書三昧、海中散歩三昧、サイクリング三昧なんて素敵。と、夢は大海原を駆け巡る。

しかし、今年はすっきりした気分で南の島に行けない。理由は風疹の大流行だ。免疫の無い(人の多い)20代から40代の男性を中心に罹患者は1万人を超えた。先進国でこの数の風疹患者が出ているのは日本だけだという。

政府はなぜ即座に手を打たないのか。『他にもワクチン接種の必要なもっと悪い病気があるから』と答弁していたが、風疹は生まれてくる赤ちゃんに悪影響を及ぼす怖い病気だ。

既に影響を受けて生まれてきた赤ちゃんもいるし、これから産もうとして迷っている妊婦もいる。少子高齢化対策を政策の課題に挙げている割には、肝心なところで対応があやふやだ。政府は本当に国民を守る気持ちがあるのだろうか。

強制的に、先ず20代から40代の男性に国の費用でワクチン接種を受けさせるべきだ。非正規雇用の若者が激増している今、1万円以上かかるワクチンを個人負担で受ける人は少ない。

ある学者が「日本は予防注射をきちんとコントロールできない国になった」と書いていた。国の価値が下がったのだ。ともかく、一刻も早く風疹をコントロールしてください。

次の選挙では、口先ばかりではなく、本当に国民を守ってくれると思われる政党に投票をしたい。もし民主党政権が続いていたら、風疹のワクチン接種を実行していただろうか。ふと、ドジョウさんの顔を思い出した。

ユニバーサル通りと千日紅
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どこにでもいますよね、嫌な人って。職場にそういう人がいると毎日会社に行くのが憂鬱になるのは自然の理。いろんな対処法が云々されていますが、私のリトマス試験紙的対処法を披露します。

あなたは、嫌な人を心から消し去ろうとして、思い切ってフレンドリーに話しかけたりしたことがありませんか。

例えばトイレで出合ったとき「月曜日は疲れるね」なんて、普通の同僚に言うように。すると相手はシーラカンスのような目をしてあなたを見た後、何も言わずに個室に消えた……

嫌な気分が残りますね。うっかり話しかけた自分も又、嫌になったりします。でもいいのです、それがリトマス試験紙の役割を果たしたのですから。

後は君子危うきに近寄らず、で通す。相手の職場でのパターンは把握できているので、できるだけ合わないようにする。仕事の話をしなければならないときは、サイボーグで通す。そう、感情を一切入れず必要な話だけをする。

大切なことは、相手の悪口を一切言わない。人は悪口を言う人を面白がっても尊敬はしないものです。相手が悪口を言っていると分かっても、会社では反論の悪口を言わない。

ともかくできるだけ接触を避け、必要時にはサイボーグで通す。正面から鉢合わせをしたときなど、目を合わせず素通りする。シーラカンスの目であなたを無視しようとしている相手に、果実を与えてはいけません。

そのうち相手の存在が自分の中で薄れてきます。逆に相手がストレスを感じて歩み寄ってくるかもしれないし、敵意をむき出しにしてキレルことがあるかもしれない。会社でキレルと修復に時間がかかります。

人生は短い、嫌な人のことで心を乱されている時間はもったいない。将来に備えて資格を取ったり、英語をマスターしたりして有効活用したりしなくっちゃ。そして、いつか囁いてやりましょう、”Your eyes seem to be coelacanth.” うふふ。

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日本は世界でもっとも好まれている国のトップに挙げられている。国民の民度の高さがその一翼を担っているのは明らか。差別感むき出しのシュプレヒコールをするデモ隊の姿を見たら、震え上がる外国人は多いはずだ。『日本人の本質はこれか』

昨日はヘイトスピーチをするデモ隊側200名とそれを阻止する350名が乱闘になり8人が逮捕された。ヘイトスピーチは即刻止めていただきたい。国家の品格に傷が付く。

うちの息子は大阪の城東区の公立小学校に通った。毎年誕生日にはクラスの男の子全員を招いて誕生日パーティーをした。年々、やってくる子供たちの成長が楽しみだった。息子は楽しく有意義な小学校生活を送った。

城東区の住民は25%が在日韓国人の人々であるが、子供同士なんの違和感も差別感も無く仲良く卒業していった。真っ白な子供の心に、差別意識や間違った優越意識を植え付けてはいけない。

