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ありますよね、何もかもいやになる日。彼女もそんな気分になったのでしょうか、東京で勤めていたとき、東大出の女性がふらりとアメリカに行ったまま帰って来なくなりました。

小早川さん(仮名)はあろうことか、アメリカから手紙を寄越し、会社に置いてある自分の荷物を、アメリカに送ってくれと言ってきました。
課長のよしんばおじさん(殆ど死語の『よしんば』を愛用するのでついた綽名)が「やれやれ、困ったものだ」とため息をつきながら、彼女の荷物をまとめていました。

東大出というので期待をされて入ってきたのですが、ぼうっとしていて、「小早川さん」と呼ぶと「はえ(「はい」がそう聞こえた)」と返事をしていました。小早川さんが女性でなければ、適材適所ですごい場所で仕事をしていたかもしれません。日本では、女性はまだまだ黒子ですから。

『人がみな我よりえらく見ゆる日に、花を買いきて妻としたしむ』 昨日はそんな気分になりました、もっとも妻はいませんが。いやな仕事をやるように言われ、断ったのですがやらざるを得なくなり、何だか悲しくなったのです。

私はいやならいやとハッキリと言うのですが、なんだかんだと丸め込まれ、結局させられてしまいます。サラリーマンという立場は、わがままな人(自由人とも置き換えられる)には、何もかもいやになるチャンスを多く作ってくれます。ああ、こんなとき荷物をまとめて、関空に向えたらいいな。

『旅に病み、夢は枯野を駆け巡る』 芭蕉の気持ちが痛いほど伝わってくる名句です、よっぽど、旅が好きだったのでしょうね。あれから長いときが過ぎても、好きなときにパッと旅に出る生活はなかなかできないものなのね。

赤い靴を履いた女の子のように行ってしまった小早川さん、案外アメリカ人と結婚をしていて、今頃大統領選の投票に行っているかもしれません。
      
        日本の田舎
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海 夏碧

Author:海 夏碧
自分の足で歩き回った国は60ヶ国以上、ニューヨークとLAで会社勤めを経験。一人で子育てをしながら、外資系の会社の管理職を歴任。アイスバーンを運転してスキー場に行き、タンクを背負ってサンゴ礁を遊泳。目下、楽しめる起業を模索中。


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