一人で韓国を旅したとき、あちこちで親切な人々に出会った。観光地で荷物を預かってくれた銀行の女性職員、同乗したタクシーの代金を「せっかく韓国に来てもらったのだから」と言って私に払わせなかった女学生…… 挙げればきりがない。時々思い出すと又行きたくなる。

昨日たまたま鶴橋の焼肉街を通った。以前、イギリス人のボスが日本を去るとき、プレゼントをした浴衣を着てこの通りに立ったボスと奥さん、それに坊やの姿を思い出した。

韓国街に立つキモノを着たイギリス人一家。国籍は違っても同じ地球号に乗り合わせた人間同士、仲良くしなくっちゃ。

鶴橋1
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2012年5月、オクラホマの石油長者ハロルド・ハムと妻のスー・アンが離婚をした。焦点はその巨額の慰謝料にある。1999年にメディア王ルパート・マードックが前妻と別れたときに支払った170億ドルより60%高い、270億ドル以上になるのである。これで彼女は、アメリカのお金持ち女性ベスト20に含まれる。

1998年、スー・アンは既に離婚を考えて、そのための専門弁護士を雇っていた。そのことを知ったハロルドは仕事に差し障ると判断し、同年10月妻に対して精神判定と共に夫に脅威を及ぼす行動の禁止命令を下すようにと裁判所に訴えた。

同年12月に一応訴えは取り下げられたが、2003年スー・アンは突然家を出て、オクラホマシティから100キロ離れた郊外の家に二人の娘と共に移り住んだ。そしてそこから、電子機器を夫だけが住む家に設置して、その行動の一部始終を監視し始めた。

ホームビデオや音声の録音の対価として、約一万ドルの請求書も見つかっている。やがて、隠しビデオや隠しマイクがその効力を発揮した。2010年、スー・アンは夫が浮気をしていることを発見したのである。

2兆5千億円以上の金を元妻に払うため、ハロルドは筆頭株主として所有している会社の株式を売却しなければならない。2007年から飛躍的に伸びた会社の業績に基づいて計算された巨額な慰謝料を、1998年から離婚弁護士を雇っていた妻に払う必要があるのか…… 一つの論点だ。

2012年5月に離婚が成立する直前まで、二人は公共の場で理想的な仮面夫婦を演じていたというから驚く。それにしても巨額の慰謝料、同じく巨額の弁護士費用を払った後で一体何に使うのかしら。

ちなみにスー・アンは夫が経営していた会社の元弁護士である。ふうん、なるほど。だから、しっかりポイントは抑えていたのね。女性は強い、それとも凄い?

オクラホマ シティ: 写真
オクラホマ シティ (トリップアドバイザー提供)
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海外旅行、特にアメリカとヨーロッパで面倒くさいのはレストランなどでチップを渡さねばならないこと。どの位渡せばいいのか、サービス料が含まれている場合は渡さなくてもよいのか等々考え込んでしまう。

小銭を準備しておくのは最良の策だと思う。10%の3ドルを渡して笑顔が浮かばなければ後1ドル追加する。サンフランシスコの小じゃれたレストランでランチを取った後、周囲の客と会話を楽しんでいると店の亭主がじっと私を見つめていた。

『チップの習慣の無い日本人客は忘れる場合が多々あるのでチェックが必要』という顔付をしていた、ような気がする。一人旅の場合、フードコートで食べたり、好きなものをいっぱい買ってホテルの部屋で夜景を見ながら食べるというパターンが気楽。

シェリムアップのラッフルズホテルのテラスでアイスコーヒーを頼んだ。マカロン付のアイスコーヒーを、青いプールと白い花が鮮やかに咲く美しい庭を見下ろしながら飲んだ。席を立つとき僅かなおつりを残すと、ウェイトレスのカンボジア美女の顔に笑顔が広がった。国によって喜ばれる金額の基準が異なるのね。

オフシーズンのニースで、エーゲ海を見ながらシーフードを食べようと有名なレストランに入った。暇なのでディカプリオのようなボーイたちが席に来て「そんなの頼んでも一人じゃ食べれませんよ」とか言って、頃合のサイズの料理を薦めてくれた。昼下がりのエーゲ海は人影も少なく、料理は美味。言うことなし。

カードで払い、いざチップをと小銭を探すと大枚しかなかった。おつりをもらうのもなんだし、「ごめんね」と言ってチップ無しで出てきたが、日本好きな彼らは笑顔で見送ってくれた。あれ以来、常に1フラン札や1ドル札を何枚か持つようにしている。

それに比べると、日本はとっても気楽。先日六本木のミッドタウンで、ニューヨークに本店のあるレストランでちょっと高価なランチコースを気楽にいただいた。ニューヨークならデザートが出る頃合になると、頭がチップの計算を始めたものだ。

トリップアドバイザーで、最近行ってみたい都市の一位に東京が選ばれた。案外チップがいらないところが人気の秘密では。

ミッドタウンランチ4


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初めてその女性に会ったとき、大げさではなく三十代に見えた。美しい笑顔が素敵なその人に、大学生と中学生の息子、それに高校生の娘がいると聞いて驚いた。三人の学費を賄うために、彼女は朝から夜までパートで働いている。

奥さんが若く見えるのはご主人がいいからだ、と聞いたことがある。確かに誰もが羨むような仲の良い素敵な家族のようだ。その彼女が幾つか行った以前のパート先で、女性社員からかなり苛められたと話してくれた。

名前を呼ばれず「奥さん」と言われ、あからさまに聞こえていることを承知で「奥さんはこれだから仕方ないわね」等と陰口を叩かれた。家に帰ってから泣いている彼女を見て、子供たちが心配をしたこともしばしばだった。

そこで事務の仕事は止めて、今の職場で製品検査のパート従業員として働き始めた。パートでも社員並みにその日のノルマの製品が出来上がるまで家には帰れない。時には夜遅くなることもある。しかし一緒に働く人々が優しくて、仕事はきつくても心は楽だと笑った。

彼女の仕事量たるや、すごい。四人に朝ごはんを食べさせ、三つのお弁当を渡してから出勤。夜まで目いっぱい働き、帰ったら怒涛のような家事の山が待っている。明日の食事の下拵えも必要だ。おまけに週末といっても土曜日が休めるのは月に一度だけ。

たとえ財産は残せなくても子供たちに最高の教育を身につけさせたいと、彼女は体力の限界まで働いている。日本の民度が高く保たれている大きな理由の一つは、同じような多くの母親たちがいるからだ。そういう女性を同性が攻撃するとは言語同断。

私は彼女に言った。「あなたが苛められたのは、本当はみんなが欲しいと思っているものを全て持っているからよ(理想的な家族、子供に対する深い愛、外見だけではなく若く美しい心)。女の勲章だと思いなさい」

しかし彼女の体が心配だ。トラウマを乗り越えて楽な事務の仕事に戻れるように、どうか女子社員の皆様、家庭の主婦を暖かく受け入れてください。健気な女性の悪口を言っても、本当に傷つくのは自分です。

なお、家事育児と仕事を両立させている主婦は切り盛り上手、正社員として迎え入れると会社にとっても強力な戦力にきっとなるはず。

大阪駅12階花壇なでしこ
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もうすぐボーナス、何となくうきうき気分が巷に漂う。何だかんだといっても、毎日会社や工場に行っていれば夏と冬渡されるボーナス。やっぱり会社を愛しちゃおうかななんて、日頃上司の悪口を言っているあなたも思っちゃったりして。

工場の朝の朝礼。数えれば正社員5人、パート9人、派遣14人、アルバイト6人を前に工場長が朝の訓示を垂れる。「会社のために不良品や無駄を出さないように、愛社精神を発揮して極力努力をしてください」 15%未満の正社員はこっくりをするだろうが、パート以下の労働者は浮ぬ顔。製造現場の現実だ。

15歳から24歳の働く若者のうち、非正規雇用率は男性47.2%、女性53.6%である。『鉄は熱いうちに打て』と言われるが、企業に入りきちんとした訓練を受ける機会も無く最低限の賃金で暮らしている彼らを思うと胸が痛む。

国の実権を握っている人たちには、自分の子息とかけ離れた貧しい生活を余儀なくされているこういう若者たちに、真剣に目を向ける気持ちがあるのだろうか。プロ野球のボールが勝手に取り替えられていた件についても、トップは知らぬ存ぜぬで通そうとしている。選手の気持ちを考えたことがあるのだろうか。

少し話が横道に逸れかけたが、国策として、非正規労働者、特に若者にきちんとした技術や資格を身につけさせ、正規労働者として働くチャンスを作っていただきたい。経団連の皆様も、貧困層の温床になりつつある非正規労働者を将来の皆様の会社の顧客とするためにも、一定の割合で雇っていただきたいのです。

30歳から34歳の若者で結婚をしている割合は、非正規労働者は正規労働者の半分です。中産階級に属する新家庭を育成するために非正規労働者の正社員化を図ることは、同時に少子高齢化対策にもなるのです。

ボーナス日、ビヤガーデンで祝杯を上げる正規労働者の陰で、ボーナスどころか最低限の賃金で希望の無い生活を強いられている多くの非正規労働者がいることを忘れないでいただきたい。明日はわが身かもしれませんぞ。

オクトーバーフェスト日比谷若者
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昨日、ショッピングモールのフードコートでランチを食べた後、トイレの鏡の前で、歯間ブラシで歯の周辺のマッサージを心がけた。そのとき、ふと気配を感じて視線を落とすと、三歳くらいの女の子が顔を上に向けて、大きな目で私の口元を凝視していた。

くるりと反対側を向いてマッサージを続けると、その子も私の前に回りこみ、見上げるのを止めない。なかなかの知恵者だ。又くるりと体を元に戻すと、今度は四歳くらいの女の子が私の顔を見上げている。思いがけず姉妹の挟み撃ちにあい、ギョッとした。

先ほどの三歳児も又前に回ってきて、二人一緒に四つの大きな目でじっと見上げながら言った。「おばちゃん、何してんの」 うーん、子供の好奇心をないがしろにできない。しかしそのとき、ママが外から顔を出し「はよ、しなさい。行くよ」と子供二人をせかした。

「おばちゃんね、歯をきれいにしているの」を皮切りに歯間ブラシの効用を説明しようとしたのだが、眉間に皴を寄せた母親は、二人を引きずるようにして連れて行ってしまった。

手のかかる時期の子供を連れているお母さん、イライラするのは分かるけどもう少し余裕を持って子供と一緒の時期を楽しみませんか。そして面倒くさくても、子供の「これ何、あれ何」質問には誠実に答えてあげましょう。

ゲーム機やテレビに子育てをさせずに、自然に触れさせるため、できるだけ外遊びをさせましょう。好奇心が大いに満たされた子供は、道筋を立てて物事を考える癖が身につき、賢い子供に育ちます。下手な習い事よりも効果覿面。

それにしても子供の好奇心はすごい。あんなキラキラした大きな目(しかも四つも)で見られたことは、ここ暫くなかった。午後仕事をしながら、かわいい二人の姿と共に息子の小さいころの思い出も蘇りほっこりした。子供って、本当に素敵。

あんなかわいい二人の女の子を持つお母さん、子育ての終わったおばさんたちから見ると、あなたは物凄く幸せな人に思えますよ。最後にエールを―― フレーフレー、子育て中のお母さん達!

ママと子供たち小
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3月の上旬と下旬、中国の昆明空港で夜明かしをした。楽しかったけど寒かったこともあり、『ああ、同じ空港でも成田で夜明かしをすると、もっと快適だろうなあ』と思った。

試す日がやってきた。5月下旬、東京から大阪まで朝六時過ぎに離陸するジェットスターに乗るために、最終の電車で成田空港に行き朝までそこにいたのだ。

ジェットスターは第二ターミナルから離陸する。しかし第一ターミナルの方が夜開いている店が多いのではないかと思って第一ターミナルへ行った。ところが、第一と第二ターミナルを結ぶシャトルが動くのは朝六時過ぎだと聞き、あわてて第二ターミナルまで戻った。

第二ターミナルで電車を降りて二階に行くと、たちまち空港職員が寄ってきて、「ここは閉めます、一階に行ってください」と言われた。一階に行こうとする私の背後で「一名そちらに行きます。いえ、日本女性です」と言う声が聞こえた。ふうん、連絡をするんだ。

一階に行くと、「そこからあそこまでの間にある椅子に座ってください」と具体的に居場所を指定された。フィリピンを中心に東南アジア人らしき子供連れの外国人の姿もちらほら。

職員が遠巻きにして見ている中で、椅子三つ分を拝借して横になることができた。私の前の席で、きれいな若い女性がイケメンの恋人に甘えている言葉を子守歌代わりに、眠りに落ちた。シンデレラ城にいる夢を見たかも。

一箇所に集められ、一軒の店も開いていない成田空港での夜明かしと比べると、昆明空港では夜明かしをする乗客は放牧状態に置かれ、ケンタッキーフライドチキン(だけ)が24時間開いていた。

その昆明空港では、国際線の出発ロビーのあちこちに散らばって寝ている人が多く、いつでも熱湯が出るので、カップラーメンを深夜過ぎに食べた。笑顔の素敵なお掃除のおばちゃんたちが一晩中いたので、安心だった。

夜明かし時、社会主義国の中国の空港で野放し状態に置かれ、成田空港で人数や国籍さえもそれとなくチェックをされるというのは、はて、何やら面妖な……  

それにしても、空港で一晩過ごすのってちょっとしたスリルで、面白い。7月ピーチで石垣島に行くが、朝7時頃離陸するので、うーん、関空で夜明かしかな。旅って最高。

成田空港写真
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かなり、嫌よね、太平洋を二カ国で分けようなんて。中国の首相は一体何様のつもり?もともとこれは、キーティング太平洋軍司令官が昨年五月に訪中したとき、中国の軍幹部が言った言葉だ。

「我々が空母を開発するから、太平洋のハワイから東部を米国がとり、西部を中国がとるとことで合意できないか」 ―― 国連安保理常任理事国が口にする言葉か。

日本だけではなく、ベトナムやフィリピンに対しても、呆れるしかない勝手な国境線の引き方をして、我が固有の領土だと主張している中国。ともかくアブナイ。

歴史問題を日本攻撃の目玉商品にして領土問題を正当化させようとしている中国の意図をなし崩しにするためには、政府は強力な対抗プロジェクトチームを作るしかない。

本音とたてまえを使い分け、歴史問題に言及させないための知恵を絞る。閣僚も個人で(変装すると尚可)例の神社の参拝はしても、公人としては決して参拝しない、させない。まして某女性大臣のように、悶着を起こすような発言は一切慎む。

韓国と仲良くする。韓国の日本に対する論点は既に把握しているはず。韓国を逆なでせず、又某知事のように公人が垂れ流しのように自分のコメントを口にするのは一切止める。ともかく戦争については真摯に反省する態度に徹する、DNAを乗り越えて。

膨大な国家予算を注ぎこんでいる軍事費の費用対効果を考えると、中国の軍幹部は一刻も早く武器を使いたくてうずうずしているはず。平和国家に徹して世界中の国々を味方につけるのが使わせない一番の良策。言ってやろう、「不良在庫の山の前で涙ぐめ」

ややこしいロシアとも仲良くし、気の毒なベトナムやフィリピンと被害者同盟を結び、何度も言うが韓国と良い関係を結ぶ。アメリカだけに頼っている時代は終わったのよ、自分の足で歩き出さなくっちゃ。

プーケット海ピピドン島small
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今アメリカで、リタイア後に住む場所として、緑豊かで美しいビーチが広がるプーケットの人気が高い。既に世界各地から移住してきた10万人の人々(全住民の21%)が住む、コスモポリタンシティになりつつある。

その人気の理由は風光明媚な土地柄、とけ込みやすいタイ人の人柄に加えて、生活費の安さにある。月350ドルから400ドルで(殆どが家具付きの)居心地の良い住居を借りることができる。

その住居費に、食費、光熱費、レジャー費、交通手段として保有するモーターバイクの維持費を加えても、退職したカップルで月に10万円もあれば足りる。

夜を賑やかに過ごしたいと言うなら、プーケット最大の都市パトンの近くに住めばいい。田舎の生活を楽しみながら、都会の喧騒も楽しめる。生活スタイルは人様々だ。

海で泳いだり、六つあるゴルフコースを回ったり、美味しい外食を楽しんだり…… フレンドリーで気楽な食堂から最高級レストランまで幅広く揃っているので、お気に召すまま。

その他にも、充実した医療施設、通常アメリカの20%から80%安い医療費、それにタイで二番目に大きい国際空港のあるプーケットは、退職者にとってより安心のできる永住地だ。

昔は年取った男性がやってきてタイ人の妻を娶って暮らしたり、多くのバックパッカーが滞在したりしたが、近年は事情が変わってきた。新規参入者には家族連れが増え、子育て中の家族はインターナショナルスクールで子供を学ばせている。

年金が目減りした日本のリタイア組も、自然を満喫しながらゆったり暮らせる場としてプーケットを選ぶ人が増えるかもしれない。 『微笑みの国にようこそ』―― タイのキャッチフレーズです。

プーケット都会small
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今日は朝からすごいものを見た。開いたばかりのスーパーの前に座って、買ったばかりのレタスに、同じく袋から出したばかりのチビマヨネーズをつけて食べているオジサン。横には蓋を開けたツナ缶が置いてあった。

目が合ったので、「これこれ、そこのお人、家で食べなはれ」くらい言ってあげようかなと思ったけど、本気目をしていたので、言うのを止めた。ふと、ハノイを思い出した。

ハノイで泊まったホテルは旧市街にあった。ホテルの周りの道沿いには夥しい数の人々が座っていて、物を売ったり食べ物を提供したりしていた。食事時になると、フォーを始め、美味しそうなものを食べている人で通りが埋まった。

街路樹のように延々と並んで、一生懸命ものを食べている人の間を歩いていると、時々目が合った。みな本気目で食べていた。ひょっとして今朝のおじさん、ハノイでの強烈な印象が私に白昼夢を見させたのかもしれない。

ハノイの旧市街は同じような通りが迷路のように入り組んでいるので、なかなかホテルに帰れなかった。いつもホテルの前に立っている赤い服を着たドアマン君を見つけると、ほっとして体から力が抜けた。

旧市街は狭い道を車やバイクも通るので、いつもごった返している。しかし歩きながら、妙な安心感を感じたのも確かだ。同じ種族が住む村に帰ってきたような……  

東南アジアの国々に行くと、日本人がどこかに置き忘れてきた原始的な人間臭さを感じる。職場や学校でいじめが蔓延るのも、本来持っているはずの人間的な優しさもまた、どこかに置き去りにされてきたからではないだろうか。

ハノイの旧市街に建つ我がスターホテル、ようやく道を覚えたのは、帰る日の朝だった。

メコン川クルーズsmall
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これから何をするかと考えている私は、今までとまったく違う分野で短期で働いてみることにした。面接の席で、履歴書を見た面接官が唐突に叫んだ。「えーっ!TOEICがXXX点!」 英語にまったく関係の無い仕事なのに、たぶんそれで採用になった。大した点じゃないのよ。

6月10日が初出社なので、今日その会社のホームページをチェックしてみた。なんと、しっかり海外支店があった。"That's why I told you that you should have studied TOEIC." 以前外国人にそう言われたことを思い出した。芸は身を助けると言うが、短期バイトで入社しても、もっと若いあなたなら、正社員になれる可能性が大いに高まるはず。

TOEIC は長文読解も難しくなってきているし、文法もうっとうしいので荒稼ぎができるのはHearingよ。正解を見ながら何度もCDを聞き、少なくとも400点くらいは取れるようにする。こういう質問には、こう答えるというルールを徹底的に身につける。やがてHearingのナレーションが可愛くなってくるとしめたもの。

今日アマゾンから取り寄せたのは、通訳ガイド試験のテキスト二冊。これは英語だけではなく、地理、歴史、社会事象もテスト範囲に入るので未知(無知?)との遭遇も多い。眠っていた脳の一部が動き出した気配がする。

おまけに図書館から『30日でしゃべれるようになる中国語』の本を借りてきたので、忙しいわ。中国語は四声が大変とのことで習わなかったのだけど、ベトナム語など六声もあるので、それならちょっと齧ってみようかなと。

英語の他に、もう一つ外国語が日常会話程度できると楽しいし、強いわね、就職や転職を考えている人には。ものすごく嫌な会社に死に物狂いでしがみついていなくても、選択肢は広がるはず。でも、次を見つけてから辞めるのよ。

今度言われてみたいわ、「えっ!中国語がしゃべれるの!」って。うふふ。

上海人々
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今、私が一番後悔をしていることを言いましょう。それは、どうして20代や30代の時をもっと大切にして、輝かせなかったかということです。もう一度あの頃に戻れたら…… でも、タイムマシンはありません。

それに比べたらあなたたちは若い。失った時を数えるのはまだ早いのです。今が、今後の人生で一番若い瞬間です。どんな素晴しい人生が待っているかわからないのですよ。先ず一歩を踏み出しましょう。一日一日を大切にしましょう。

あなたが男性なら、安全な場所を選んでの夜のジョギングがお薦め。時々星や月を見上げながら走っていると、広大な宇宙の中でくよくよしていることがちっぽけなことに思えるはずです。

また、早朝ジョギングもお薦め。一年を通じて民家の前や路地裏で、一生懸命咲いている可憐な花々の姿が心を和ませてくれます。人と比べるのではなく、今から自分だけの花を咲かせればいいのです。

唐突ですが、本を読みませんか。本は心の栄養素です。狭い考えから生まれた体内の毒素を取り除いてくれ、こういう考え方もあったのだと思うと気が楽になります(経験者語る)。図書館を親友にしましょう。

なお、何となくやってみたかった資格に挑戦するのも楽しいことです。旅行が好きなら添乗員を派遣する会社の説明会に参加してみる。動物が好きならトリマーなどペット関係の職業に首を突っ込んでみる。

手先が器用な人は、かわいいグッズを作りネットショップを開くのも楽しいかもしれませんね。とりあえず関心のあることからやってみませんか。商工会議所やジェトロのセミナーに顔を出してビジネストレンドを掴むと、起業のチャンスが訪れるかも。

今年三月、中国当方航空の格安航空券でミャンマーに向かったとき、乗り継ぎのため昆明空港で一夜を明かしました。丑三つ時、唯一一晩中開いているケンタッキーで眠っているバックパッカーの若者たちを見て思わず出た言葉―― 青年よ、大志を抱け! 今、この言葉をあなたに贈ります。

飛行機
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今就職もせず学校にも行っていない15歳から39歳の若者が381万人もいる。一昨日日豪戦で埼玉球場を埋めた人の波の61.5倍の数だ。子を持つ親としては人事ではない。

高校に行っていないあなたへ; 通信制の高校を選んで少しずつ勉強を始めてみませんか。高校を中退していたら、その前に取った単位を考慮してもらえるので早く卒業できますよ。

時々スクーリングで学校に行ったり、ボランティアで老人ホームを訪れたりする必要があるので、徐々に社会に慣れることができます。卒業後は大学へ進学するのも夢ではありません。

ご両親の協力が欠かせません。「就職しろ」「学校に行け」と言うだけでは引きこもり状態にあるお子さんは為す術がありません。具体的に手続きを取り、そして親子一緒で卒業するくらいの気持ちで寄り添ってあげてください。必ず努力は報われます。

大学中退や卒業後に引きこもっているあなたへ; 発想転換をして、何でもしてやろうという気になれませんか。こういう仕事や会社でなければならないという先入観を捨てるのです。

小さな町工場でアルバイトでも、お弁当屋さんの宅配でも、先ず家から出て自分の体でお金を稼いでみましょう。徐々に社会に溶け込んだ後、粘り強く探せば必ず仕事は見つかるはずです、若いんだもの。

それと平行して、今日から就職に有利なTOEICの勉強を始めませんか。先ずヒアリング対策として過去問のCDを繰り返し聞きましょう。また、経理財務の知識があれば就職に有利なので簿記4級程度から始めたり、IT関連の知識を身につけたりするのもグッドです。

思い切って海外に飛び出すという手もあります。中国で中国語を学びながら働いたり、東南アジアで営業をしたりする。アプライする前に、滅茶苦茶簡単英会話のCD付本を買って多少の受け答えができるようにしておけば、採用される可能性大です。

先ずアルバイトでお金を貯めて、バックパッカーで東南アジアを旅してみませんか、ウォークマンで英会話を聞きながら。心の壁に大きな風穴がドーンと開く筈です。

青い花とかわいい木
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昨日のオーストラリア戦は、2014年ブラジルワールドカップをかけた大一番、ご馳走を食べながら見ようと思って茹でた蟹を大量に買ってきた。

これが失敗の元、ともかく蟹の身を取り出すのに忙しく、目は殆ど手元に釘付け。合間にガブリとビール(ガブリとシャブリでなくて残念)を飲む時に顔を上げて画面を見るだけ。

ようやく食べ終わってホッと一息ついたのは、0対0のままの前半終了間際。蟹の残骸を片付け、後半は裃をつけたつもりでテレビの前に座る。オーストラリアも必死だから何が起こるか分からない。

そろそろ引き分けかなと思い始めた後半34分、オーストラリアの浮き球のクロスがゴールに吸い込まれた。あ、もう駄目だ、これはドーハで行われるイラクとの最終戦に賭けるということになるのでは……

20年前ドーハで、ロスタイムにイラクに一点を取られ、日本のワールドカップ出場の夢が断たれた、あの悪夢が蘇った。

思わずテレビを消そうと思った。残り時間は僅かだ、ほぼ負ける。私には嫌なものは見ないという癖がある。しかし昨夜は日本選手の底力を信じた。テレビの前に正座して、祈りながら見続けた。

失点9分後、本田のクロスがオーストラリア選手の手に当たりPK獲得。ヒェー、文字通りラストチャンスだ、残り時間は3分だもの。埼玉スタジアムの62,172人のサポーターは狂喜した後静まり返った。

蹴るのは球を掴んで話さなかった本田圭佑。真正面に蹴りこまれた球はネットを揺らした。やったー!久しぶりに大阪が輝いた瞬間だった。

桜と大阪城
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グリニッジビレッジに近いアパートに住むアビー・ヤコブソンは、郵便受けの中から1944年に書かれたラブレターを見つけた。その後アビーは、その当時彼女の部屋に住んでいたマシュー夫妻の手がかりを求めて、役所やライブラリーを訪ねて回った。

最初インターネットを利用して夫妻を探すことを躊躇していたアビーも、何の手がかりもないまま数ヶ月が過ぎた後、仕方なくツイッターやFB、それに”Lost letter project’s website”で協力を呼びかけた。

その結果多くの人々が協力を申し出、マシュー夫妻の従姉妹だと思われるデンマークの女性からも連絡があった。いろいろな繋がりを辿っていった結果、最後にニューヨークに住む建築家スコット・マシューが夫妻の息子であることを付きとめた。

戦場から今は亡き父が今は亡き母に出したラブレターが見つかったという知らせに、スコットはスリルを感じた。「この手紙は一体どのようにして運ばれてきたのだろう」

この話で連想したのが、日本兵が書いた手紙だ。太平洋戦争末期、護衛艦をつけてもらえなかった多くの日本の輸送船団が魚雷攻撃を受けて海底に沈んだ。戦場の島から日本の妻や婚約者へ宛てた、夥しい数の兵士の手紙も海の藻屑になった。

憲法96条の改正を考える前に、敵潜水艦の餌食になるのが分かっていながら速度の遅い輸送船に乗らざるを得なかった、勇敢な船員の魂の声に今一度耳を傾けていただきたい。海に呑まれた、決して見つかることのない70年前のラブレターが語る言葉にも……

熊野灘small
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ギリシャのサモス島からトルコのクシャダスに船で渡ったとき、その親日さに圧倒された。そこで知り合いになった家族から、エスキシェヒールの家に招待され数日滞在した。

葡萄棚のある瀟洒な三階建ての家で、慈悲深く美しいお母さんが作るトルコ料理を振舞われ、一緒にメッカのカーバ神殿の方向に向かってお祈りをした。トルコは故郷の一つになった。

今そのトルコでイスラム色を強めようとするエルドアン政権に反対する暴動が首都アンカラなど48都市210ヶ所に広がって、1700人の逮捕者が出ている。

デモはイスタンブール中心部にあるタクシン広場の再開発計画への抗議として始まったが、警官隊が当初、催涙ガスや放水車などで鎮圧を図り、これに反発した市民と衝突して一気に拡大したのだ。

酒もタバコも嗜まないエルドアン首相は2013年4月、『大半がイスラム教徒であるトルコ国民にとっては、アルコール飲料ではなく塩味のするヨーグルト「アイラン」が国民的飲料である』と発言した。ふうん、私は甘いヨーグルトの方が好きなのですが。

その言葉の通り、5月24日、トルコ国会はアルコール飲料販売制限・広告禁止法案を可決した。小売店は午後10時から午前6時までアルコール飲料の販売禁止、又製造業者による広告やスポンサー活動も禁止される。

飲酒が禁止されているアルジェリアを旅した後、サハラ砂漠にあるチュニジアとの国境の町で飲んだ赤ワインの美味しかったこと。程よいアルコールはこの世の憂さを晴らし、明日への活力を与えてくれる。

トルコ共和国の創設者であり初代大統領であるムスタファ ケマル アタチュルクは非宗教的社会を現実のものとし、「新しいトルコ共和国は人民の国であり、人民によって作られる国である」と共和国宣言をした時演説をした。その精神が守られてほしい。

各地で出合った暖かい人々の顔を思い浮かべると、トルコの暴動は本当に悲しい。このことがきっかけで東京にオリンピックが招致されても嬉しくない。一日も早く、のんびりとタクシン広場に集うトルコの人々の笑顔が見たい。

イスタンブール: 写真
イスタンブール (トリップアドバイザー提供)
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Author:海 夏碧
自分の足で歩き回った国は60ヶ国以上、ニューヨークとLAで会社勤めを経験。一人で子育てをしながら、外資系の会社の管理職を歴任。アイスバーンを運転してスキー場に行き、タンクを背負ってサンゴ礁を遊泳。目下、楽しめる起業を模索中。


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